2007年09月19日

工場野菜が危険?安全?・・・なんて考えてしまうのはなんで?⇒価値観念の洗脳が最も危険!では?

【工場野菜】って聞いただけで”危険?安全? ・・なんて考えてしまうのは、なんででしょう?
まるいちです。数年前に『買ってはいけない』という本が出版され、200万部が売れました。その後、このシリーズが続く中で、『「買ってはいけない」は買ってはいけない』『「買ってはいけない」は嘘である』と言う批判本も出版され、事実はどこにあるのか?が良く解らなくなり、いろいろ調べた経験があります。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』買ってはいけない
それで、このブログの「工場生産野菜って どうなん!? ~ブログ『自然の摂理から環境を考える』~「工場野菜って・・・危険?安全?」をうけて」 「LED栽培って、どうなん?」
そして元々の『自然の摂理から環境を考える』「工場野菜って・・・・危険?安全?」
と言う記事に関して考えてみました
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■現代は、身の回りの物のほとんどが「工場で作られた生産品」で埋め尽くされています
直接身体につける衣服 や化粧品 、石鹸やシャンプー 、口に入れる薬 やサプリメント 、日常の生活空間である住宅 や事務所 、はもちろん、食べ物・・・冷凍食品 や惣菜 、お弁当 、パン 、乳製品 、缶コーヒーや清涼飲料水 、塩や砂糖 、醤油やソース 、マヨネーズやケチャップ 等、も加工され調理されたもの・・・これら全部が「工場で作られ」ています。
そして、人間そのものも発電所 で作った電力 を使った人工照明 の下、空調の効いた室内で長時間生活し、様々な電磁波 の飛び交う空間にいて、排気ガス に汚染された空気 を吸い、浄水場で人為的に加工された水道水 を工業生産品の塩ビパイプを通して飲料水 にしています。
●現代社会 においては工業生産品 を抜きにしては全く生活が成立しない状況 であるというのが現実だし、また、その恩恵 を受けて生活していると言う事もまた事実です
ですから、工場で作られたから危険人為的に加工したから危険、翻って自然の中で育ったから安全・・・と言うような価値判断は事実を捻じ曲げてしまう危険性を感じます
参考 現実否定の自己欺瞞 現実否定の自己欺瞞
それで【工場野菜 ですが、危険であるか否か の分かれ目は養液への化学物質 、具体的には植物ホルモン剤や成長促進剤等の混入の有無 、そしてその物質の危険性 は?と言う論点に絞られてくるのではないでしょうか?
しかし、この観点では他の工業生産品より危険性の特定は容易なように思います。
ちなみに、土壌で生育していない!微生物との関係は?と言う観点では、植物は土壌で生育していても有機物をそのまま吸収できないので無機物の形で必要な養分を供給できていれば、この事自体が危険と言う判断根拠にはならないと思います。もちろん、ミネラル分が少ない養液であればミネラル分の少ない野菜が出来上がり、美味しくないとか栄養分が少ない、と言う結果になるとは思いますが。
ですが、私も皆さんの意見と同じように「違和感」を感じてしまいます。
この違和感の出処はどこにあるのでしょうか?
続きを読みたい!!!って思った人 ついでにこんなブログをやってる
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posted by nara1958 at : 2007年09月19日 | コメント (5件) | トラックバック (0) List   

2007年09月18日

LED栽培って、どうなん?

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>植物工場研究所より
私たちには、太陽の恵みに対する特別な思い入れがある。果実も野菜も土に抱かれ、太陽の光を浴びるからこそ、甘く、栄養たっぷりに育つのだという思い。だからこそ太陽の光を必要としない「地下農場」「野菜工場」と聞くと、ぎょっとしてしまう。人工光で、大丈夫なの?って思ってしまう。けれど、一般に流通している野菜の多くは人の手が加わり、ハウス栽培や水耕栽培、肥料や農薬も投入している。そうであれば、光を投入するのもやはり、そういった農法の一つではないかとも思える。
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posted by takuya at : 2007年09月18日 | コメント (4件) | トラックバック (0) List   

2007年09月17日

実りの秋景色

先日、琵琶湖西岸の安曇川流域の地を訪れる機会がありました。
平坦な田んぼがひろがる景色が刈入れ時でしたが、
久しぶりに、なんか、ほっ・・・とする想いになりました。
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そういえば、母方の親が百姓をしていたので、稲刈り時は、
母親に連れられて、何度か手伝いに出向いたことがありました。
遠い昔に見たことのある景色を想い出したのかも知れません。
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淀川水系の主要河川図 王朝の湖水[淀川水系史歴遊]よりお借りしました。
琵琶湖に関する記事がありますので、ご覧ください。

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posted by ayabin at : 2007年09月17日 | コメント (7件) | トラックバック (0) List   

2007年09月16日

お米をもっと食べよう~お米シリーズ予告編~

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みなさん、こんにちは~
農業ブログ を運営する私たちにとっては、一年の中でも最も旬な季節実りの秋 がやってきました
この季節になると、いつも思い出すことがあります 😥
今思い出しても、すごーーく申し訳ない気持ちでいっぱいになる亡き祖父への感謝 と謝罪 のエピソード

