2008年03月28日

卵の「賞味期限」って、どうなっているの?

卵の赤玉、白玉については、hakosukaさんがドツボにはまっているようですね
ところで、先日消費者の方から、卵の賞味期限について質問されました。原産地や賞味期限など、食品の表示内容については、みなさんかなり敏感になっているようですね。
さて、卵の賞味期限って、一体どうなっているのでしょう?
賞味期限を過ぎた卵は、どうなるのでしょうか?

以下、「日本養鶏協会」のHPより転載します。
http://www.jpa.or.jp/chishiki/anshin/01.html

「たまごの知識」
平成11年、食品衛生法施行規則の改定によって義務化された賞味期限表示は、たまごを安心して、「生で食べられる期限」を示したものです。確かな安心のメッセージであることを、皆さんに改めてご理解いただくために、賞味期限表示について見直してみましょう。おいしく健康によいたまごを、これからも、安心して食べていただくために。
■賞味期限は、「生で食べられる期限」を表示。
たまごのサルモネラ菌の汚染率は0.03%程度といわれ、極めて低いものです。また、仮にあったとしても、菌数はたまご1個当り数個程度であり、常温でも一定期間内は繁殖することはないので、食中毒の起こる心配はありません。しかし、その一定期間内を過ぎると、菌が急速に増殖を始めます。
そこで、完全に食中毒を防止するためにも、菌が増殖を始める前までの期間を、たまごを安心して、「生で食べられる期限」とし、賞味期限を表示しているのです。では、その賞味期限は具体的にどのように設定されているのでしょうか。

続きを読む前にポチっと☆応援ありがとう!

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

続きを読む "卵の「賞味期限」って、どうなっているの?"

posted by komayu at : 2008年03月28日 | コメント (4件) | トラックバック (0) List   

2008年03月27日

蒸かし芋のおいしい作り方

14日の赤玉、白玉どっちがどっちからドツボにはまっていますが、赤玉がなぜ美味しく思うのかが少しだけですか見えてきました。
、これは次回として、今回はチョト気分転換で「最近のさつま芋は美味しくねーなぁ」てホントを考えてみます。
蒸したさつま芋は、小さな頃のおやつによく出てきた定番です。甘くておなかもふくれて好物の一つでした。 いつもお腹をへらしていたから、美味しく感じたということも考えられますが、やっぱり美味しかったという思いが残ります。
昔は化成肥料を使わなかったから、品種改良されたからなどの理由も考えられますが、当時のさつま芋と現在のさつま芋の特性を比較する資料が見つからないので、一旦保留にして、調理方法に違いがあるのではないかという視点でみていきます。
次を読む前に応援のポッチ宜しくお願いします。
 

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

続きを読む "蒸かし芋のおいしい作り方"

posted by hakosuka at : 2008年03月27日 | コメント (8件) | トラックバック (0) List   

2008年03月26日

純農業地域の農地価格、13年連続で下落⇒農地は国有=共有してはどうでしょうか?

