2009年12月12日

新シリーズ【「新しい農のかたち」の実現に向けた政策提言】(1)

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お久しぶりの長谷です。
tiwawa さんの記事
新しい「農」への途—秩序と集団の再生が「農」への最大の期待!」
にもあるように、現在、農への社会的期待は、高まるばかりで、このブログでも、農の持つ課題、問題、構造を、事例を取り上げながら、追求してきました。
 そして、今回から始まる新シリーズでは、それらを受けて、いよいよ、「新しい農のかたち」
を実現する具体的な制度、政策を提言して、可能性を形にして行きたいと思います。
 現在、既存の政治家や官僚が、実現できる答え(農の可能性)を打ち出せていないのに、素人が政策を提言して行くとは、大それたことに思えるかもしれません。が、それは、既得権益に縛られ、また、社会統合を専業の仕事としているという構造的欠陥を孕んだ統合階級故に出来ないのであって、既存の枠や利権に囚われる必要の無い、我々素人
こそが、あらたな可能性を提示できるのではないでしょうか。
 そこで、このシリーズでは、以下、10回に分けて、農の現場の実感も交えて、提言して行きます。
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posted by naganobu at : 2009年12月12日 | コメント (7件) | トラックバック (0) List   

2009年12月10日

自然農法から教わるものは?

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<画像はコチラより引用させてもらいました>
現在、食糧危機問題どうする?を仲間と一緒に追求しているのですが、この間、仲間の一人 から、 「そもそもどういう農法だったら、食糧問題を突破できるのだろう?」という疑問が出されました
そこで、最近、農法に着目してみることにしました
とはいっても、仲間のメンバーも含めて農法にはどれくらい種類があるのかも良く分かりません・・・ 😥
まずは、どのような農法があるかのピックアップを行うところからスタートしてみました
そこでのまとめは、いずれ発表させていただきますが、今回は、農法の中でも有名な『自然農法』について、るいネットから紹介させていただきます
その前にいつものヤツをお願いします 🙄

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posted by marlboro at : 2009年12月10日 | コメント (2件) | トラックバック (0) List   

2009年12月09日

「社会変革を事業化しよう」~農村を活性化させるために

こんにちは、こまつです。
現在、農業への関心は、日に日に高まってきていますね。私たちの農園にも、たくさんの若者が農業研修に訪れ、農業体験のお客さんも少しずつ増えてきています。
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とは言え、全体的に見れば、現在の農村社会は、まだまだ活力が低迷し、閉塞状況にあるのが現実です 🙁 農村を活性化させるためには、個々の農家の活力再生が不可欠なのだと思います。
農家の活力再生を考えるにあたり、以下、「次代を読む」から引用します。

万人が属している社会を統合する仕事は、万人によって担われるべきである。それに本来、社会を変革し、統合してゆく仕事ほど面白い仕事は他にない。その大切な社会統合の仕事を、国民に選ばれた訳でもないのに、官僚や学者やマスコミが独占し、自集団の利益を第一にして甘い汁を吸っているという仕組みが、根本的におかしいのだ。そのことに気付かずに、それを放置して彼らに任せてきたから、こんなに行き詰まってどうにもならない社会になってしまったのである。
(中略)
集団を超えた次元に存在する社会を統合(もちろん変革も)する為には、単独の集団原理とは全く異なる原理の統合組織が必要なんだということに、未だ誰も気付いていない。しかし、万人が参画できる、社会統合組織の条件は簡単で、二つだけである。社会統合は、全員が担うべき当然の役割=仕事だとすれば、その仕事に対してそれなりの収入が保証されなければならない。しかも誰もが何らかの専業に就いているとしたら、この組織は誰もが副業として担うことが出来る半事業組織でなければならない。
(中略)
それに、全員の社会を、特定の思想に固まった集団が動かすというのは、大きな間違いである。万人の属する社会を導くことできるのは、万人の認めることのできる事実の認識(=科学)だけであって、特定の思想などに社会を統合する資格はない。これが社会統合組織のもう一つの条件である。

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posted by komayu at : 2009年12月09日 | コメント (8件) | トラックバック (0) List   

2009年12月06日

新しい「農」への途—秩序と集団の再生が「農」への最大の期待!

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こんにちわちわわです。
これまで11回に渡って過去の農政を紐解きながら、”新しい「農」への途”を探ってきました。
今回はシリーズの最終回として、人々の潜在思念に眠る可能性を覚醒させていきたいと思います。
「農」に期待してくださる方↓↓ぽちっと

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posted by tiwawa at : 2009年12月06日 | コメント (11件) | トラックバック (0) List   

2009年12月03日

今後可能性のある農法とは!?

