2010年08月24日

【共認時代の農業~先駆的事例紹介】日本の農業を盛り上げる新勢力『農的学生団体』紹介

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こんにちは 😀
農への関心の高まりの事例として『就農する若者』が一つ上げられると想います
一昔前では農業なんてと見向きもされなかった時代から、定年後に農業とか脱サラして農業という時代を経てついに就農する若者が増えつつあるというのは農に対する関心・期待感の高まりと新たな可能性を感じますよね
今回はそんな就農する若者たちの活動団体、その名は『農的学生団体』をクローズアップしてみたいと想います
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posted by shoji at : 2010年08月24日 | コメント (4件) | トラックバック (0) List   

2010年08月20日

類農園の農産物を徹底PR☆~薯(いも)編~

類農園の農産物を徹底PR☆は、冬の看板作物「自然薯」「伊勢芋」「大和芋」を、奈良のクマちゃんからのアピールです。
自然薯・伊勢芋・大和芋は、いずれもすり下ろすとすごく粘る、とろろ芋です。
それぞれ、歴史もあり、特徴もあるのですが、その紹介はこれまでも何度か書いてきましたので(リンクhttp://blog.new-agriculture.com/blog/2009/05/000862.html)、今回は作り方、なかでも難しい自然薯の作り方を紹介したいと思います。
自然薯は本来、山の中に自生しているもので、地下深く1m以上に成長します。
山での自然薯は、くねくねと曲がりくねったり、何本にも分岐したりしています。それは、木の根などの障害物を避け、水分の多いところを避け、有機質を嫌って伸びやすい環境を求めながら伸びていくからです。
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(山から掘り出した自然薯)
畑での栽培においては、自然薯が伸びやすい土中の環境と、山の環境に近い地表の環境を再現することで行います。
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(畑で出来た自然薯)
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posted by parmalat at : 2010年08月20日 | コメント (7件) | トラックバック (0) List   

2010年08月17日

【共認時代の農業~先駆的事例紹介】『市民皆農の時代へ』

未分類

こんにちは
さて、前回記事では、社員の活力再生と集団の最先端課題である『食』の確保を考えている(株)アシストを事例として紹介させていただきました
記事はこちら 【共認時代の農業~先駆的事例紹介】社員の活力再生と集団の最先端課題である『食』の確保を真剣に考えている企業 (株)アシスト
さて今回は、視点を変えて、新しい農の形の一つとして『市民皆農』についての記事を紹介させていただきます
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写真はこちらからお借りしました
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2010年08月16日

「日本は世界5位の農業大国~大嘘だらけの食料自給率~」の書籍紹介(2)

「日本は世界5位の農業大国~大嘘だらけの食料自給率~」の書籍紹介(1) のつづきです。
◆耕作放棄地の増大は、何ら問題が無い
確かに、農水省は農業基盤整備と称して、中山間地に至るまで営々と農地開発を続けてきました。そして、一般に耕作放棄地は、農業従事者の高齢化問題などと並んで問題として取り上げられるます。ところが、浅川氏は何ら問題は無い、と一顧だにしません。何故か?
土地の条件が悪くて、無理しても農耕に適さないから、合理的な理由で放棄されただけのこと。「一度放棄された農地は回復が半永久的に困難」という通説も現実を知らなさ過ぎる。荒地を回復するには、事業農場が使いこなせる重機があれば十分。むしろ、耕作放棄地の増大は、成長農場が需要増に応じて安く借りられる、あるいは購入機会が増えるので、メリットになる(浅川芳浩裕氏)と云うのです。
確かに、放置されて草木や樹木が繁茂した(元)農地を人力で再開墾している状況をイメージしてしまうのは、時代錯誤といえそうです。また、自然農法などを志す人にとっては、有機物質の還元が自然とされるので魅力的な物件となるとも云える位です。
一般に、放棄耕作地問題を深刻に受け止める人々は、近代農業における生産効率の問題がわからないことに起因しているようです。次にその点を見てみます。