まるいちです。今日もニュースのお知らせとコメントを書きます・・・【純農業地域の農地価格、13年連続で下落】・・・と言うニュースです。
■具体的な価格は下記の記事にも掲載されていますが、我々の地域の実態も、田・畑とも農業地域で100~150万/1反程度のようです(国道や県道に接道していたり条件の良い農地はもう少し高いですが・・・)。これは農地整備後の価格なので農地整備に要した農家負担分が約40~50万/反あるので、農家の手取り?の実態はこれを差し引いて50~100万/1反程度になります。ただ、売りたいと言う人がいても買う人は少ないようです。
 これは1反=1,000㎡の価格なので、坪当たりに直すと約1,700~3,300円/坪になります。
農地以外の土地と比較するとかなり安いと思います。ちなみに山林はもっと安くなっていて、100万/1町=10,000㎡=300円/坪程度ですが、これでも買い手がなかなか付かないようです。
まず、この安さに驚かれたのではないでしょうか?
 生産に供する土地は基本的にその生産性に応じた価格になるのですが、この農地や山林価格の実態が現在の農業、林業の生産性の低さを象徴しているように思います。
 今の所は農地を購入できるのは農家か農業生産法人等の農業を営む人だけだし、その用途も農業とその関連用途に限定されています。
 また、農地を売買あるいは貸し借りする場合には、農業委員会等の許可が必要で、これは、資産保有や投機目的の農地の取得を規制し、農地を効率的に利用することをねらいとしており、一定の基準に適合する場合に限って許可することになっています。この許可を受けないで行った農地の売買や貸借は効力が生じません。
 ですから、農地の投機目的の所有や転用には規制がかかっている状態なので、一応農地の乱用、悪用は出来ない状態になっています。 参考=全国新規就農相談センター
●しかし、このままでは、将来、農業者の高齢化が進み、担い手がいなくなって、更に農地の価格の下落は進み、それでも買い手がいない事態に陥り、そして、耕作放棄地が増え農地の荒廃が進む事はほぼ間違いないでしょう。
 また問題は農地が他の用途に転用される、外資が日本の農地を支配してしまう・・・と言った、【食】の安全・安心の根本が揺らいでしまうような事態に陥りかねません。
 これらに対する懸念はこのブログにも幾つか記事があります。↓参考です、是非読んで下さい。
 農地と株式の交換制度?⇒農地転用で利益を生み出す為の誤魔化し政策では?
 農地と株式の交換制度?日本の農地をますます荒廃させる新政策!?
 農地が危ない!?
 農地を住宅地に転用するだけで,価格が100倍に跳ね上がる!
■では、どうすればよいのか?
 日本の【食の安全・安心】を確保する為には、やはり国内で一定以上の自給率を保持する事が最低基盤だと思います。その為には一定以上の農地を耕作し農作物を作る事が不可欠です。
 そして、将来的には農業の持つ他面的な機能をもっと有効に活用する事も視野に入れる必要があると思います。
 このことに関しても参考になる意見があります。↓これも是非読んで下さい。
 「農村の全寮制」実現に向けたの課題、その2
 新農(業?村?民?)共同体の創造と生産基盤の共有
 みんなにとって必要な「農業・農村のあり方」を考える。
 共同体的所有
★現状を打破し将来に向けてもっとも有効なやり方は、農地を一旦全て国有化(日本人の共有財産化)し、これを各生産体が運用する、もちろん、各生産体は共同体として存在する・・・と言うような事だと思います。
 このようなビジョンを実現していく事で様々な現在の問題が農業や農地、農村を中心に解決に向かっていくように思います。
%E6%98%8E%E6%97%A5%E9%A6%99%E3%81%AE%E6%A3%9A%E7%94%B0%28%E3%81%8B%E3%81%8B%E3%81%97%29.jpg
★★★最後まで読んでいただいてありがとうございます★★★
以下、この記事の元になったニュースです。
農業協同組合新聞JAcom農政.農協ニュースより引用。

 純農業地域の農地価格、13年連続で下落-全国農業会議所の調査結果 (3/19)
 全国農業会議所は3月19日、平成19年田畑売買価格に関する調査結果を公表した。これによると、純農業地域の農用地区域の農地価格は、全国平均で中田価格が10a当たり147万円で前年比2.3%の下落、中畑価格が101万4000円で同2.2%下落しており、中田、中畑価格ともに平成7年以降13年連続の下落となった。下落率は、前年(中田3.1%、中畑3.3%)よりは小さかった。
 同調査は昭和31年から毎年行っており、今回で51回目。これまでの最高価格はいずれも平成6年で、中田が200万2000円、中畑が137万8000円だった。最高価格に対し、平成19年はそれぞれ27%、26%下落した。
 ブロック別では、中田はすべてのブロックで下落し、中畑は中国の横ばいを除き、すべてのブロックで下落した。下落幅は、中田、中畑とも大都市圏の関東(4.1%、5.4%)、東海(6.7%、5.6%)で大きい。
 中田で最も高いのは東海の251万9000円、最も安いのは北海道の28万4000円。中畑では最も高いのは東海の224万7000円、最も安いのは北海道の13万円。
 価格の下落要因は、中田では「米価など農産物価格の低迷」(43.1%)が最も大きく、次いで農業に対する先行きの見通しが立たないことなどによる「農地の買い手の減少」(17.7%)、「生産意欲の減退」(13.6%)など。中畑では「農地の買い手の減少」(28.0%)が最も大きく、次いで「農産物価格の低迷」(22.8%)、「生産意欲の減退」(16.1%)などがあがっている。
 また、都市的農業地域の市街化調整区域の農用地区域の農地価格は、全国平均で中田が519万9000円で前年比5.2%の下落、中畑が489万2000円で5.3%下落した。下落率は前年(中田3.1%、中畑4%)より大きい。中田、中畑とも15年連続で下落した。ブロック別には、中田、中畑とも大都市圏の関東に加え、北信の下落幅が大きい。
 価格の下落要因は、中田、中畑とも「農地の買い手の減少」が最も多く(35%、45.3%)、中田では「米価など農産物価格の低迷」(22.2%)、中畑では「生産意欲の減退」(13.5%)が続いている。
(2008.3.25)

