2008年03月14日
白玉、赤玉どっちがどっち
🙄 🙄 卵は、赤玉、白玉どちらが美味しいか、又はどちらが栄養価が高いかは、概ねどちらも変らないという事は皆さんごも存知かと思います。
しかし、スーパーで卵の値段を比べて見ると、赤玉は10個入りパックで180円~350円程、白玉は10個入りパックで100円チョット~220円程、、そして集客用の特売品になると白玉10個入りパックで50~90円程度で販売されている場合もあります。
やぱり、赤玉は美味しくって、栄養価も高いので、多少高額なんだと思い込んでしまいます。
同じものだと言われているのに、この販売単価の違いはどこから来るのかよくわかりませんね、美味しさや、栄養価が同じであれば同じ販売価格でもよいように思えます。
ではなぜ販売価格が変るのか幾つか調べて見ることにします。
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posted by hakosuka at : 2008年03月14日 | コメント (10件) | トラックバック (0) TweetList
2008年03月14日
輸入食糧への不安は、国内農産物の消費量△~食糧自給率△のチャンス
こんにちは雅無乱です。
例の農薬入りギョーザ事件と、穀物の高騰のダブルショックが、日本の食卓を襲っている。
キャベツ・サトイモ6割減 中国野菜 輸入週ごとに減少
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posted by nanbanandeya at : 2008年03月14日 | コメント (4件) | トラックバック (0) TweetList
2008年03月12日
味覚不全!?⇒人工調味料を減らした食品は売れない(>_<)
先日、お米の品種の記事を書いていて「味ってなんだろう?」を考え始めた、まるいちです。
それで、今回は「味覚」について考えてみたいと思います。
これは、ある人から聞いた話です。
「調味料いっぱいの食品となるべく自然の材料を使い人工調味料を減らして調理した食品を並べて食味のアンケートをとると、必ず調味料いっぱいの食品の方が美味しい!と言う結果になる。」 😥
これは、自分自身の経験、実感でもあるし、いろんな人の反応を見ても感じるところで、そうだろうなぁ~(^_^;)と思います。
味覚障害、と言う病気にまで至るのは、亜鉛不足や加齢による感受性の低下等、様々な原因があると言われています。
参考⇒東京センタークリニック耳鼻咽喉科 味覚障害
しかし、実際は調味料いっぱいの食品を小さい時から食べて、慣らされてしまっている、と言うのが大半の人の状況のように思います。
参考⇒スローフード・にいがた ママたちの食育学会レポート
●環境負荷や身体への負荷が少しでも少ない、昔ながらの味の食品を作っても、美味しいという評価が得られず、売れない。だからどんどん人工調味料漬けの食品が売れて、更に刺激の強い味付けの食品が増える・・・と言うような悪循環に陥っているように思います。ファーストフードや量販店の惣菜、お菓子なんかはこの傾向にあるようです。
参考 恐るべき食品添加物
食品添加物の裏側(1)
食品添加物の裏側(2)
添加物の功罪~味覚の混乱~
農業を担う立場からすると、野菜やお米の食材本来の味ではなく、調味料の味で美味しいと感じる、なんて寂しい限りです(T_T) 😥 (T_T)。
ただ、人工調味料が絶対駄目!と言う議論をしてもあまり意味が無いように思います。
「海や山、畑や田んぼから、食材や調味料が食卓に並ぶまでにどんな加工がされているのか?」「その加工方法や加工中に加えられる添加物は何なのか?問題は無いのか?」と言う「事実」を知る事、そして「本当の美味しさってなんなのか?」をしっかり考える事、が必要なんだと思います。
以下に、この話題に関して、参考のなる本とその書評を紹介します。
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posted by nara1958 at : 2008年03月12日 | コメント (5件) | トラックバック (0) TweetList
2008年03月10日
捕獲獣の有効活用で自給率向上!?
