2012年06月09日
【コラム】農業は週休4日でやるので充分→余力の創出が採算性、生産性を上昇させるという発想とその『本質』
画像はコチラよりお借りしました。
「JAが供給する種子を試したことはないが、10アール当たり6万円もの種子代を払って発芽率60%などのラベルの種子を見るとその保証される発芽率の低さに困惑する。こんな低品質な種子でもおそらく農家は農協にクレームをつけない。」
「就農直後、17年前のことであるが、金柑をJAに持ち込んだとき、「売ってあげる」と言われ、ギク!としたことを今でも覚えている。「売らせていただきます、ではないんですか?」という言葉を喉の奥に飲み込んだ。」
「自然の摂理を無視するために、多大なコストがかかる」
「農!黄金のスモールビジネス」(築地書館発行)杉山経昌著より。
こんにちは。
今日は、るいネットにあった記事「農業は週休4日でやるので充分→余力の創出が採算性、生産性を上昇させるという発想」をもう少し詳しく紹介します。この記事で紹介されているのが、冒頭の本の著者である杉山さんです。
農業の経営採算だけでなく、次代の捉え方や発想がとてもすごくてユニークで共感できます。
ちなみに週休4日とは、年間で平均した数字です。
本当にそれで採算が合うの?という疑問が湧くかもしれません。疑問が湧いた方は続きへ
いつもありがとうございます。
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2012年06月05日
農から始まる地域の再生~新しい生産集合体をどうつくるか?③ 農村共同体解体の背後には農協の存在が大きく関わっている!!
前回の記事で扱ったように戦後の農地解放によって小作農化した農村。
その農村が本来持っていた「共同体組織」。今やそれは風前の灯火 どころか崩壊の一途を辿っています。今回は農地解放した農村に最も影響力を持っていたのはズバリ農協だったいうことを明らかにしていこうと思います
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2012年05月29日
農から始まる地域の再生~新しい生産集合体をどうつくるか?②戦後の民主化・農地解放は、農村共同体解体の歴史!?
「農から始まる地域の再生」シリーズが始まりました。
今回は、プロローグに続き、戦後の日本の農村・農業の有り様を決定付けたとも言える戦後の農地改革と民主化=市場化について見て行きます。
では、つづきを読む前に、いつもの応援ポチっとお願いします。
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2012年05月22日
【コラム】「農業男子」にモテ期到来!?
先日、近所のおばちゃんと立ち話をしていて、気になる情報をキャッチしました
なんでも、今「農業男子」がモテるんだとか・・・
これまで、草食系男子やら柑橘系男子やら、いろんな男子が取り沙汰されてきましたが・・・ついに今、「農業男子」が注目されてるようです!
春から農業男子になった僕にとっては聞き捨てならないニュースです。
続きを読む前にぽちっとお願いします!
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2012年05月19日
農から始まる日本の再生シリーズ~改めて新しい農のカタチとは?プロローグ
画像はコチラからお借りしました。
農業をめぐる外圧状況については、以前当ブログの、
「経済危機・震災を機に、日本の農業を再生する~現状分析編~」にて扱いました。
ここでは、経済危機→輸入ストップや原発危機→食の安全崩壊、自然災害→栽培危機などから食糧危機の問題を提示しました。
もう少し、別の観点から農業が置かれた外圧状況を見てみると、TPP加盟論議以前から経営危機の問題や、担い手不足の問題があげられます。
担い手不足の原因として農業の経営自体が、他産業に比べて困難であることはよく言われます。そこでは儲かりにくい≒付加価値がつきにくいという問題から、ブランド化や販路開拓も含めた一次産業だけではない六次産業化が突破口として提示されています。
しかし一方では、農業だけでなく工業生産そのものが市場において衰退しつつあるという現実が見えてきます。
その視点からすると、他の工業生産品と同様の生産物として競争するという方針自体も早晩、カベにぶつかってくると思われます。
モノが余り、安い輸入物が市場に溢れれば、ブランド化を果たして生き残れる農業は自ずと限られてきます。
既存の農業のカタチに囚われず、戦略を練っていく必要があります。
そこで、新しい農のカタチを考える上でも、現状の農業について少し掘り下げてみたいと思います。
続きはポチの後で。
いつもありがとうございます。
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2012年05月12日
野菜がシャキッと蘇る方法!
3月からはじめての一人暮らしをしている私
今とってもハマっていることの一つに お料理 があります。
特に野菜 と鶏肉 が好きで、料理のレパートリーを増やそうと、日々試行錯誤中です。
そんな話を勉強会に参加している先輩にきくと
とっても興味あるお話を聞きました
この方法を使うと
・萎びた野菜もシャキッとなる!
・生のまま冷蔵庫に入れるより鮮度が長持ちする!
・食材の甘味や旨味が増す!
