こんにちは
😀
先日「園芸療法注目高める」という新聞記事を見つけました 
なぜ、今注目されてきているのか?農業の多面的可能性について、取り上げてみます 
精神障害や、メンタルヘルスの面を中心に園芸という生活に身近な手法を用いる実践例が増加傾向にある園芸療法。いぶきの園 [1]の事例が、8/5の日経新聞夕刊に、紹介されていました。
・ 末期がんで動く事もできない40代の女性患者の顔や身体をハーブの香りを染み込ませたおしぼりでぬぐったら、表情が和らぎ手足を動かした
・ 認知症の患者にシソの香りをかいでもらうと、梅干を漬けていた昔を思い出した
・ 認知症で眠れず、昼夜逆転生活だった人が、穏かに眠り表情が明るくなった
・ 高齢者の回復期リハビリで3ヶ月・子供の摂食障害は1年ほどで、明らかに症状が良くなっていく事例もあった
また、児童虐待のトラウマが残る子供や、摂食障害など、他の治療での対応が難しい事例で、様々な病院から以来がくるのだそうです。
農業の多面的可能性~園芸療法~(リンク) [2]
また、以前このブログでも同じような事例を取上げました。
画像はこちら(リンク) [3]から。
〇土や植物に触れるとそれが刺激になって、「あの人は誰それさんだね」と記憶がつながることがあるという。
〇精神的に不安定で攻撃的になる人が、土を掘ったり草をむしったりすることで攻撃する気持ちが発散されるという効果もある。
〇小さいときの記憶も体は覚えていて、そうした記憶は「壷のなかにしまわれていて、健常人はすぐに思い出して使えるが、認知症の人はそうした作業ができないが、土に触れることで刺激を受け、記憶につながる。」
農作業が認知症の治療に効果(リンク [4])
自然に触れることで、かなり反応UPされている様子です

また、上記の事例からは、自然に触れること以外にもうひとつ、押さえておきたいポイントがあります 
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白石農園の取組みが特徴的なので、ご紹介します

「1束つくると基本給に20円プラスしてあげるよ」と話したところ、自立したいという気持と、お小遣いが欲しいという思いを良い意味で刺激して、集中力へとつながったようです。彼は1ヶ月に1回、精神科医の訓練を受けに行き、農園の話を15分ぐらいひたすらするといいます。
それまでは座っていられないから、診療室にいてもらうのさえ大変だったのに、農園の話に没頭するまでになったわけです。そして、「先生、きょうの話はこれで終わりです。次にまた報告します。」と元気に言って帰るようです。
魅力ある都市農業をめざして ~白石農園の取組み③ 畑がディケアの場になった-メンタルケアの場としての農園作業-~
(リンク [5])
人との関わりの中で、必要とされていると感じることが、お金という評価を通して、彼を活力UPさせたのでしょう。また同様に、農業に携わる人達が、高齢でも現役で元気に働かれている姿には、こちらも元気をもらいます

以前、近所の80歳の農家のおじいさんから法蓮草を仕入れていた事がありました。当時は、発注量も多く、商品化に対する注文も多くて、かなり無理なお願いをしていたのかなぁ・・・と思っていました。
そのおじいさんが、突然、体調を崩し、数日後に亡くなって、お葬式に出させていただいたのですが、その時、おばあさんや家族の方から、
”本当にありがとう。いつも注文をもらって、嬉しそうに畑に出て行って、仕事をしていた。だから、長生きできたし、苦しまずに逝けたんですよ。”という話をしていただきました。
田舎の農家では、80歳になっても90歳になっても元気に仕事をしている人が多いし、畑で野良仕事をしながら亡くなる、或いは、ちょっと体調が悪いと言って休んでそのまま数日で亡くなる、ということが多いです。
葬式の時、家族や周囲の人達は、そんなお年よりに対して”亡くなったのは寂しく悲しいけれど、天寿を全うした、大往生だった。”と言って安心して見送っておられます。
誰もが活力のある生き方を望んでいる(リンク [6])
子供から老人、障害者もみんな、社会とつながる場、人に必要とされ、元気に役割を果たしていける場を求めています。そして、そのかかわりの中で、元気に暮らしていくことを心では望んでいる。
そして、それに応えていけるのが、農業だと感じ、園芸療法などの形で注目されてきているのでしょうね 