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posted by tateko at : 2007年09月16日 | コメント (6件) | トラックバック (0) List   

2007年09月15日

『新しい「農」のかたち』は就農定住事業ネットワークから ②

●就農定住事業は農の枠に留まらない
本来の事業目的=皆の期待はどこにあるのか?この期待は農業家に限らず社会全体の期待 です。
農業の枠や、研修生個人の期待に留まらない、まさに地域の再生。
「就農定住事業」は、「地域共同体再生事業」という認識で望む事業なのです。それで初めて、農を取り囲む、地域社会、さらには地方との交流が生まれ、事業は動き出す。
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その昔、殆どの民が農民だったように、農業は一つの職業としてより、人の生活そのものでした。
農業は共同作業で行なわれ、“結い”や文化人類学で言うところの“蕩尽”という言葉から伝わるように、その関係の中で収穫される米は、食糧としての物的価値であると同時に、集団の営みとしての象徴 でした。

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posted by pochi at : 2007年09月15日 | コメント (6件) | トラックバック (0) List   

2007年09月14日

『新しい「農」のかたち』は就農定住事業ネットワークから ①

未分類

このブログは 『新しい「農」のかたち』 なので、折りに触れて より具体的な“新しい農のかたち”に迫っていきたいと思います。
今のように機械化される前、多大な労力を必要とする農業は、人々の集団生活(地域共同体)の中で、人の繋がりによって成りえていました。ゆえに、新しい農のかたちとは、 農業を介しての新しい人の繋がり=就農定住事業のネットワークを作ること だと言えます。
「新規就農者って何人くらいいるの?」(2007.9.11エントリー)で触れているように、新規就農者が増えている――という話を聞きますが、その数はまだ多いとはいえません。しかし、少ないながらも、農を志すこの層が中心となって、その“かたち”を体現していくことで、これからの日本の農業は支えられていきます。 
となれば、もっと農の魅力、その背景にある可能性を伝えていきたい。そして就農を志す方々を応援していきたい――。
今回は、新に農業に足を踏み入れる「農業の新規参入者(農家の後継者以外の就農)」、そして彼らを受け入れる「就農定住事業」をもつ自治体に着目します。
 かみなか農楽舎(福井県三方上中郡若狭町)
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現在掲げられている「産業振興」や様々な「まちづくり施策」等、あらゆる町政の基本に集落の活性化があることから、本事業では、『都市からの若者の就農・定住を促進し、集落を活性化する』ことを大きな目標としています。その成功のためには、地域を熟知した活力溢れる運営体制の構築と、永続・安定的に都市や他地域から人材が流入し、本事業をサポートするような都市ネットワークの形成という、二つの課題に取り組む必要があります。

とっとりふるさと就農舎(鳥取県国府町) 
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広域合併を果たした鳥取市は、農業が基幹産業の一角を占めるようになりましたが、その大部分が中山間地域であり、高齢化、後継者難、若者の流出等により地域の活力が年々失われつつあります。この事態に対し、鳥取市では新たな地域活性化の施策が必要であるとの判断から、第8次鳥取市総合計画に農業担い手・後継者の育成として「農業ビジネススクールの設立」が位置付けられ、就農定住促進対策事業の目玉として取り組みを行ないました。

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2007年09月13日

農山漁村体験が子どもたちをたくましくする!

こんにちは雅無乱です。

8月末の雅無乱のエントリーでこんな記事を紹介した。

農山漁村で宿泊体験活動を=小学生対象、モデル地域設け-農水など3省
(2007年8月31日(金)13:03 時事)
 総務、文部科学、農水の3省は31日、小学生が農山漁村に長期宿泊し体験活動に取り組めるよう、2008年度から子ども農山漁村交流プロジェクトを始めると発表した。自然の中での活動を通じた教育面での効果と農山漁村の活性化が事業の狙い。
 全国の小学校の1学年規模に相当する120万人が毎年1週間程度の宿泊・体験活動が可能になるよう、5年程度をかけて取り組みを進める。08年度は100人規模の受け入れが可能なモデル地域を全国に40カ所設け、宿泊面や活動の場の提供など受け入れ態勢の整備を進める。受け入れ地域は地方独自の取り組みも含め全国500カ所へと拡大を目指す。

 
いよいよ国も「子どもの健全な育成」に本腰を入れ始めたということだろう。

農山漁村に長期宿泊して、様々な体験をする企画。実は私たちはかなり以前からそんな企画に取り組んできた。

類塾『かみなか長期合宿』企画である。
詳しくはコチラ→http://blog.goo.ne.jp/sizentaiken/e/0ed6a38434eb88170c52eb739ec33b8e

今年も7月下旬に実施し、参加した小6~中2までの子どもたち約40名は、一生残る想い出と、社会に出て行くのに必要な能力の芽とを、しっかりと掴んでくれたのではないかと思う。