イノシシ・シカなど捕獲獣の有効利用―深刻な獣害解消へ
鳥獣害対策で捕獲されたイノシシなどの有効活用が課題となっているが、熊本県多良木町では「市場」に併設された処理センターで生肉やハム、ソーセージ、ベーコン、薫製などに加工し、販路を広げている。市場には交通網の発達で、年間を通して九州各地からイノシシやシカ、アナグマなどが大量に持ち込まれる。狩猟の最盛期に入り、セリも熱気を帯びてきた。
獣肉を加工して全国に販売しているのは、同町の㈲村上精肉店(村上武雄社長=62)。現在の価格は、イノシシの精肉でキロ3千~3500円ほど。ハムなどの加工品もグラム単価は同程度だ。
イノシシやシカは、地元の人吉・球磨地域では古くから食べられており、「食文化の一つ」(村上社長)。インターネットによる通信販売で全国から注文が入り、近年では東京のホテルやレストランがフランス料理などで使うようになったという。
全国農業新聞(2008/02/08)
私達の農園の周りでも、最近は“鹿”の被害が広がっていますね。黒大豆の畑などは、発芽した端から跡形もなく食べられてしまいます 😥 なので、全て電気柵で囲い、守ってやらなければなりません。
この前は、真昼間に、しかも群れで、普通にその辺を歩いてましたから、ビックリです
最近では、猟友会のメンバーも減り、鉄砲を撃つ人が少なくなっているそうです。獣を撃っても、その肉の処分に手間が掛かる、食肉店もなかなか引き取ってくれない、という事情がその背景にあると聞きます。確かに、野生肉は牛や豚に比べればちょっと癖もあるし、苦手な人もいるでしょうね。
でも、よくよく考えてみれば、野生の獣の肉を美味しく食べることが出来たら、手間隙掛けて牛や豚を飼育する必要なんてないのではないかと思うのですが。
現在、世界中で15億頭もの牛が飼育されているそうです。なんと、世界中で4人に1人が牛を飼っていることになります!それに使われる餌(穀物)や水の量は、半端なものではありません。
人間が牛肉から100カロリーを摂取するには、牛は植物から1000カロリーを摂取せねばならず、牛からではなく、植物から直接100カロリーを摂るとすれば、植物生産は10分の1で済む
牛肉から500カロリー摂るには米から500カロリーを摂る場合の20倍の水が必要になる
と言われています。牛に与える穀物を食料として供給できたら、それだけで世界中の飢餓がなくなるのです。何しろ、今や牛が環境への最大の脅威なのです。
そんなことを考えると、冒頭の記事のように、捕獲獣の有効活用にもっと積極的に取り組んでいくべきなのではないでしょうか。そうすれば、家畜の数も減って環境への負担も軽減出来るし、食肉の自給率の向上にも寄与できるはず。まさに地産地消の食生活です。
ミート○ープの加工技術、○兆の調理技術、赤○の冷凍技術、日本には一流の食品加工技術が揃っています。癖のある野生肉だって、みんなに美味しく食べてもらえるはず、なんて、ちょっと悪乗りが過ぎたでしょうか?
小松でした。
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posted by komayu at : 2008年03月10日 | コメント (8件) | トラックバック (0) TweetList
2008年03月07日
平成19年産水稲の品種別収穫量・・・コシヒカリばっかりで良いんだろうか?
■寒い日が続いています。 寒さに当るとあまり自覚が無くても、かなり体力を消耗するそうです。
風邪を引かないよう、体調を崩さないよう、注意しましょう。
●今日はちょっとした情報提供です。2月の末に下記のような情報が発表されました。
日本農業協同組合新聞 JAcom の農協・農政ニュース
コシヒカリが4割占める~平成19年産水稲の品種別収穫量-農水省統計部(2/28)
農水省は2月28日、平成19年産水稲の品種別収穫量を公表した。上位5品種には17年産以降同じ品種が入っている。
1位はコシヒカリで、全国の収穫量は314万8000t。収穫量全体の36.2%を占めた。22府県で1位だった。2位はひとめぼれで、収穫量は85万7100t(同9.8%)。以下3位ヒノヒカリ83万9300t(同9.6%)、4位あきたこまち75万900t(同8.6%)、5位はえぬき29万100t(同3.3%)だった。
前年に比べ台風等の被害が少なかったヒノヒカリが前年の4位から3位となり、前年3位のあきたこまちが4位となった。
6位以下のうるち米全体の収穫量の割合は28.9%。平成17年産から生産が開始されたまっしぐら(青森)が11位にランクされた。
もち米の収穫量は30万9700tで、水稲収穫量の3.6%となっている。
※詳しい農林水産統計はこちら↓
平成19年産水稲の品種別収穫量-コシヒカリの収穫量が全体の約4割を占め、22府県で1位-
■コシヒカリが4割、次にひとめぼれ、ヒノヒカリ、あきたこまち、が各1割弱で合計で約7割。
なんでこんなにコシヒカリだらけになってしまったのでしょうか?
また、ひとめぼれ、ヒノヒカリ、あきたこまち、の3種類全部、コシヒカリ系統です。
参考⇒水稲奨励品種特性表(奈良県)
コシヒカリは「越の国で光り輝く」と言う名前の通り、北陸の「越の国」、越前・越中・越後、つまり現在の福井県・石川県・富山県・新潟県、それと山形県の一部で栽培する事を想定して育種された品種です。
つまり寒冷地適応させた品種と見る事が出来ます。それが現在はいつのまにか日本国中で作られるようになってしまっています。
このブログで「ブレンド米」の研究?=ブレンド米 プロのコツ が進んでいますが、一品種を日本国中で作って、それを美味しい、と言って食べるのはちょっと、おかしい!!?・・・適地適作というのがあるんじゃないか!!と思います。
名前やブランドに弱い?本当のお米の味を知らない?美味しく食べる創意工夫が廃れてしまった?
