2009年08月20日
食料自給率の成立背景①~戦後の食糧不足、専業農民激減による「警鐘」⇒食料自給率~
既にご存知のように食料自給率は、日本の農水省が独自につくった概念です。
諸外国の自給率も日本の農水省が独自の計算式をもとに算定したものです。
従がって、外国では自給率という概念そのものが使われていません。
(韓国では同様な統計を最近とっていますが・・・)
【参考】雑誌農業経営者の『食糧自給率の罠(農業経営者2009年1月号)リンク(PDF)』
そこで今回は、
・それではなぜ、日本の農水省は自給率という概念を用いる必要があったのか?
を追求していきたいと思います。
続きを読む "食料自給率の成立背景①~戦後の食糧不足、専業農民激減による「警鐘」⇒食料自給率~"
posted by sari at : 2009年08月20日 | コメント (7件) | トラックバック (0) TweetList
2009年08月19日
農地法改正→企業参入後の農業はどうなる?②
「大企業が農業参入するとどうなる?」をテーマに、現状取られている方策で、今後の農業がどうなっていくのかシミュレーションしていきたいと思います。
現状は
マスコミが農をどんどん取り上げることで「農は重要、大切」という世論形成がされている。
マスコミや政治家が自給率低下をアピールすることで、日本の食料についての危機感・不安感が高まっている。
モノが売れない各企業は、新たな市場を探求している。→農地法改正で農業参画を睨んでいる。
農家は高齢化、後継者不足で地方も元気がない。
地方自治体は耕作放棄地の増加を食い止めることが目先の緊急課題。
さて、どうなっていくでしょうか・・・
posted by misima at : 2009年08月19日 | コメント (10件) | トラックバック (0) TweetList
2009年08月18日
農地法改正→企業参入後の農業はどうなる??①
こまつさん、夏野菜の紹介ありがとうございました 写真もきれいでとってもおいしそうですね
さて、お盆も終わりましたし、心機一転、今週も追求 追求
今週は・・・
8/18(火) 企業参入後の農業はどうなる?①
8/19(水) 企業参入後の農業はどうなる?②
8/20(木) 食料自給率の成立背景①
8/21(金) 食料自給率の成立背景②
8/22(土) アメリカによる共認支配と年次改革要望書
の5本立てで予定しています!
さて、それでは早速いきましょう☆ 企業参入後の農業はどうなる?①
続きを読む "農地法改正→企業参入後の農業はどうなる??①"
posted by misima at : 2009年08月18日 | コメント (13件) | トラックバック (0) TweetList
2009年08月17日
おススメ夏野菜で夏バテ知らず♪
こんにちは、こまつです。
お盆休みも終わってしまいましたね。もっとも、百姓には盆休みとかあまり関係ないですけど・・・
今年は梅雨明けがずれ込んだこともあり 、いつもより夏が短い感じですね 🙄 三重の方からは早くも稲刈りの便りが届きました。shojiさん、鹿児島からのリポートありがとうございます。こちら類農園奈良農場では、秋の野菜苗作りが佳境を迎え 、圃場の方もいよいよ秋の作付け準備に取り掛かっていきます。
とはいえ8月半ば 、まだまだ暑い日が続きます。冷やしそうめんもいいですが、それでは栄養が偏ってしまい、夏バテの原因になります。夏野菜には、体を冷やしたり、スタミナをつける栄養素が多く含まれています。夏バテ予防のためにも、夏野菜をしっかり食べて、暑い夏を乗り切りましょう 😀
という訳で、少々遅くなった感もありますが 、類農園のオススメ夏野菜を紹介したいと思います 😉
続きを読む前にポチッと☆応援ありがとう!
posted by komayu at : 2009年08月17日 | コメント (14件) | トラックバック (0) TweetList
2009年08月16日
鹿児島の現場から
みなさんこんにちは 😀
お盆休みも今日で最後、明日からまた仕事だって人多いんじゃないでしょうか?
みなさんはお盆休みを何して過ごしましたか?