今回は、その企画の中の畜産業体験、農業体験、漁業体験で子どもたちが何を掴んでくれたのか、彼らの感想文を紹介してみたい。
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posted by nanbanandeya at : 2007年09月13日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2007年09月12日

夏の気温と米の収量の関係

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稲刈りも後半に差し掛かってきた長谷です。
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正国さんの記事「8月は高温・少雨」を読ませて頂いて、気温と米の収量の関係を調べていたら、興味深いデータを見つけました。
 http://www.asahi-net.or.jp/~rk7j-kndu/kisho/kisho03.html
 当地、伊勢地方も、7月後半の梅雨明け以降、異常に高温な夏
となりましたが、当然、お米の品質や収量に影響があるはず、
 8月末時点での東海農政局の発表では、三重県南部の作況は平年並み(平年並みの収穫量が望める)、また、周辺の農家の方々の話を総合すると、このあたりでは、平年の収量を上回ったところがほとんどのようです。やはり、関係あるのか。 
以下、上記サイトより引用

コメの単位面積当りの生産量(単収)は農業技術や時代によって変化してきた。それゆえ、ここでは作況指数(その時代の平均収量を 100として表わす)と夏の気温偏差との関係を調べることにする。%E5%A4%8F%E3%81%AE%E5%B9%B3%E5%9D%87%E6%B0%97%E6%B8%A9%E3%81%A8%E7%B1%B3%E3%81%AE%E5%8F%8E%E9%87%8F.jpg
図3.4 米作期の夏の気温偏差と米の作況指数との関係。これは宮城県についての関係であるが、東北6県平均についてもほとんど同じ。+印は天保年間、□印は1975年以後、○印はそれ以前。 (「地表面に近い大気の科学」(東京大学出版会)、図9.1 より転載)
図3.4は夏の気温偏差(または6~8月の平均気温の近似値)と作況指数の関係を示している。この関係は昔も現代も変わらないことがわかる。注目すべきは、気温偏差が-1℃以内なら、収量は約10%以内の減収であるが、それより低温の冷夏年には、気温偏差0.5℃ごとに20%の減収となる。
このわずかな気候異常が社会に大きな影響を与えることになる。3ヶ月間の平均気温で±1℃以上の偏差があったとき「異常」と呼ぶのは、このことからも理解できるであろう。


これを見ると、冷害を受けやすい東北宮城のデータであること(以前は、日本の稲作の北限に近かった)を考慮しても、夏の平均気温が米の収量に大きな影響があることがわかります。
1℃というと、一見大したことの無いように感じるが、平均で1℃の違いは、自然界、作物にとっては、決定的な違いで
、冷害に強い品種の開発、栽培管理技術の向上等があって、平均収量が高まってきても、その気温変動による収量への影響は、人間の力では、如何ともしがたい部分が存在することが、あらためて分かります。
 でも、そこが、農業の難しいところであり、面白いところ(追究し甲斐がある。)
でもあると思います。
 では、何で、こんな関係があるのか、引き続いて調べて行きたいと思います。
最後まで、読んでくれてありがとう。
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posted by naganobu at : 2007年09月12日 | コメント (5件) | トラックバック (0) List   

2007年09月11日

新規就農者って何人くらいいるの?

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以前のヒヨッコ百姓さん の記事でリンクされてたサイトに、新規就農者に関するデータが載っていたので紹介します~ 😀
確かに考えてみたら、新規就農者が増えている・・という話は聞くけれども、実際何人くらいいるの?増えてるの?って聞かれたら答えられない・・・
そんな人、注目です
ありがとうございます
 

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posted by staff at : 2007年09月11日 | コメント (4件) | トラックバック (0) List   

2007年09月10日

「ガンって何?原因の一つは肉食だった!(2)」

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●なんで肉の摂取量増→ガンの増加になったのか?
日本の食生活は戦後、米国によって2回変わってきました。
1度目:敗戦後パン、肉食など洋風化
2度目:70年代、ファーストフードの登場

これらアメリカの食の支配により、日本の食文化であった穀物と魚介類の摂取が少なくなり、肉類の摂取が多くなっています。
日本のがん死亡率は世界でイタリアに続いて多いことは意外と知られていません。その中でも突出して多いのが胃がんです。
他国との比較を以下に示します。がん統計2005年から数字を拝借しました。
【男性の10万人あたりの死亡者比率】
     がん死亡全体 胃がん 肺がん
日本    303.3    52.2  67.6
アメリカ  207.2    5.3   65.5
イギリス  279.2    13.7  70.0
フランス  303.2    11.0  72.0
韓国    157.1    31.0  37.0
日本と韓国の胃がん死亡率が高いことと アメリカの胃がんが非常に少ないこと がわかります。
【日本のがん患者の推移】こちらは10万人相当の患者受療率の人数です(男女混合です)
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65年:10人
75年:30人
85年:100人
95年:180人・・・→現在
(図表: 「健康長寿生活」より)

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posted by pochi at : 2007年09月10日 | コメント (7件) | トラックバック (0) List