2011年02月19日
【新たな農の可能性を切り拓く取り組み紹介3】~農地を守り、人を育てて地域農業を担う 西部開発農産 編~
画像はコチラからお借りしました
今回は、500haを超える日本でも有数の多角経営を展開し、広域的な農業の担い手として人を育てて地域農業を担う「西部開発農産」さんを紹介します
■西部開発農産とは?
■地域からの厚い信頼がどこからくるのか?
■安定的な多角経営の中身は?
■できる若手の育て方は?
このテーマに沿って紹介したいと想います
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2011年02月18日
かみなか農楽舎・類農園合同企画 「これからの農業どうする?」をテーマにコラボ企画が実現!!レポート~後編~
みなさん、こんにちは
引き続いて、「かみなか農楽舎・類農園合同企画 第二部:懇談会~第三部:食事会」の様子をお送りします。写真 や感想 も併せて載せますので、ぜひその場の雰囲気を想像しながら お楽しみ下さい。
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2011年02月18日
かみなか農楽舎・類農園合同企画 「これからの農業どうする?」をテーマにコラボ企画が実現!!レポート~前編~
去る2月11日、大阪の類グループ本社において農業従業者や関係者総勢50人が集い、「かみなか農楽舎・類農園合同企画」が行われました。今回のレポートではその模様を2回に分けて報告させて頂きます!
【会場全景】
今、どの業界でもコラボレーション(協働)が盛んに行われています。
そんな中、TPPを巡って全国的にも話題が沸騰している農業に長年取り組んできた企業同士、しかも地域は全く異なるものの、歴史も事業形態も非常に近い二つの企業が真剣に新しい「農」の可能性を探る!ということで、「一体どんな場になるのか?」と企画・運営を担った類グループ・社会事業部としても準備の段階からワクワク・ドキドキの連続でした。
結果は大成功!!!
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2011年02月17日
「農」再生の実現基盤ってなに? Indexと概要(2)
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5章-1 農をめぐる新しい試みの成功事例 ~農の共認域を広げる市民農園~
・2005年特定農地貸付法:誰でも市民農園を自由に開設できるようになる。
〔市民農園急増における意識背景〕
・農地所有者側の意識:納税対策。市街化調整区域での農地利用希望。
・市民農園利用者の意識:自分で土や自然に親しんで、作物を作って、食べたい。
〔市民農園性向のカギ〕
・運営側に、農作業に関する指導人材がいる。
・施設利用に関する利用者同士による協議の場がある。
・農園を盛り上げるイベントが定期的に開催される。
・農園の社会的な評価を高める活動がある。
・農から共認域を広げる手段としての市民農園には可能性あり。
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5章-2 農をめぐる新しい試みの成功事例 ~共同体そのものを地域資源を活用し、再生してゆく集団(無茶々園)~
〔主催者:片山氏の想い〕
・技術革新(農薬・除草剤・化学肥料・遺伝子操作作物、)が進み多様な作物が登場してきたが、人類の存亡レベルでの、「食べても大丈夫か」という疑惑が浮上してきた。
・環境保全型農業が叫ばれるようになり、篤農家、学者、技術者の研究によって、色々な分野の人々がチームワークを組み、環境保全型農業に取り組めば、化学農法に対抗できる大規模有機農業も可能と考える。
・本来、農地とは、農家にとって先祖代々の生活を支える基盤であった。
・若者は農地を捨て都会に出て行き、国が造成した農地も高齢化の波の中で放置されている。
→資本力に乏しい一般の農家も10ha程度の大規模農地なら十分に取得可能になった。
・新農基法の制定による企業資本の農業分野への流入は、農地価値を高騰させるだろう。
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・日本の農業は、①企業経営と②協同組合経営とが混合していき、農業には工業的に生産できない限り規模限界があるので、農業企業(組合)では中小企業が乱立するものとなると予想する。
・過去、家族みながそれぞれの仕事・役割を担っていた時代は、それ自体が、人生や社会を学び、生きる喜びと奉仕の場である協同労働を包摂していた。私たちは、それを集団家族経営の場で協同労働を進化させていきたい。
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・新しい農村社会の再生プランとは、営利活動を越えたかつての運命共同体を、21世紀に進化させた様々な組織、非営利・協同の地域社会協同組合なのではないか。
・経済構造、生産現場がいかに変化しようとも遠い先祖から培ってきた文化を守り、受け継ぎ、味わい、永遠に残したい。この、故郷の再生は無茶々園の究極の目的である。
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・故郷基盤とは、
緑の地球の再生と人々の心の再生、生きとし生きる者たち全ての共生という観点に立ち、小学校の低学年までは父親の背中を見、母親の深い愛に包まれて育てることの出来る環境。小学校高学年になると子供は皆の宝という観点に立ち、共同生活を始め、老人たちとの共生も含め、皆で生きるという生き方を学ぶ。学問も出来る限りやらせ、経済活動に疲れたときには元気になるまで古里で休養し、また戦いに出る。年寄りには生きがいの仕事をやってもらい、在宅介護でひとりも寝たきりにしない、させない。