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2010年08月15日

「日本は世界5位の農業大国~大嘘だらけの食料自給率~」の書籍紹介(1)

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「日本は世界5位の農業大国~大嘘だらけの食料自給率~」(浅川芳浩裕著/講談社刊)を読みました。
前半は、新たな気付きを得て、グイグイ引きずり込まれる力を感じましたが、後半は、心の奥深いところで『澱』のようなものが滞ってしまうように感じたのが、正直な感想です。書籍の中味を紹介しながら、引っかかるものの正体は何か? を考えてみたいと思います。
◆日本は世界5位の農業大国
農水省や政治家やマスコミが、自給率向上を叫ぶ根拠として、「日本は世界最大の海外食料輸入国」で「海外に食料の大半を依存している」といいます。その認識そのものが誤っているとして、浅川氏は、下表の事実を提示しています。
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それどころか日本は、農業の国内生産額は826億ドルで、先進国のなかでは米国の1775億ドルに次いで2位。世界全体で見ても、1位:中国、2位:米国、3位:インド、4位:ブラジルに続き第5位の農業大国なのだといいいます。これは、目からウロコでした。
◆食料自給率のカラクリ
例によって、農水省・政治家・マスコミの喧伝する自給率は、「供給熱量総合食料自給率」俗に「熱量ベースとか、カロリー・ベース」という総合自給率です。計算式に沿って確認してみます。
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といことになるとのことです。これは、意外と理解できていません。それって、自分だけ?
【自給率を見るときの注意点】を分かりやすく展開しているレポートがあるので抜粋して紹介します。

【ⅰ】必ずしも国産品の国内シェアを意味しない
 (★)式からわかるように、分母では輸出分を減じるが、分子では国産品のうちで輸出に回った分を減じていない。このため、「自給」率という名称にもかかわらず、輸出の多い国では100%を超える場合がある。言い換えると、国産品が輸出されている場合には、食料自給率は、「国産品の国内シェア」を意味しない。
【ⅱ】食料不足の指標ではない
 食料自給率は、ときに、食料不足の指標と混同される。
 分子は「国内生産量」であり、分母は「国内消費仕向量=国内生産量+輸入量-輸出量-在庫の増加量(又は+在庫の減少量)」である。輸入が困難な状況にある国では、分母の数値が分子の数値に近いのであるから、国内生産の多少にかかわらず、自給率は高くなる傾向を示す。
 よって、その国が食料不足の状態にあるか否かを知るためには、栄養不足人口の割合(又は国民1人1日あたりの食料供給量・供給熱量)の数値をみる方が適切である。
【ⅲ】消費の変化により数値が変化することもある
 食料自給率の計算式の分母の数値は、国民の生命維持と健康な活動に必要な量や熱量又はそれに相当する額ではなく、現実に消費に仕向けられた量・熱量・額である。そのため、経済・社会的な状況や、消費者の好みなどによっても変化する。
 つまり、食料自給率の数値は、国内生産量(=計算式の分子)だけでなく、消費の水準や内容(=計算式の分母)によっても変化する。
【ⅳ】輸入途絶後は、国内生産の「量」が重要
 有事の際に、最終的に生死にかかわるのは、国内生産の「量」であって、「率」ではない。また、一般論として、こうした状況への対処としては、消費と生産を平常の状態から転換させること(消費水準を下げ、代替品を消費することとして、農業生産を熱量の高い植物性の品目に集中し、増産を図るなど)が考えられるが、生産転換後の食料供給力も、食料自給率の数値からは測れない。これを知るためには、別途、推計が必要となる。

「食料自給率問題」(農林環境課・森田倫子著)より抜粋
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/issue/0546.pdf

要は、食料問題を「供給熱量総合食料自給率」のみで言及するには無理がある、ましてや、食の安全保障を語るには別の切り口が必要だ、としています。ここで、同じ農水省からのレポートなのに、農水省の「食料自給率キャンペーン」にこの手の説明文が登場しないのは何故か? という疑問が湧いてきます。
参照 図録▽日本及び各国の食糧自給率の推移