・野菜だけではなく、肉や魚、果物にまで使える!
などなどいいことづくし
その方法とは・・・
その前に、よければ応援おねがいします
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2012年05月08日
農から始まる地域の再生~新しい生産集合体をどうつくるか?①プロローグ
当ブログの「農が育む新しい教育シリーズ」では、
農は近代以降、市場原理に乗って発展してきた工業や各種サービス業とは違い、集団にとって切っても切り離せない食糧生産を担う事業 であり、かつ、その営み自体が教えてくれる自然の摂理や、共同作業を通じて得られる本源的な充足は、現在失われた教育機能の再生には不可欠ではないかと思います。
という問題意識から、農業学校の成功事例を紹介してきました。その中で、今後の様々な可能性が見えてくる一方、
地方の「農」の現場は活力が衰弱し、自力での再生は困難です。つまり、教育の再生と地域の再生は一体の課題だと捉えられます。
のように、 「地域(農村)の再生」という新たな課題が浮上してきました。さらに、地域を再生するには、それらの課題を担う人材が必要です。
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2012年05月05日
【コラム】『地域通貨』で農村を活性化する!~米本位制を実現する「おむすび通貨」の事例~
多くの農村で地域活性化が取り組まれていますが、愛知県に「米本位制」を取り入れた新しい通貨システムを作り、地域活性化に取り組んでいる農村があります。今回は、この地域通貨『おむすび通貨』について紹介したいと思います。
おむすび通貨を取り入れているのは、同じ河川流域である愛知県豊田市・田原市・岡崎市などの提携農家や提携店舗です。おむすび通貨の発行は「物々交換局」という任意協会(提携農家さんたちによる組合)によって行われています。
この地域通貨は、どのような仕組みで行われており、どのようにして活性化につながっているのでしょうか その背景を、ご紹介します
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2012年05月03日
【ニュース】次代に引き継ぎたい農業~地域で作る学校
今回は、先日の記事「農業の活性事業を担う指導層が、若者に伝えるべきもの(リンク)」にも繋がる、次代に引き継ぎたい農業のニュースを紹介します☆
先日の記事に紹介してある、以下の昔の集団生産のありようには、たくさんの集団統合の方法や集団での食糧自給の知恵が詰まっていそうです。
漁場や漁法や漁具は網元が代々保全、改良伝承するとしても、協業作業で仕込みがなされ、朝夕操業が繰り返される集団的生産関係であった。厳しい自然圧力を皆で同一視し、大謀を頭に集団の役割分担と能力序列は皆衆の前で自明であり、それはガキの頃からの仲間遊びを介した評価序列や集落内の現在評価とが繋がるものでもあった。
子供のときから、どのような集団にいるのかが、とても大切であることが伝わってきますね。
昔のような生産集団は崩壊した現代ですが、子供時代多くの時間を過ごす学校が、農業を取り入れている事例を紹介します
1学校1農園を実現している喜多方市小学校
平成18年、国の構造改革特別区域として内閣総理大臣より喜多方市小学校農業教育特区の認定を受け、小学校に全国初の教科としての「喜多方市小学校農業科」を設置されました。平成23年、農業科設置校は18校となり、喜多方市内すべての小学校で、農業の時間が取り入れられています。
喜多方市の農業の特色等をまとめた農業科副読本
各学校によって、取り組みの違いが少しずつあり、豊作を願って短冊を貼った山車を、田んぼに入ってみんなで担ぐ「どろんこ祭り」や地域のお年寄りへ作物をプレゼント、農業高校との交流など、イベントも様々です。
初の農業科設置校のひとつである熱塩小では平成23年から「心を耕すファームステイ」として地元の農家の家に行って、畑仕事のお手伝いをしました。農家の方々のお話を聞いたり、牛や鶏にえさをあげたりしました。地域の方々との交流が子供達の心も育てます。
参考:喜多方市HP
喜多方市の豊かな自然に、小学生時代からすべての子供たちが関わるような取り組みを行っている点で、全国では画期的な取り組みです。農業科を取り入れて4~5年経つ小学校では、地元の方たちとの関わりを広げていっている小学校の事例は、目立ちます
また、義務教育以外でもJAや市民による土日のみの企画:農業小学校は多く行われています。
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posted by megu3 at : 2012年05月03日 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2012年05月01日
【コラム】 農業の活性事業を担う指導層が、若者に伝えるべきもの
日本の農業のこれらからを考えた場合、指導者は若者たちに何を伝え、若者たちは指導者から何を受け取るべきなのでしょう。
画像はこちらからお借りしました
農業の技術やノウハウ?収益の上げ方?最先端の農薬や合成肥料による効率化?
いえいえ。
もっと大切な事があるはずです。
今回は、その大切な事を「るいネット」からご紹介したいと思います
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posted by kasahara at : 2012年05月01日 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList