2007年07月19日
日本のODAが生み出す、地元住民の生活と自然環境の破壊
まいど雅無乱です。
以前、当ブログの「ODA、世銀、IMFは途上国の農業・社会を破壊している?」 で採りあげた事があるが、日本のODA(政府開発援助)が、地元に災厄をもたらしているケースがある。
まさか、我々の貴重な税金を使って、わざわざ発展途上国に迷惑になるようなことをやるわけはない、と思ってしまうが、マスコミが採りあげないだけで、結構そういう問題はあちこちで起こっているようだ。
今日は、その中でかなりひどい事例、インドネシアのコトパンジャンダムについて書いてみたい。
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posted by nanbanandeya at : 2007年07月19日
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2007年07月18日
現代人のカロリー消費に違和感
街を歩いていると、思わず苦笑してしまう光景に出くわします。
窓越しに、いい歳した大人たち揃って、一生懸命に同じ場所で走っている。
仕事 の後のリフレッシュか、食生活の不摂生
ゆえのダイエットか、エネルギーの消費に勤しむ。
最近のフィットネスクラブってお洒落な雰囲気ですよね。
アフター5に光々と照らされた空間の中で、身体を動かす。
エネルギーを消費しまくっている空間の中で、エネルギーを消費する。
いま人々の中で、食や環境に対する意識が高まっています。
リサイクル、3Rなんて言葉が飛び交っていますが、
一方で、こうした形でエネルギーを無駄に消費するために無駄にエネルギーを投じている社会がある。
カロリーを有効に活用しませんか
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posted by pochi at : 2007年07月18日
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2007年07月13日
割り箸問題を手掛かりに、森林環境を考える(3)
前2回は、現況を把握するため、「割り箸から見た環境問題」環境三四郎(リンク)の記事から割り箸をめぐる情報を見てきました。
箸問題を手掛かりに、森林環境を考える(1)
箸問題を手掛かりに、森林環境を考える(2)
今回は、農林水産省の[平成18年度森林・林業白書の概要](リンク)を概観することで、我が国の林業事情を把握したいと思います。

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posted by ayabin at : 2007年07月13日
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2007年07月12日
低タンパク米って?
早くも、田んぼの中で、早稲の稲穂が頭を覗かし始めたところです。
ところで、私達の農園では、お米もいろいろな品種を作っていますが、
新形質米
と呼ばれる新しい品種の1つミルキークイーンも作っています。
新形質米としては、今までに無かった食味、機能、多収性etc.それぞれ特徴のある品種が開発されていて、古代米や香り米もその範疇に入ります。その新形質米のなかに低タンパク米(or蛋白質変異米)、低グルテリン米と言うのがあるそうです。
http://www.iyasakamai-group.com/news.html
http://homepage2.nifty.com/ricepiaiguchi/kitabayasi2.htm
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これは、腎臓病や糖尿病で、低蛋白の食事を摂らなければならない人向けに開発されたもので、
消化されやすいグルテリンの含有量が、通常品種の半分以下で、残りのグルテリンは、難消化性ということで、実質的に低タンパク。ダイエット食にもなるそうな!
確かに、低蛋白質の食事コントロールをしなければならない人にとっては、お米も低グルテン米にすることで、普通に食べることができて良いのでしょう。
しかし、よくよく考えてみると、そもそも、糖尿病や腎臓病にしても、お米を中心にした日本の伝統的な食生活のスタイルを崩し、肉類、乳製品、脂質中心の洋風スタイルに転換したことが、その増加に大きく寄与しているであろうことは、容易に想像がつきます。
つまり、米中心の食スタイルを捨てたがために、成人病が増え、逆に、まともにお米を食べられない体になってしまった。そこで、低タンパク米の開発となった。(これは、変。)
だったら、低タンパク米を作る以前に、日本の伝統的食生活を見直すことから始める必要があるのではないでしょうか?
様々な機能性を持ったお米が、遺伝子組み換えものを含めいろいろと登場しているようです。続けて調べてみます。