こんなブログをやっている私達を応援したい!という方、是非ポチッ としてください!

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

続きを読む "純農業地域の農地価格、13年連続で下落⇒農地は国有=共有してはどうでしょうか?"

posted by nara1958 at : 2008年03月26日 | コメント (5件) | トラックバック (0) List   

2008年03月23日

地球規模化する環境問題

めっきり春めいてきました。
黄沙などに由来する「春霞」は、古くから歌や句などに表現されてきましたが、現代では、「黄沙」そのものも「春の季語」だそうです。
s-%E6%98%A5%E9%9C%9E.jpg
低気圧一過、春霞みかかる日本列島
今回は、「黄沙」ならぬ「光化学物質」に関する記事の紹介です。
讀賣新聞の記事(2008年3月21日)によれば、
中国大陸からの大気によって光化学オキシダントの濃度が上昇することで米の収量が減じているそうです。

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

続きを読む "地球規模化する環境問題"

posted by ayabin at : 2008年03月23日 | コメント (12件) | トラックバック (0) List   

2008年03月21日

<東京穀物商品取引所>09年度に株式会社化⇒小麦・米までバクチの対象になる!?

未分類

まるいちです。こんなニュースがあって、ちょっと驚いたのでお知らせします。【東京穀物商品取引所が09年に株式会社化される】・・・と言うニュースです。
構造改革と称して様々な機関の民営化が進んでいますが、この東京穀物商品取引所が株式会社化されると言う事は、穀物市場を何でもありの市場経済、市場社会の中に引き入れると言う事を意味しています。
また、今まで取引が出来るのは農産物を扱う業者の会員に限定されていたのが、一般投資家、商品投資顧問業者などを引き入れ、証券・銀行など金融機関、ファンド・機関投資家、外国人投資家など新しい市場参加者を集める・・要は食糧をバクチの材料にしよう!と言う事です。
そして、恐ろしい事に、その対象を【小麦】【米】にまで拡大しようと言う目論見 まであります。
最後には【食】を支配しょうとする意図もあるかもしれません 👿
あまり、大きく報道されていませんが、食の安全・安心を根本から揺るがすような事態になるのではないかと言う懸念があります。今後の動向には注意する必要があると思います。
東京穀物商品取引所
<穀物商品取引所>09年度に株式会社化l  3月14日20時13分配信 毎日新聞

 国内最大の農産物先物取引市場である東京穀物商品取引所は14日、09年度中の株式会社化などで機能を強化する計画を発表した。金融機関、ファンド、外国人など新しい市場参加者を呼び込み、10年度に出来高を50%増やす目標を掲げた。
 東穀は03年度から06年度の間に出来高が半減し、指標価格の形成やリスクヘッジなど本来の機能が失われることが懸念されている。このため、農林水産省の研究会(座長・上村達男早大法学学術院長)が東穀の機能強化策を検討。その議論を受けて東穀が機能強化計画を決めた。
 計画では、株式会社化で資金調達をしやすくするほか、取引を株式市場などと同じ手法に変えることや取引時間の延長、上場商品の追加などによって取引を活発化させる方針を打ち出した。【位川一郎】