今後、世界経済が不安定になっていく中で、食糧確保の問題は大きな課題となってきます。
そこで、実際どのような農業形態になっていくことが可能性になるのでしょうか!?

今回は、既存の農法でうまくいっている例を「るいネット」紹介されている記事を元に上げてみたいと思います。

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posted by sari at : 2009年12月03日 | コメント (6件) | トラックバック (0) List   

2009年11月30日

新しい「農」への途-これからの日本の農業どうする?

前回、『農水省のムダは“事業仕分け”程度で何とかなるのか』では、民主党の事業仕分けの流れから、今年度の補助事業を取上げて、具体的な政策をみていきました
そこで明らかになったのは・・・

民主党の裏の意図は、これまでの自民党の農協系や土建系などの族議員たちの集票基盤を、予算というカンフル剤を干す事によって、徹底的に破壊すること。農水省の予算も「事業仕分け」も、民主党と自民党の政争の道具であって、これから農業を振興していくために必要な戦略や方針を考える…というところには到底至っていないと感じられる。

コレは、官僚制の弊害の最たるものであり、利権確保・拡大策の続行であり、日本の農業・食を考えていく上で、本当に必要な方針が存在していないのです このままでは、日本の農業も後継者が出てこず、衰退する一方でしょう
それでは、日本の農業を再生するにはどうする?
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posted by staff at : 2009年11月30日 | コメント (5件) | トラックバック (0) List   

2009年11月29日

新しい農への途-農水省のムダは“事業仕分け”程度で何とかなる問題なのか

雅無乱です。
第一次「事業仕分け」がようやく終了した。結局1.7兆円削減できただけに終わったが、公開で行うことで世論の関心を高めた事だけは評価できる。
その中で農水省は、というと…
中山間「要求通り」 農地・水対策は縮減/事業仕分け(日本農業新聞)

==================================================
政府の行政刷新会議は27日、2010年度予算概算要求を精査する「事業仕分け」の最終日の作業を行った。生産現場から継続の要望が強く上がる農水省の中山間地域等直接支払制度は、事務費縮減を求めた上で「予算要求通り」と判定した。一方、農地や水路を保全する地域活動などを支援する農地・水・環境保全向上対策と、農業関連施設整備などに助成する強い農業づくり交付金は、ともに「予算縮減」と判定した。
最終日の農水省関係は、水産関係も含め7項目で事業仕分けを行った。
==================================================

という感じで、当然、削減対象の筆頭となっている。
農地・水・環境の整備事業を中心とした土建系の事業群は当然削減される対象に挙がるとしても、果たしてそれだけで日本の農政は改善され、日本の農業は甦るのだろうか。
H21年度の予算編成を振り返って、基本から捉えなおしてみたい。
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posted by nanbanandeya at : 2009年11月29日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2009年11月26日

企業がこの先の状況を認識=>農業研修(自給自足)

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こんばんは、misimaです
今日は、以前の記事にもありましたが、「共認の輪『るいNETWORK』」から
●企業による自給自足の挑戦 ~船井総研の農業研修~の続編を紹介したいと思います 😀
企業がこの先の状況を認識=>農業研修(自給自足)
経営コンサルティング会社・船井総合研究所の環境ビジネスコンサルティンググループでは、
企業の自給自足に向けて、今年から社員の農業研修を行っているそうです。(リンク

総合コンサルティング会社と言う業種もあってか、今後の経済状況(先が読めない)と他社に負けてしまうと言う現実の圧力があるなかで、やはり社会の情報などを研究(追求・認識力がある)していく事しか、勝っていけないんだと思う。
そして、研究していく内に、でた答えがリンク

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posted by misima at : 2009年11月26日 | コメント (5件) | トラックバック (0) List   

2009年11月24日

なんで屋露店⇒なんで屋劇場⇒るいネット

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こんばんは まるいちです。 😀
今日は、新シリーズ【次代を読む⇒次代の農業・・・どうする!?】で、
「なんで屋露店⇒なんで屋劇場⇒るいネット」「新しい社会統合機構を自分達の手でゼロから構築してゆく活動」を取り上げます。
実は先日、類農園のある奈良県宇陀市の若手農家や農業研修生で作っている【楽農倶楽部】の勉強会を類農園で開催しました。
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これは、類農園の「なんで屋露店ネットサロンなんで屋劇場」版です。
類農園の研修生ブログ☆毎日が一年生☆.。.:*・゜の記事 らくのう倶楽部 若手農家が類農園に大集合!より引用。