私は鹿児島に帰省してゆっくり温泉 やおいしい物を食べて来ました
今回は、兼業農家だった親に現在の農事情をヒアリングしてきたので報告します
その前にいつものぽちっとお願いします
posted by shoji at : 2009年08月16日 | コメント (8件) | トラックバック (0) TweetList
2009年08月15日
稲刈り始まりました~
みなさんおはようございます。
三重からせきやです。
ついに稲刈り始まりました。
今年はお中元商品で新米を出すため8月5日に稲刈りしました!類農園史上初の早さです。
これチョー早いです。ここらへんの集落ではおそらく一番のりだと思います。
稲刈り直前までずーーーーっと雨続き でお日様が照らなかったので、ちゃんと実るか心配でしたがちゃんと実ってくれていました。ヨカッタヨカッタ。
ただ、ぐずついた天気が続いたせいか、収獲したお米は若干小さい ように思いました。お米が小さいと選別の時にハネられてしまうお米が増えて食べるおコメが少なくなってしまいます。 🙁
今のところ、お米の作況指数も若干悪いようですね。これからの天気にもよりますが、こちら三重でも少し収穫量が少なくなるかもしれません。
まあ、天候についてはどうしようもないですね。自然相手なんだから毎年同じものが出来ることの方が少ないでしょう。こういう時こそ「自然の恵みを頂いている 」という事を強く感じますね。
さて、これから怒涛の稲刈りラッシュが始まります。 😈 毎日稲刈りが9月中旬まで続きます。
どの稲も、からだに蓄えた栄養分を籾(お米)にせっせと運んでいます。 周りの田んぼの稲穂も徐々に赤らんできました。 :blush: 籾の9割方赤らんだら刈取りにちょうどよいタイミングになります。
刈取るタイミングによっても品質が変わってきます。タイミングの見極めがとても重要です。今までの集大成なのでキッチリやりたいと思います。
アイガモちゃん がいた田んぼも稲穂が実ってきたので、アイガモちゃんは小屋のへ引越ししました。 冬までの間、たくさん食べて大きくなってもらい、美味しいお肉になってもらいます。
この時期は田んぼの風景がとてもキレイ です。
お日様がもう少しで沈んでいくくらい(午後6時くらい)の約30分間は、日中の強烈な日差しではなく、黄色身がかったやさしい光になります。その光が田んぼを照らすとなんとも幻想的な風景 になります。
写真は撮った時間が遅くてちょっと暗くなっちゃいましたけど、稲穂にこの光があたると、辺り一体金色に輝いてすごくきれいなんです。 近くに田んぼがありましたら、収獲前の時に一度見ていただきたいです。
こちらでは収獲の秋、実りの秋が近づいてきてます。(まだめちゃめちゃ暑いけど)
明日も稲刈りがんばりまっす
posted by keitaro at : 2009年08月15日 | コメント (8件) | トラックバック (0) TweetList
2009年08月14日
【自然の摂理に沿った食の摂取】~土地と伝統食~
自然の摂理に沿った食の摂取について、どのような追求がされてきたのか、中国のウイグル自治区をピックアップして、調べてみた
画像はウィキペディアより。
中国北西部に位置する新疆ウイグル自治区。
人口は中国の全体のおよそ80分の1だが、100歳以上の超高齢者の五人に一人がここに住むという、屈指の長寿地域でもある
シルクロード沿いのオアシスがあるトルファン、ウルムチなどには元気なお年寄りが多いが、一方でアルタイ山脈の奥地には長生きする人が少ない。同じ地域でこの格差はどうして生まれるのか。
先に進む前に、応援クリック をお願いします
続きを読む "【自然の摂理に沿った食の摂取】~土地と伝統食~"
posted by megu3 at : 2009年08月14日 | コメント (7件) | トラックバック (0) TweetList
2009年08月14日
【自然の摂理に沿った食の摂取】~露地栽培の作物は 理に適っている
暑い夏が続いてます。
ウリ科の植物は、体温を下げてくれる効果があります。
夏にスイカやキュウリを摂るのは、非常に理に適っているのです。
応援お願いします
続きを読む "【自然の摂理に沿った食の摂取】~露地栽培の作物は 理に適っている"
posted by pochi at : 2009年08月14日 | コメント (9件) | トラックバック (0) TweetList
2009年08月13日
農作業が認知症の治療に効果
■おはようございます。まるいちです。
今年の夏は梅雨明けが遅く、日照不足や湿害による農作物への影響が懸念されています。
また、台風9号の影響も大きそうです。
自然を対象としている農業・・・決して人間の思い通りには行きません。
しかし、その恵みをいただいて、人間は生きています。すべてを受け入れ、委ねる、自然に感謝する気持ちを忘れずにいたいなぁと思います。
●今日は、農の持つすばらしい【力】を紹介します。
農の持つさまざまな機能、これを生かした【本物の農業】をやりたい・・・そう思います。
以下の記事はJAcom 特集 より引用させていただきました・
農作業が認知症の治療に効果
土に触れることで忘れていた記憶につながる「農作業が認知症の治療に効果」医療法人社団松弘会 トワーム小江戸病院
認知症患者のリハビリテーションに農作業などの園芸療法を取り入れ効果をあげている病院がある。
「今日はゴーヤの苗を植えてます。ゴーヤを食べたことがありますか…」と10人ほどのお年寄りに話しかけると、食べたことがあると大きくうなずく人や「知らないなあ」と返事が返ってくる。数人のお年寄りがスコップで土を掘り、ゴーヤの苗をもらい植えていく。職員さんと話しながら植える人、黙々と作業する人などさまざまだが、みんななんだか嬉しそうだ。