東京穀物商品取引所、株式会社への移行案まとめる (3/14)

 東京穀物商品取引所は3月14日、株式会社への移行案をまとめ、公表した。農水省は「農産物商品市場の機能強化に関する研究会」(座長:上村達男早稲田大学法学学術院長)を今年1月から開催。農産物商品市場の流動性を高め、本来の機能を果たすため、東京穀物商品取引所が取り組むべき事項を中心に議論をすすめ、報告書案をまとめたもの。パブリックコメントを経て正式決定する。
 米国シカゴ商品取引所の主要農産物の出来高がここ5年で倍増したが、日本の農産物商品市場はここ3年で半減した。関係者はこのままでは農産物商品市場機能が消滅しかねないとの強い懸念を持っていた。
 改善案では、現在の会員制を止めて平成22年3月までに株式会社化し、意志決定の迅速化、経営の透明性をはかる。一般投資家、商品投資顧問業者など現在の市場参加者の拡充をめざすほか、証券・銀行など金融機関、ファンド・機関投資家、外国人投資家など新しい市場参加者を獲得して行く。
 平成22年度末の出来高は平成19年度の50%増の3000万枚、上場商品は2品目以上の増加、新規取引参加者は国内金融機関、外資系企業など10者程度の増加などを目標とする。
 米については、過去に農水省に試験上場を申請し、時期早尚とされたが、引き続き再申請に向けて準備をすすめる。また、小麦は今年3月から1年間「小麦先物研究会」を開催し、結論が得られれば外国産小麦を上場したいとしている。
 米の上場について、渡辺好明理事長は「生産調整が完璧に実施されることを願っている。その上で天候等のリスクヘッジを生産者、流通業者が認識すれば、その時期が来るだろう」と話した。
(2008.3.18)

%E8%A8%BC%E5%88%B8%E5%8F%96%E5%BC%95%E6%89%80.jpg  %E8%A8%BC%E5%88%B8%E5%8F%96%E5%BC%95%E6%89%80%EF%BC%92.jpg %E7%A0%82%E6%BC%A0%E5%8C%96.jpg
こんなブログをやっている私達を応援したい!という方、是非ポチッ としてください!

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

続きを読む "<東京穀物商品取引所>09年度に株式会社化⇒小麦・米までバクチの対象になる!?"

posted by nara1958 at : 2008年03月21日 | コメント (8件) | トラックバック (0) List   

2008年03月20日

苗出し

未分類

稲の種まきをして3日目、発芽が揃ったので、ビニルハウスに並べて、シート掛けです。
%E8%8B%97%E5%87%BA%E3%81%97.jpg %E3%83%A9%E3%83%96%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%88%E6%8E%9B%E3%81%91.jpg
発芽したばかりの苗は、白いんです。光の当たらない育苗機(シートで囲った加温器)内で、3日間過ごして、芽を出させたので、まだ、葉緑体が生成されていません。
被せたシートは、ある程度光を通すので、もう3日もすれば、背丈も少し伸びて、青々して来ます。
こうして、あらためて見ると、機械を使って、均質な苗箱に、均一に種を播いて、ムラ無く発芽させて、揃えて、まるで、工業生産品を製造しているみたいですね。
なんで、こんなやり方をするのかと言うと、機械(田植機)に合わせて苗作りをするからなんです。
機械の規格に合わせて均質な苗を育てないと、うまく植わりません。
作物生理よりも機械の都合(人間の作業の都合)を優先した栽培。
近年の日本の稲作を象徴しています。
写真の苗は、農園で植える苗ではなく、お客様から注文を受けて作っている苗です。
つまり、商品です。
特に、商品としての苗の場合、丈夫で健康な苗であることも重要ですが、
・見た目が良い(必ずしも健苗とは限らない)
・機械でスムースにきれいに植わる
・苗箱の使用枚数が少なくて済む etc.