日本の伝統的な食文化がどんどん壊れていくようで、ちょっと寂しい・・・ひょっとしてヤバイんじゃないでしょうか!? 🙄 🙄 🙄
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posted by nara1958 at : 2008年03月07日 | コメント (4件) | トラックバック (0) TweetList
2008年03月06日
種のちから
昨日は、お米の播種の準備を行いました。
まだ3月なんて言ってられなくなってきました。もうすぐ種まきが始まります。ちょっと焦ります。。
お米の種と言ってもお米なんで、同じように食べられます。昔は収獲したお米を別に取っておいて、次の種にしていました。ただ、そうやって繰り返していくと、品質にバラつきが出てくるということで、毎年更新するようになりました。うちも毎年種屋さんから買っています。
今回は、種を子袋分けする作業をしました。子袋分けした種たちは、この後、潜伏している雑菌たちにやられないように消毒されます。(また紹介します)
さてここで問題。
種もみ1kgを蒔いたら、どのくらいのお米ができると思いますか?
うちで蒔いている程度で計算すると、 230kg です!
どんだけ子孫残したいの?!とツッコミたくなりますが、自然界では有り得ません。人間の手が加わったからできることです。
そうは言っても、「子孫を残そう!」という意志は伝わってきます。
たかが米粒。されど米粒。
お米って、内に秘められたすごいパワーがあるんですね。
posted by keitaro at : 2008年03月06日 | コメント (7件) | トラックバック (0) TweetList
2008年03月04日
ブレンド適性の研究例
ブレンド米シリーズの続きです。
前回は、プロ(お米屋さん)のコツを事例として紹介しましたが、今回は、ブレンド適性を、数値的に求めようとする研究例を見つけましたので、取り上げてみます。
最近、注目されている所謂 「低アミロース米」 (ex.ミルキークイーン)を一般品種にブレンドしたときの特性を調べた事例です。
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posted by naganobu at : 2008年03月04日 | コメント (8件) | トラックバック (0) TweetList
2008年03月02日
「安かろう悪かろう」の汚名を返上し売れる米に転換した北海道米の成果主義
こんにちわちわわです。
「安かろう悪かろう」の汚名返上し、売れない米から劇的に売れる米に転換した北海道の成果主義への取り組みをし紹介します。
週間東洋経済 特集「食」の戦争より。
米の販売拡大に各産地が四苦八苦する中、着実に実績を伸ばしているのが北海道米だ。北海道米が元気なのは、きらら以降、ほしのゆめ、ななつぼし、おぼろづき など、食味の良い新品種米が続々と登場してきたためだ。
北海道米はこれまでどの産地よりも政府の買い入れに依存しており、やっかい道米と揶揄されてきた。道民が食べる米のうち道産米の割合は、1993年まで50%を超えていたが、96年には過去最低の36%まで落ち込み「きららショック」と呼ばれ、道民にも見放されつつあった。広大な敷地でブランド米きららの作付け面積が拡大し、まがいものも出てきて味のバラツキが興り評判を落とすという連鎖が発生したためだ。
転機の秘訣知りたい方↓↓ぽちっと!
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posted by tiwawa at : 2008年03月02日 | コメント (8件) | トラックバック (0) TweetList
2008年02月29日
大生産国で穀物の輸出規制相次ぐ ~『東洋経済』より
>・ロシア、ウクライナ、ベトナム、アルゼンチン、中国…… 大生産国で穀物の輸出規制相次ぐ。
をもう少し具体的に記します。
輸出規制の原因として以下の理由が挙げられてます。
1.中国の人口増加に加えて、経済成長に伴う食生活の変化。食肉生産量増加に伴う飼料の確保。
2.原油高に伴うバイオ燃料の生産量の増加。
3.オーストラリアの2年連続の大干ばつによる、小麦生産量の激減。
1の中国は、過去10年大豆の輸入量激増。にも関わらず、日本の大豆相場がこれまで比較的安定していたのは、同じく過去10年で耕地面積を80%拡大させてきたブラジルへ依存していたため。しかし、同時にそれはアマゾンの森林破壊にも繋がるため今後期待は出来ない。
そんな中、自国内の供給量の確保や自国内価格の高騰を抑制するため、各国が輸出規制をしているのです。
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posted by pochi at : 2008年02月29日 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2008年02月28日
『東洋経済』“食の戦争”は必読!
こんにちは雅無乱です。
週刊東洋経済が2008年2月23日号で「食の戦争」という大特集を組んでいる。
実に34ページから90ページまで使う大特集で、内容も充実している。
http://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/1926813/s/
posted by nanbanandeya at : 2008年02月28日 | コメント (13件) | トラックバック (0) TweetList