今日は宇陀の若手農家がなんと類農園に大集合!
なんと総勢30人近くがあつまり、勉強会を行いました
勉強会の内容は「農業の関心が高まってるのは何で?」
社会的、政治的な問題から身近に感じている農への関心の集まりなど活発に議論が交わされました。
特に「個人農家さん」のやる気がすごい!普段一人で同じ作業の繰り返しをしているだけではやはり活力が出てこない・・・家族以外との交流がない・・・閉塞感に陥ってしまう・・・とにかく人に場に集まって可能性に向かって行きたい、やる気をもって日々の作業も取り組んで行きたいという思いが強いようです
今日みたいにまず集まって話す、そのなかで幅広い視野で認識力を身につける事で自分たちの農業が社会の中でどのような位置にあるのか、どうすればやりがいをもって取り組んでいけるのかの発想も生まれてくると思います。
 最後はみんな笑顔で帰って行ってくれたので今後も期待大ですね!!!

と言う事で、大成功でした。
やっぱり、誰もが共認充足を求めている、誰もが社会の当事者として社会を考えたい、そして答え(=認識)が欲しい、と言う事だと思います。
では、【次代を読む】の紹介です。↓

なんで屋露店⇒なんで屋劇場⇒るいネット
そこで、’03年、るいネットの支援者を中心にして、路上の共認形成の場が生み出された。それが、路上に「みんなのなんで?に答えます」という看板を掲げた『なんでや露店』である。既に100数店が活動中で、街のあちこちに、みんなの反応を活力源にし、みんなの共認を羅針盤にしながら、みんなで共認を形成していく場が、生まれている。
 むろん、原初の社会は、見知らぬ人々との間に形成される、非定型で不確かな関係である。従って、そこで共認充足を体感した人たちは、定常的に集える場=『認識サロン』を求め始める。また、もっと多くの人と交信したいし、もっと役に立つ答えが欲しいという圧力も働き始めるだろう。そのような上昇期待に応えて、『みんな共認』を形成してゆく場が、万人に開かれたインターネット上での『認識形成サイト』である。
 その認識交流の面白さ=引力の秘密は、『みんな期待』に応えて集団外に発信(応合)し、その反応(充足)を得ることへの期待にある。そうして、最初、街のあちこちで形成された『なんでや露店』でのつながりが、『認識サロン=なんでや劇場』を媒介に『認識形成サイト』に収束してゆけば、それは巨大な超集団ネットワークに成長してゆく。
新しい社会統合機構を自分達の手でゼロから構築してゆく活動
それだけではない。『認識形成の場』に参加するということは、これまで一握りの専門家が独占してきた認識の形成を、普通の人々が担うということであり、彼ら学識者(=傍観者)に代わって社会の生命部である共認形成を自分たちで担ってゆくということに他ならない。
 従って、社会の心臓部となる『認識形成サイト』への参加は、そのまま旧体制に代わる全く新しい社会統合機構(の中核部)を、自分たちでゼロから構築してゆく活動となる。それは、まぎれもなく「この時代を作ってゆく当事者になる」ということであり、だからこそ「一番面白い」活動になる。

このような「認識形成の場」に参加してくれた方々の様子を引き続き紹介します。
是非、続きを読んでください
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posted by nara1958 at : 2009年11月24日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2009年11月21日

新しい「農」への途(2-1)――「可能性発」の農業とは――

これまで9回に渡って連載してきた「戦後農政の超克」シリーズでは、現在の日本農業の姿を生み出した農業政策を整理してきました。
ここでシリーズ開始時点の構想を再掲載します

(1)寄生地主の土地を農民にバラ撒いた「農地改革」は、農地の私有意識を生み、
(2)共同体的な集団による生産様式が家族単位へと分解され、
(3)家族経営ゆえに農業資材や技術や経営も外部(=農協)に依存したことで、農民は部分労働者と化し、
(4)自給自足の途を閉ざして給与を他に求める兼業へと向かい、
(5)農地転用による一攫千金狙いで農地を抱え込むことで、地域ぐるみの営農集団再生も、新たな営農希望者への農地貸与もままならず、「農」の可能性は閉塞しましたが、
(6)豊かさが実現し、縮小経済へと移項したことが、農地の流動性を高めることとなり、
新たな社会需要を包摂した「新しい『農』のかたち」が期待されます。

ここからは、これまで追求してきた事実に基づき、これからの農業のあり方を模索し、提示していきます。【新しい「農」のかたち】というブログの名前通りですね
というわけで、「可能性」に向かうシリーズ最初の投稿は、『実現の場を作る』という軸で展開します。
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posted by staff at : 2009年11月21日 | コメント (7件) | トラックバック (0) List