2008年3月18日
2008年03月18日
“小麦キラー・サビ病菌”の脅威~マスコミが報道しないのはなんで!?
“小麦黒さび病菌・Ug99”という厄介な病原菌が、世界の小麦畑に広がりそうな勢いです。
以下、「農業情報研究所」より転載します。
http://www.juno.dti.ne.jp/%7Etkitaba/agrifood/disaster/08030601.htm
小麦キラー・サビ病菌 アジア主要小麦生産地に迫る
世界食料供給への破滅的影響も
穀物・食料品価格の高騰で、アフリカ、アジアをはじめ、世界中がマルサスの亡霊に怯えるなか、小麦生産に壊滅的な打撃を与えかねないウガンダ発の小麦黒さび病菌・Ug99が、遂にイランの主要小麦生産地域に現われた。1999年にウガンダで発見されたこのカビは、風によってはるか遠くまで運ばれる。2007年、ケニヤとエチオピアの小麦収量を大きく減らすとともに、海を渡ってイエーメンにまで広がった。そして、5日、国連食糧農業機関(FAO)が遂にイランでも発見されたと発表した。
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投稿者 komayu : 2008年03月18日 Tweet
2008年03月18日
茶の改植
こんにちは。
今日は、お茶の改植作業について、レポートしたいと思います。
お茶の木は、樹齢数百年もの木が現存するほど、樹木としては長生きですが、栽培して収穫して、お茶製品として販売するという、経済樹齢としてみると、30年から50年と言われています。
若い木は、再生能力も高く、収量、品質とも良いのですが、年月を重ねると、樹勢が衰え、収量も望めなくなります。そこで、古い木を抜いて(抜根)、苗木を植え、新しい茶園として、再スタートを切ります。
また、その機会に、より望ましい品種に変えたり、畝の数や向きを調整したりもします。何十年に一度の大仕事ですが、大きく栽培計画を変更するチャンスでもあります。
我々の農園でも、今年から借り受けることになった茶園で、改植をする事にしました。植えてから40年以上経過していて、品種は在来種、また、昨年までの管理が良くなかったこともあり、このまま手入れをするよりも、改植する事を選択しました。
改植前の状態:5条あるのですが、枝が伸び放題で写真ではよく分からない程です。
ユンボ(バックホー)で、根元から株を抜いていきます。根は深く、強く張っています。過酷な環境でも成育するという、茶の生命力の強さを感じます。茶の効能、薬効が高いのも、その事と関連しているのではないだろうか?
抜根作業のポイントは、株もとから引き抜いて、太い根を残さないようにする事と、枝をなるべくバラさないようにする事です。それから、土をよく落とすこと。初めての経験で、最初は難しかったのですが、二日目くらいから要領が分かってきました。面白いことに、重機での作業なのですが、ちょうど手で雑草を引き抜く時と同じように、株元をつかまえて、少しこじるように、根を引き剥がすように(表現が難しいですが)すると、うまく行くようです。
株を引き終わった状態:茶園2枚で7畝(7アール)、抜根だけで丸3日くらいの作業でした。
引いた株は、畑から持ち出して、休耕田で焼きます。抜根したその場で焼く予定でしたが、両隣に茶畑やしきみ畑があるので、熱の影響を考慮して、広いところで焼くことにしました。
軽トラでピストン輸送。これがまた大仕事で、3人で2日くらいかかりました。軽トラだけでは足りず、1トントラックや運搬車も総動員です。
そして本日、株の焼却も無事終了。茶の木は燃えやすく、何日も乾燥させなくても、引いたその日に火がつきます。
抜根~焼却が終わって一安心。次は定植作業に入っていきます。
by 馬場
投稿者 sbaba : 2008年03月18日 Tweet