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2010年08月14日

農業の”たのしさ”を伝えたい

みなさん、こんにちわ。三重からせきやです。
こちら三重では、稲刈りが始まりました。
三重県は本州の中でも稲刈りの始まりがとても早いところです。
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4月に田植をして、約4ヶ月間世話してきて、今、収獲 の時を迎えています。
いつの年も、収獲はとても嬉しいです 🙂 。農業の醍醐味 は、やっぱりここにあると思っています。
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収獲のよろこびを感じて、改めて農業の”たのしさ”をたくさんの人に伝えたいと思ったので、今回はその事を書きたいと思います。
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posted by keitaro at : 2010年08月14日 | コメント (5件) | トラックバック (0) List   

2010年08月13日

農地・食糧問題の近未来はどうなる?

こんにちは。世間では多くの方々が「お盆休み」に入っている時期ですね 😀
普段は都会で生活していても、この時期ばかりは「田舎に帰る」という方がまだまだ多くいるものです。

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画像はコチラからお借りしました

しかし、この『普段は都会にいるけど、たまに田舎に帰る』という感覚が当たり前になってきた現代社会には意外な落とし穴があるのです。
それって何?どうすればいいの?については本文で。
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2010年08月11日

園芸療法~農業に携わり、活力UPする人々~

こんにちは 😀
先日「園芸療法注目高める」という新聞記事を見つけました
なぜ、今注目されてきているのか?農業の多面的可能性について、取り上げてみます

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精神障害や、メンタルヘルスの面を中心に園芸という生活に身近な手法を用いる実践例が増加傾向にある園芸療法。いぶきの園の事例が、8/5の日経新聞夕刊に、紹介されていました。

・ 末期がんで動く事もできない40代の女性患者の顔や身体をハーブの香りを染み込ませたおしぼりでぬぐったら、表情が和らぎ手足を動かした
・ 認知症の患者にシソの香りをかいでもらうと、梅干を漬けていた昔を思い出した
・ 認知症で眠れず、昼夜逆転生活だった人が、穏かに眠り表情が明るくなった
・ 高齢者の回復期リハビリで3ヶ月・子供の摂食障害は1年ほどで、明らかに症状が良くなっていく事例もあった
また、児童虐待のトラウマが残る子供や、摂食障害など、他の治療での対応が難しい事例で、様々な病院から以来がくるのだそうです。
農業の多面的可能性~園芸療法~(リンク)

また、以前このブログでも同じような事例を取上げました。

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画像はこちら(リンク)から。

〇土や植物に触れるとそれが刺激になって、「あの人は誰それさんだね」と記憶がつながることがあるという。
〇精神的に不安定で攻撃的になる人が、土を掘ったり草をむしったりすることで攻撃する気持ちが発散されるという効果もある。
〇小さいときの記憶も体は覚えていて、そうした記憶は「壷のなかにしまわれていて、健常人はすぐに思い出して使えるが、認知症の人はそうした作業ができないが、土に触れることで刺激を受け、記憶につながる。」
農作業が認知症の治療に効果リンク

自然に触れることで、かなり反応UPされている様子です
また、上記の事例からは、自然に触れること以外にもうひとつ、押さえておきたいポイントがあります
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posted by megu3 at : 2010年08月11日 | コメント (9件) | トラックバック (0) List   

2010年08月10日

事実追求がつくる「おいしい野菜」:シモタファームの取り組み

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こんばんは!夏休みに入り、暑さであたまがぼーっとしつつある毎日をいかがお過ごしでしょうか?
この間、農に関する先進的な取り組み事例をご紹介してきましたが、本日は、茨城県の守谷にある「シモタファーム」を紹介したいと思います。
この農場では、オーナーの霜多増雄さんが、科学的根拠に基づいて野菜を生産しています。まさしく「事実追求」をモットーとするこのブログにぴったりの農場です。
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posted by imayou at : 2010年08月10日 | コメント (2件) | トラックバック (0) List   