それが瞼の無茶々園である。
(無茶々園・片山元治氏の放言集「わしらの農業」より引用・要約)
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2011年02月16日
「農」再生の実現基盤ってなに? Indexと概要(1)
終章の「6章.「農」再生の実現基盤とは」の前に、これまで展開してきたことを、簡単におさらいしてみたいと思います。
◆各章で取り上げた概要
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1章.アジア型農業の可能性
世界大戦敗戦後に最初に行われたのは、軍部の再生を阻止するために行われた財閥解体と意図を同じくする「農地改革」であった。私有を可能にした農地の細分化は、それまで日本に脈々と残存していた地域共同体的な風土にダメージを与えることとなった。もともと、幻想価値の少ない農産物の生産ながらも、それらの生産活動を軸にした『生活の場(生産も生殖も子育ても消費も・・・全てを包摂したもの)』という機能を失えば、地域共同体は一気に衰退していくこととなった。
戦後農政は、農地の大型化・機械化などを躍起になって推進してきたが、根本問題としての『農』の活性化を実現できていない。そこで、日本の農業の特徴とは何かを見ていくことにした。
・日本の農業は、アジアモンスーン気候地域に位置することに特色がある。
・旺盛な植物の生命力は、持続可能な農業生産の基盤をなす。
・狭隘な国土ではあるが、労働集約型の生産方式によれば生産効率は上がる。
・アジア型は、どちらかといえば自給的な側面を保持しており、多数の品目を複合栽培(土地の多面的利用)する性格をもっていた。
そしてそれは、気候・風土や共同体の自立に合致したものであった。
・食の安全保障を「自給する力」と捉えるなら、零細農家が多いことは、その潜在的な「力」である。
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2章.日本の土地に見合った「農」を実現する可能性・基盤はあるのか? 1.日本の農業の現状分析
・1960年→2000年で生産量は、5倍。生産効率は上がっている、⇔自給率▼
〔“>図表:「農畜産物生産量(万t)と農業者一人当たりの生産量(t)」〕
・それを支えるのは、1割にも満たない大規模販売農家(売上1000万以上)。
大規模農家は、経営耕作地の規模が大きいということではなく相応の経営努力をしている。
・それ以外の大半の農家は、経営規模が小さい。
・状況に応じた「適正規模」による多種多様な農業経営を展開することが日本農業の可能性。「儲からない」「大規模化しかない」という固定観念さえ捨てれば、その実現基盤は現状にたくさん眠っている。
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2011年02月15日
農園のハウス、復活!
こんにちは、類農園のsugi70です
寒い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
僕たちが住んでいる、奈良県の宇陀は、昨日もたくさんの雪が降り積もり、みんなでビニールハウスの雪かきに追われていました。年末の大雪といい、これだけ積もるのは10年一度起こるか起きないかの出来事だそうです
子供たちにとっては、雪がしんしんと積もれば雪合戦や雪だるまをつくって楽しく遊べますが、僕たちにとっては、改めて雪の怖さを思い知らされた一日でした
さて、今回のブログの記事は、「ハウス復活!」と題して、年明けに潰れてしまったハウスを、新しく立て直してた過程をお伝えします。
みんなの苦労の甲斐あって、とても立派で綺麗なハウスを建てることができました 😉
これで、無事20日の鶏の解体イベントも開催できます!
それでは、ご覧下さい。
posted by sugi70 at : 2011年02月15日 | コメント (7件) | トラックバック (0) TweetList
2011年02月08日
類農園の農産物を徹底PR☆~大和太ねぎ~
みなさんこんにちは。
いつも応援ありがとうございます。 😀 😀 😀
この冬はとにかく寒いですね。
地元の方たちも、これだけ雪が降るのは久しぶりだと言われます。
野菜が凍って収穫できなかったり、
ネギを掘ろうにも土が凍っていてスコップが入らなかったり。
類農園奈良農場がある大宇陀の気象データーを調べてみると、
最低気温がマイナスになったのは、
12月が21日、1月はなんと31日全てでした。さらに1月は、
-3℃台が7日、-4℃台が5日、-5℃台が2日、-6度台が2日。
収穫時間をずらしたり、前日に収穫したりと、
みんなで検討しながら出荷をすすめているところです。
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最近特に高い評価を頂いている類農園の野菜。
その中で、今回は「大和ふとネギ」の紹介です。
○「大和ふとネギ」って何?
大和の伝統野菜の一つです。
白根部分が太く、緑色の葉先まで美味しく食べられるのが特徴です。
○どんな風に作っているか?
・苗作りとして、播種は4月に行います。
・定植は6月中頃、梅雨入り後に行います。
何回も土寄せをするため、苗は谷部分に植えつけます。
株間が@7.5cmで数が多いため、事前に穴あけ機で穴をあけてから 植えつけていきます。
・白ネギは土寄せした分だけ長くなります。昨年は追肥をしながら5回行 いました。
・収穫は12月から2月まで続きます。
○出荷先は?
