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地球規模化する環境問題

めっきり春めいてきました。
黄沙などに由来する「春霞」は、古くから歌や句などに表現されてきましたが、現代では、「黄沙」そのものも「春の季語」だそうです。
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低気圧一過、春霞みかかる日本列島
今回は、「黄沙」ならぬ「光化学物質」に関する記事の紹介です。
讀賣新聞の記事(2008年3月21日)によれば、
中国大陸からの大気によって光化学オキシダントの濃度が上昇することで米の収量が減じているそうです。


●光化学オキシダントの平均濃度(ppm)     
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・              沿岸部    内陸部
2001~2005年平均  0.045(ppm) 0.031(ppm)
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●玄米の平均収量
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・             沿岸部     内陸部 
1980~1996年    588(g/㎡)  577(g/㎡)
1997~2005年    560(g/㎡)  609(g/㎡)
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農業環境技術研究所(茨城県つくば市)の長谷川主任研究員によれば、日本海沿岸部の地点と約30キロ内陸ぶに地点で、品種と肥料水準の同じ米の収量を比較したところ、上記のような差異がみられたという。
80年代は沿岸部のほうが多かった収量が、90年代に逆転し、2000年以降は内陸部が常に上回った。
[1]
沿岸部では、夜間に海からオゾンが流れ込むので、夜間になっても光化学オキシダント濃度が下がらないのではないか、とみられている。

小林和彦東大教授(農学)によると、収量が減るのは、光化学オキシダントの主成分であるオゾンが植物の葉の中に入り、光合成作用を妨げるため。

中国大陸からの大気による影響は、太古の昔からの黄沙による春霞に限らず、今や光化学オキシダントにもみられるようです。
大気も海もつながっており、地球儀の上にしるされた国境線で分かつことなど意味をなさない、と改めて感じさせられます。地球上に織り成す生物は、そのような環境外圧に晒された存在であることを知る必要があるということでしょう。
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◆参考サイト◆
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黄砂 [2] 
光化学オキシダントと植物- オゾンが農作物におよぼす影響 – [3]
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by びん

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