2010年08月06日

類農園の農産物を徹底PR☆~おまけ 八咫烏神社と日本のはじまり物語~

こんばんは 本当に暑い日が続いています。夏ばてには気をつけましょう!
今日は、
類農園の農産物を徹底PR☆~大和野菜編 のおまけで、八咫烏神社と日本のはじまり物語をご紹介します。
八咫烏神社は、類農園の後ろの山がご神体です。そして社務所や集会所を自然体験学習教室の夏合宿の宿所や農業体験の方の宿所として利用させてもらっています。
宇陀の歴史・・・興味は尽きません 😀
八咫烏神社HP/より
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【日本のはじまり物語 一 】
 遠い昔、日向国(宮崎県)にお住まいになっていた神倭伊波礼毘古命(カムヤマトイワレヒコ)は、兄の五瀬命(イツセ)とともに「どこへ行けばもっと良く葦原中国(日本国)を治められるだろう」と相談したところ「東の方に青い山が取り巻いた良い土地があるという。そこが、天下を治めるに良いだろう」ということになり、早速、舟軍を率いて日向国を出発しました。
 そして筑紫国へ向かい、豊国の宇沙(大分県宇佐市)に着くと、宇沙都比古(ウサツヒコ)・宇沙都比売(ウサツヒメ)の二人が仮宮を作り食事を差し上げました。さらにそこから移動して、岡田宮で一年過ごし、さらに進んで阿岐国の多祁理宮(たけりのみや)で七年、吉備国の高島宮で八年を過ごしました。
 そして浪速国の白肩津(大阪府東大阪市附近。当時はこの辺りまで入江があった)に停泊すると、登美(奈良県奈良市)の那賀須泥毘古(ナガスネヒコ)が軍勢を起こして待ち構えていました。ナガスネヒコとの戦いは、たいへん激しいものでした。
 そのさなか、イツセはナガスネヒコが放った矢に当たってしまいます。
イツセは「我々は日の神の御子なのだから、日に向かって(東を向いて)戦うのは良くない。廻り込んで日を背にして(西を向いて)戦おう」と言い再起を誓いましたが、紀州半島沿いに南の海へ回り込み、紀国の男之水門に着いた所でイツセは亡くなってしまいました。
 失意の中、荒れ狂う海路に翻弄されながらもイワレヒコは何とか熊野まで辿り着くことができました。その安堵感も束の間、突然、大熊が現われてすぐに消えるではありませんか。するとイワレヒコを始め兵士全員が気を失って倒れてしまいました。熊はこの地に住む荒ぶる神の化身だったのです。
 この時、熊野の高倉下(タカクラジ)が、一振りの太刀を持ってやって来ると、イワレヒコはすぐに目覚め、その太刀を受け取ると同時に熊野の荒ぶる神は太刀の不思議な力に切り倒されてしまいました。そのおかげで、倒れていた兵士たちも気絶から目覚めることができました。
 イワレヒコは、タカクラジが太刀を手にここまでやって来た経緯を尋ねました。
 彼の説明によると――
 夢の中に天照大御神と高木神が現れ、この二神が武甕槌命(タケミカヅチ)を呼んで、「葦原中国はひどく騒然としており、私の御子たちは悩んでいる。お前は葦原中国を平定させたのだから、再び天降りなさい」と命じました。しかし、タケミカヅチは「平定の時に使った太刀があるので、その刀を降ろしましょう」と答え、そしてタカクラジに「倉の屋根に穴を空けてそこから太刀を落とし入れるから、天津神の御子の元に持って行きなさい」と言いました。目が覚めて自分の倉を見ると本当に太刀があったので、こうして持って来たのです
 ――と説明しました。
 ちなみに、その太刀はミカフツ神、またはフツノミタマと称えられており、現在は石上神宮に鎮座しています。
 また、天照大御神をはじめ高木神の命令によって八咫烏が遣わされ、その案内のおかげで熊野から大和の宇陀に至ることができました。

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posted by nara1958 at : 2010年08月06日 | コメント (5件) | トラックバック (0) List