いろんな条件が付加されるため、
・種を播く密度も少し濃い目
・加温して、均質な発芽をさせる etc.

健康で丈夫な苗を育てるにおいて、必ずしも良いこととは言えないこともします。
機械に合わせながらも、如何に健康な苗に育てるか、毎年、試行錯誤です。
昔は、暖かい時期になってから、露地の苗代に種を播いて、自然の条件で発芽させ、大きな苗を育てて、手作業で田植え。
 今よりずっと、自然の摂理に則った栽培方法だったと思います。
次は、シートをめくる時が楽しみですが、いつ、めくるのか、その判断が悩ましい!
最後まで読んでくれてありがとう!
応援のポチっとよろしく
 

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

続きを読む "苗出し"

posted by naganobu at : 2008年03月20日 | コメント (8件) | トラックバック (0) List   

2008年03月19日

出ましたーーー!!

最近暖かいですね。
田んぼの畦をふと見てみたら、「つくし」が出てました。春がそこまで来ています。
080317_100049.jpg
最近は異常気象と言ってもおかしくないですが、こうやって、変わりなく出て来てくれることに、頼もしさとたくましさを感じます。なんだかかっこいいです。
さて、田植えの準備は着々と進んでいます。今回は、「催芽」です。「さいが」と読みます。
ちなみにこの催芽という作業は、苗になったときに成長のムラが出ないように予め揃えておくという意味があります。
前回、種子消毒したものをしばらく水につけておいて、そのあと、ぬるめのお湯(32℃)に1日弱つけて起きます。すると、、、
080312_164206.jpg
出ましたーー!!
ちょこんと出ている白くて出っ張ったものが見えますか??これが「」です。
動物の赤ちゃんが生まれ出る時のような派手さはありませんが、確実に命の躍動が始まっています。
これから田んぼが始まるんだ~と実感が沸いてきました。今年も命と向き合う中で、自然からたくさんの事を教えてもらえるようにがんばりたいと思います。

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

続きを読む "出ましたーーー!!"

posted by keitaro at : 2008年03月19日 | コメント (5件) | トラックバック (0) List   

2008年03月18日

“小麦キラー・サビ病菌”の脅威~マスコミが報道しないのはなんで!?

“小麦黒さび病菌・Ug99”という厄介な病原菌が、世界の小麦畑に広がりそうな勢いです。
以下、「農業情報研究所」より転載します。
http://www.juno.dti.ne.jp/%7Etkitaba/agrifood/disaster/08030601.htm

小麦キラー・サビ病菌 アジア主要小麦生産地に迫る
  世界食料供給への破滅的影響も

 穀物・食料品価格の高騰で、アフリカ、アジアをはじめ、世界中がマルサスの亡霊に怯えるなか、小麦生産に壊滅的な打撃を与えかねないウガンダ発の小麦黒さび病菌・Ug99が、遂にイランの主要小麦生産地域に現われた。1999年にウガンダで発見されたこのカビは、風によってはるか遠くまで運ばれる。2007年、ケニヤとエチオピアの小麦収量を大きく減らすとともに、海を渡ってイエーメンにまで広がった。そして、5日、国連食糧農業機関(FAO)が遂にイランでも発見されたと発表した。

続きを読む前にポチっと☆応援ありがとう!

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

続きを読む "“小麦キラー・サビ病菌”の脅威~マスコミが報道しないのはなんで!?"

posted by komayu at : 2008年03月18日 | コメント (6件) | トラックバック (0) List   

2008年03月18日

茶の改植

こんにちは。
今日は、お茶の改植作業について、レポートしたいと思います。
お茶の木は、樹齢数百年もの木が現存するほど、樹木としては長生きですが、栽培して収穫して、お茶製品として販売するという、経済樹齢としてみると、30年から50年と言われています。
若い木は、再生能力も高く、収量、品質とも良いのですが、年月を重ねると、樹勢が衰え、収量も望めなくなります。そこで、古い木を抜いて(抜根)、苗木を植え、新しい茶園として、再スタートを切ります。
また、その機会に、より望ましい品種に変えたり、畝の数や向きを調整したりもします。何十年に一度の大仕事ですが、大きく栽培計画を変更するチャンスでもあります。
我々の農園でも、今年から借り受けることになった茶園で、改植をする事にしました。植えてから40年以上経過していて、品種は在来種、また、昨年までの管理が良くなかったこともあり、このまま手入れをするよりも、改植する事を選択しました。