posted by naganobu at : 2007年07月12日
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2007年07月11日
ターボエンジンを積んだ植物?
まいど雅無乱です。
こんなニュースが入ってきて大いに驚いてしまった。
遺伝子組み換えで光合成能力を増強 日本大グループ開発
(asahi.com 2007年07月10日10時41分)
http://www.asahi.com/science/update/0710/TKY200707100074.html
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posted by nanbanandeya at : 2007年07月11日
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2007年07月11日
諸外国の実質的輸出補助
まるいちです。今回は諸外国の農産物に対する実質的輸出補助の報告です。
「農業に関する偏見と嘘・・・騙されてはいけない!」
「日本が農産物の関税を撤廃したら農業・農地は崩壊する!」
に書きましたが、食糧輸出国は隠れた輸出補助金によって農産物の国際競争力を不当に高めています。
この実態についてもう少し細かく報告したいと思います
。
”JAcom”
「論説」「農協持論」の「実質的輸出補助にどう対応するか WTO交渉決裂と今後に向けて」・・・東京大学農学生命科学研究科教授 鈴木宣弘 を参考にしています。
まず、前提として、
市場アクセスの議論だけを進めて、我が国が譲歩してしまったら、開放された輸入国市場に「隠れた」輸出補助金で歪曲された安価な農産物がなだれ込むという不公平な状況が生じかねない。「輸出補助金が野放しである以上関税削減は受け入れられない」というのは妥当な主張であり、今後とも、この姿勢を堅持すべきであろう。我々は、この「隠れた」輸出補助金の実態をよく理解しておく必要がある。
と言う鈴木教授の意見は至極当然であると思うし、事実を明らかにする事がまず、必要だと思います。
農業問題については、政治家、農水省以外の中央官庁、経済界、学界(農業以外)、マスコミの無理解が甚だしい。とくにマスコミが酷い。農業について無知であるだけでなく、偏見が著しい。マスコミは農業について間違った情報を垂れ流しつづけている。
農業は大切にされなければならない。21世紀を「農業の時代」にしなければならない。農業を大切にしない政治家は、選挙によって国民自らの手で淘汰されなければならない。
日本農業を守るためには、日本の政治が米国政府の支配から脱却し、自立しなければならない。日本が国として独立・自立することが、日本農業再生の根本条件である。
日本農業の再生に向けて正論を述べておられる鈴木宣弘教授に対し深く敬意を表する。
「森田実の時代を斬る」に書かれたこの言葉は”新しい「農」のかたち”ブログに参加する我々の課題でもあると思う。
事実を知りたい!!!って思った人 ついでにこんなブログをやってる
私達を応援したい!って思った方は下のボタンをプチッ!と押して”続き”をご覧下さい。

posted by nara1958 at : 2007年07月11日
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2007年07月10日
“糠床上手”は・・・
こんにちは、小松です。今回は、“究極の健康食=糠漬け”を生み出す、「糠床」についてです。
美味しい糠漬けを作るには、糠床の手入れが肝心です。手入れと言っても、とにかく小まめにかき混ぜること。最低1日1回はかき混ぜる必要があります。そうしないと、カビが生えたり、虫が湧いたり、アルコール臭くなったり、酷くなるとセメダインのような刺激臭が!・・・ 😥
で、小まめにかき混ぜることによって、糠床の中の乳酸菌を活性化させ、微生物たちのバランスを保つことが大切なんだそうです。
以下、「男の調理場」より転載します。
●糠床の中に生息する微生物
糠みそ中に生息する微生物は、実に様々である。ただし、大きく分ければ乳酸菌(Lactbacillus)、酵母(Yeast)、その他の微生物である。一説には、酵母はアルコールを生成して乳酸菌を抑え、乳酸菌は乳酸を生成して好気性のその他の微生物を抑え、好気性のその他の微生物はアルカリを生成して酵母を抑えるといった三すくみの関係があるともいう。
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posted by komayu at : 2007年07月10日
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2007年07月08日
割り箸問題を手掛かりに、森林環境を考える(2)
前回同様、問題を把握するため、基礎的な事実抽出の続きです。
(「割り箸から見た環境問題」環境三四郎/1999年度春調査プロジェクト
http://www.sanshiro.ne.jp/activity/frame.htm?99/k01/6_18prs1.htm)

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posted by ayabin at : 2007年07月08日
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2007年07月07日
割り箸問題を手掛かりに、森林環境を考える(1)
一頃マスコミを賑わせた、「割り箸問題」を手掛かりに森林環境問題を考えてみたいと思います。
その皮切りに、東大の学生が割り箸問題を取り上げているので、まずは、その時のデータから基礎事実を抽出してみます。
(「割り箸から見た環境問題」環境三四郎/1999年度春調査プロジェクト
http://www.sanshiro.ne.jp/activity/frame.htm?99/k01/6_18prs1.htm)

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posted by ayabin at : 2007年07月07日
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2007年07月06日
“離農理由”と“農業を始めるのに必要な方策”
前回「新規就農者と離農者」で離農者の具体的な離農理由が知りたくなったヒヨッコ百姓です
コメントにもいただいていましたが、“そら食べていけないからでしょ ”“儲からないからでしょ”と突っ込みたくなった方が多かったのではないかと。。。
でも、儲からないには儲からない理由があるはずだし、実際離農した人がどういう理由で辞めていったのか(ホントのとこどうなのか?)or重要視していたポイントはどこか、当事者の人達が感じていた“必要だった方策”とかないのかなぁというのが出発点でした
で、今回参考にした資料は農水省HPよりです。
まずは、いつものクリック
お願いします

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posted by sika0228 at : 2007年07月06日
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