・すべて直売です。
飲食店・ホテル・レストラン・給食会社などです。
注文が増えてきて、一般の人にはお届けできなくなりました。
○評価は?
今年は特にたくさんのお客さんから嬉しい評価を頂いております。
そして、我々の食卓に登場した時も、
「たしかに ウマイ!」と言う声を何度も聞きました。
そんな中、お客さんの声をひらってみますと、
「おたくの商品を見ると、他に頼めないのよね」
「一本づつ袋に入り、シールがついて商品作りがいい」
「甘くて柔らかい」
「太くて長い」
などなど。
奈良県の宇陀地域は、標高350メートルで寒暖差が大きいことから、
より甘みの高いネギになります。
この冬の冷え込みも、甘みをさらに増してくれました。
労力をかけて土寄せをしているので白根も長いわけです。
高い評価を頂いて、我々の活力もアップ。
最近は注文を頂いても、畑のネギがほとんどなくなり
申し訳なくお断りしている状況が続いています。
来年は、さらにたくさんの方々に食べていただけるように、
「植え付け面積は二倍にしよう!」 とみんなで決めましたので、
さらに期待して下さい。
posted by totokaka at : 2011年02月08日 | コメント (14件) | トラックバック (0) TweetList
2011年02月05日
【新たな農の可能性を切り拓く取り組み紹介2】~農事組合法人 和郷園 編~
新たな農の可能性を切り拓く取り組み紹介 第2回目は、農事組合法人 和郷園を紹介します。
その秘訣は・・・と行く前に恒例の応援クリックをお願いします。
「農業は製造業である」という認識のもと、取引先(お客さん)が求めるものを、安定して生産・提供していく仕組みづくりかをしている点が、
国内外でも評価をされている注目企業です。
和郷園の代表理事である木内博一さんが、総合研究開発機構理事長の伊藤元重さんと
対談したレポートから記事を抜粋しながら魅力に迫りたいと思います。
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posted by imayou at : 2011年02月05日 | コメント (4件) | トラックバック (0) TweetList
2011年02月02日
「農」再生の実現基盤ってなに?~5章-4 農をめぐる新しい試み~共同体の再生を事業化する『類農園』~
1999年の開設以来12年目を迎える類農園は、近頃、絶好調! 😀
特に昨年は、インターンシップ受入れ数全国2位、共同で開講している『自然体験学習教室』 は過去最高の会員数200名を突破、農水省や全国農業会議所から耕作放棄地の有効活用や地域活性化を評価されて表彰を受け…、さらに作物では地元の農業賞を受賞するだけでなく、ミシュラン☆付きの有名店から注文が相次ぐなどなど、本当にノりにノっています。
詳しくはコチラのブログに↓
類グループが勝ち続ける理由~類農園-インターンシップ受入れ全国2位の秘訣!~
さて、そんな類農園、こんなに成果を上げ注目されているのはなぜなのでしょうか!?
今回のエントリーでは、その秘密に迫ってみたいと思います。
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posted by nanbanandeya at : 2011年02月02日 | コメント (16件) | トラックバック (0) TweetList
2011年01月30日
自然薯がフレンチに!
類農園の野菜に、新しいお客様がふえました。
今度は、ミシュラン一つ星のフレンチのお店、東京・西麻布のrestaurant NARUKAMI様(http://www.restaurant-narukami.com/)です。
一昨年9月に西麻布に移転され、色々な雑誌、専門誌に紹介されている、素敵なレストランです。
(NARUKAMI)
NARUKAMIさんには、昨年食事に行った際に、シェフとお話させてもらい、美味しい野菜を探していると言うことを聞いたので、サンプルを送って農園の野菜を紹介させてもらいました。そうしたら、「自然薯がすごく美味しくて、面白い食材になる。出来れば定期的に発注していきたいけど、対応してもらえる?季節の野菜と一緒にお願いします。」と電話を頂きました。
フレンチに自然薯をどう使われるのか?とても面白そうです。
(類農園の自然薯)
(自然薯の粘りはこんな)
類農園の自然薯は、本来の味と粘りを重視して、作りやすく品種改良されていない「野生種」の「おくて」を栽培しています。まさに、山菜の王者を、安定栽培しているので、山で採れる自然薯に勝ってはいても、劣ってはいないと自負しています(実は、自生の自然薯は、交配やウイルスによる変質などで、当たりはずれが大きいのです)。
(自然薯の収穫)
類農園の野菜は、実際食べてもらうとホントに作り手の思い、丹精わかってもらえ、高い評価を頂いてます。
高い評価をもらえると、もっと工夫して、もっと美味しい野菜を作ってお届けしたいという気持ちになります。
さぁ、春ももうすぐ!今年もがんばりますよ!
応援よろしくお願いします!
posted by parmalat at : 2011年01月30日 | コメント (7件) | トラックバック (0) TweetList