◆嬉しそうに苗を植える認知症の患者
「今日はゴーヤの苗を植えてます。ゴーヤを食べたことがありますか…」と10人ほどのお年寄りに話しかけると、食べたことがあると大きくうなずく人や「知らないなあ」と返事が返ってくる。
数人のお年寄りがスコップで土を掘り、ゴーヤの苗をもらい植えていく。職員さんと話しながら植える人、黙々と作業する人などさまざまだが、みんななんだか嬉しそうだ。後ろで見ていた人が「水をやらないと枯れちゃうよ」と何度も大きな声で叫んだり、けっこうにぎやかだ。如雨露で苗に水をやり、やっとひと段落だ。
今度はジャガイモを掘る。「○○さん、ジャガイモ掘ってみたい…」「うん、掘る」というような会話を交わしながらジャガイモ畑へ。後ろで見物を決め込んでいた人もみんなが楽しそうに掘っているので、自分も掘りたいと参加する。車椅子だから参加できないが、みんなの作業をニコニコと嬉しそうに見ている人もいる。
作業が終わるとリハビリ農園の真ん中にある休憩所で、お茶を飲みお菓子を食べながら歓談だ。
リハビリ農園には、さつま芋やカボチャ、ナス、枝豆などのほかヒマワリなどの花も植えられている。枝豆はもうすぐ収穫できそうだし、カボチャも実つけている。
(写真)ゴーヤの苗を植える患者たち
◆認知症は不治の病ではない
ここは埼玉県川越市にある医療法人社団松弘会の「トワーム小江戸病院」だ。同法人はガンマナイフを使用した脳腫瘍の手術など質の高い医療で知られる三愛病院(さいたま市)を中核に、埼玉地区で医療・介護事業を展開してきている。
そして昨年6月、全国的にはまだ珍しい認知症専門病院としてこの病院を開設した。
「長年、三愛病院で診てきた患者がどんどん認知症を併発し、その患者が介護施設に入ると患者と病院との関係が切れてしまい、必要な医療をうけられないまま亡くなるケースも起きた。こうした患者を最後まで責任を持って診れるようにしたい」とこの病院の開設理由を済陽(わくよう)輝久理事長は語る。
そして「認知症は不治の病ではない」ことを強調する。そのために現時点で認知症患者への可能な限りの最新医療・リハビリを追及したとも。リハビリについては、犬との触れ合いによるドッグセラピー、東邦音大とタイアップした音楽療法とともに、園芸療法が取り入れられている。
(写真)トワーム小江戸病院の済陽輝久理事長
◆土に触れることで体が覚えていた記憶が
園芸療法の効果として、患者は室内という閉鎖された空間にいるのでストレスが溜まり、「銅像」のように動かなくなり、患者同士が話をすることも難しくなるが、外にでてくつろぐことでストレスを発散し、会話ができるようになることがあげられる。
人の顔を見ても誰だか分からなくなった人が、土や植物に触れるとそれが刺激になって、「あの人は誰それさんだね」と記憶がつながることがあるという。
精神的に不安定で攻撃的になる人が、土を掘ったり草をむしったりすることで攻撃する気持ちが発散されるという効果もある。
この病院でも、認知症検査で紐を結ぶことができなかった男性が、トマトの苗を植えたあと苗を支柱に紐できちんと結べたケースもあるという。
その男性は小さいときにお母さんとトマトを植えたことがあり楽しかったという経験があった。その記憶を体が覚えていて紐を結ぶことができたのだろうという。そして、お母さんとの楽しい思い出を話したとも。
そうした記憶は「壷のなかにしまわれていて、健常人はすぐに思い出して使えるが、認知症の人はそうした作業ができないが、土に触れることで刺激を受け、記憶につながる」のだろうという。
◆これからの研究・実践に期待が
この病院が開設して1年。200床の病床はほぼ満床だが、この1年で100人ほどが退院している。自宅に帰り、自分で食事ができ、トイレに行かれるようになり、家族の手助けを受けて入浴できるようになったからだ。
いまの医療ではまだ認知症が完治することはない。園芸療法も音楽療法も薬による治療も、症状を「改善」したり進行を遅らせたりする効果があるということだという。
園芸療法の研究や体系化は日本ではまだ進んでいないというが米国では国家資格ではないが「園芸療法士」の資格制度があり、園芸療法の体系化が進められているという。
土を耕し植物に触れることは、農耕民族である日本人の心を揺さぶる力があるのではないだろうか。農業が認知症の治療にさらに効果を発揮できるような研究と実践がさらに広がればと感じた。
最後まで読んでいただきありがとうございます☆ポチッと応援お願いします!↓
posted by nara1958 at : 2009年08月13日 | コメント (6件) | トラックバック (0) TweetList
2009年08月12日
自給率の本質+農業の脱市場化は図れるか?
「自給率の本質+農業の脱市場化は図れるか?」
7月25日付けの記事で展開する予定でしたが、諸事情で延期となっていたこのタイトル・・
これは農業に興味を持ち始め、自給率について調べていくと、自給率という概念は、なんと日本の農産省がつくった指標らしいのです。
外国では、自給率という概念、いっさい使用されていないとのこと。。。
これはどういうことなのか?農業の脱市場化は図れるか?の仮説も交えて展開していきます
それでは本文に入る前に恒例のやつお願いします。
posted by imayou at : 2009年08月12日 | コメント (8件) | トラックバック (0) TweetList