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2008年03月18日

“小麦キラー・サビ病菌”の脅威~マスコミが報道しないのはなんで!?

“小麦黒さび病菌・Ug99”という厄介な病原菌が、世界の小麦畑に広がりそうな勢いです。
以下、「農業情報研究所」より転載します。
http://www.juno.dti.ne.jp/%7Etkitaba/agrifood/disaster/08030601.htm

小麦キラー・サビ病菌 アジア主要小麦生産地に迫る
  世界食料供給への破滅的影響も

 穀物・食料品価格の高騰で、アフリカ、アジアをはじめ、世界中がマルサスの亡霊に怯えるなか、小麦生産に壊滅的な打撃を与えかねないウガンダ発の小麦黒さび病菌・Ug99が、遂にイランの主要小麦生産地域に現われた。1999年にウガンダで発見されたこのカビは、風によってはるか遠くまで運ばれる。2007年、ケニヤとエチオピアの小麦収量を大きく減らすとともに、海を渡ってイエーメンにまで広がった。そして、5日、国連食糧農業機関(FAO)が遂にイランでも発見されたと発表した。

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FAOによると、このカビは、襲われた小麦畑の収穫を全滅さえさせる。そして、今や、イランの東に広がるアフガニスタン、インド、パキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、カザフスタンにも広がる危険が迫っている。これらの国は世界の主要小麦生産地域の一つをなす。ところが、アジアとアフリカのすべての小麦品種の80%はこれに対する抵抗性を持たない
 となると、この地域にこの菌が広がれば、世界は間違いなく飢餓に直面することになる
 FAOのShivaji Pandey植物生産・保護局長は、「この菌は急速に広がっており、リスクに直接曝された国の小麦生産に深刻な打撃を与える恐れがある。すでに食料価格高騰に襲われている国々のリスクを減らすために、感染国と国際社会は、その拡散を制するように、万全を期さねばならない」と言う。
 世界中の小麦サビ病と闘うために設立されたボーローグ・グローバル・ラスト・イニシアティブ(BGRI)が、抵抗性品種の開発、その清浄な種子の生産、国の植物保護・植物育種事業の改良などで各国を支援する。ただ、感染国とリスク国の農民が利用できる長期持続抵抗性品種の開発には一層の努力が必要という。

>感染国と国際社会は、その拡散を制するように、万全を期さねばならない
って言いますが、感染国=アジア・アフリカ諸国に、そんな技術力があるはずありません。要するに、この呼び掛け自体が既に欺瞞に満ちており、本質的には、国際社会=先進国がこの問題の鍵を握っているのと同じことです。
“BGRI”の設立もなんだか怪しい。「抵抗性品種の開発、その清浄な種子の生産、国の植物保護・植物育種事業の改良など」は、もちろん必要なことだし、そう言えば聞こえはいいですが、そうやって開発された種子は、間違いなく高値で売りつけることが出来るでしょう。過去にもそうやって新しい市場が作られてきましたし、その種子の販売権を持つものが、世界の食糧供給を牛耳ることになるのです。
そもそも、発見されたのがアジアやアフリカだけで、アメリカやヨーロッパなど先進諸国では全く報告がないことも腑に落ちません。因みに、このUG99に抵抗力のある小麦の種は、何故かカナダですでに開発されているという話も聞きます。
そして何よりも、これは世界食糧危機につながるような非常に深刻な問題であるにも拘らず、何故マスコミは全く取り上げようとしないのか?それが最大の疑問です。
やはり、何か作為的なものを感じずにはいられません。
参照 「世界の食料供給を牛耳っているのは誰か?」
http://benjaminfulford.typepad.com/benjaminfulford/2007/06/post_2.html
私達は、もっと事実を知る必要がありそうですね。
小松でした。

投稿者 komayu : 2008年03月18日 List   

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コメント

>しかし、日本という国は、実はヨーロッパ諸国以上の農業大国になってもおかしくない国なのです。<
これ、すごく納得でした☆
日本の農業をどうしていったらいいか、どこに進んでいったらいいか考える上でも、日本人の起源や歴史を探ることはとっても有効そうですね♪
可能性を感じさせてくれる記事をありがとうございます(-^o^-)

投稿者 たてこ : 2008年8月29日 05:18

たてこさん、どうも^^
そうなんですよね、僕もこの記事を読んだとき、日本の農業には、実はもっと可能性があるんじゃないか、それをもっとみんなに知ってもらう必要があるんじゃないか、と思いました。
歴史をさかのぼることで、日本の農業の優れたところ、スゴイところ^^;、そんな可能性をもっと引き出せたら、と思います。
さらに、どこでどう道を誤ったのかも、きっと明らかになるはずだと思います。
是非一緒に追求していきましょう。

投稿者 こまつ : 2008年8月29日 20:36

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