改植前の状態:5条あるのですが、枝が伸び放題で写真ではよく分からない程です。


ユンボ(バックホー)で、根元から株を抜いていきます。根は深く、強く張っています。過酷な環境でも成育するという、茶の生命力の強さを感じます。茶の効能、薬効が高いのも、その事と関連しているのではないだろうか?
抜根作業のポイントは、株もとから引き抜いて、太い根を残さないようにする事と、枝をなるべくバラさないようにする事です。それから、土をよく落とすこと。初めての経験で、最初は難しかったのですが、二日目くらいから要領が分かってきました。面白いことに、重機での作業なのですが、ちょうど手で雑草を引き抜く時と同じように、株元をつかまえて、少しこじるように、根を引き剥がすように(表現が難しいですが)すると、うまく行くようです。

株を引き終わった状態:茶園2枚で7畝(7アール)、抜根だけで丸3日くらいの作業でした。
引いた株は、畑から持ち出して、休耕田で焼きます。抜根したその場で焼く予定でしたが、両隣に茶畑やしきみ畑があるので、熱の影響を考慮して、広いところで焼くことにしました。

軽トラでピストン輸送。これがまた大仕事で、3人で2日くらいかかりました。軽トラだけでは足りず、1トントラックや運搬車も総動員です。
そして本日、株の焼却も無事終了。茶の木は燃えやすく、何日も乾燥させなくても、引いたその日に火がつきます。
抜根~焼却が終わって一安心。次は定植作業に入っていきます。
     by 馬場

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

続きを読む "茶の改植"

posted by sbaba at : 2008年03月18日 | コメント (5件) | トラックバック (0) List   

2008年03月15日

種子消毒

未分類

さて、前回の続きです。
今回は、種子消毒について書きます。
種子消毒とは、お米の周りの殻(モミ)に付着した菌を落とすことです。
菌がついたままだと、発芽した時に、この菌にやられてしまうからです。
この菌の落とし方は大きく2つあります。
一つは農薬による殺菌。もう一つは、熱による殺菌です。
まだ農薬によるやりかたが一般的だそうですが、徐々に熱による殺菌が増えてきているそうです。
今まではうちも、農薬による殺菌をしていました。
これが見た目最悪で、農薬が入った水色の水が入ったオケに、種を1日付けておくんです。
その光景を初めて見たときは、かなり衝撃を受けました。
でもこれをやらないと、発芽してもすぐに悪くなったりするので大事で必要なことなんですよ。
で、今回から熱による殺菌になりました!安全面と環境への配慮のためです。
この熱による殺菌という方法は、60℃の温湯に、種を10分間つけておくといういたってシンプルなものです。
この60℃10分にミソがあります。
080310_104756.jpg080310_110727.jpg
この温度のお湯が、種の本体(お米)に吸収されると種はダメになってしまいます。なので、モミの表面についた菌を落とし、中のお米には吸収されないという微妙なラインが60℃で10分間なんです。
昔から温湯消毒はされていたそうです。人が入る浴槽にお湯を張り、温度計とストップウォッチをみながらやっていたそうです。昔は、温度を調整するものなんてなかったでしょうから(熱湯ぐらい?)、とても大変だったと想像できます。
こんな大変な方法よりは、確実でつけておくだけの楽な農薬へみんな流れていったのでしょうか。
当時は、「安全性」は二の次だったのでしょうね。
今となってまた、温湯消毒に陽があたるなんて、農薬に切り替えた時には思っても見なかったと思います。
温湯消毒に切り替わってなんとなく嬉しいです。
やっぱり出来る限り安全なものを作りたいですね

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

続きを読む "種子消毒"

posted by keitaro at : 2008年03月15日 | コメント (7件) | トラックバック (0) List