2013年07月29日

【コラム】嗚呼、素晴らしき煎茶

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 シリーズ『茶のチカラ』と題して、茶の歴史から現状までご紹介してまいりましたが、今回はちょっと一服 入れて頂くのに丁度良い、お茶受け話をしたいと思います。
 
 何を隠そう、私たちも茶農家の端くれであります 丹精込めて作ったお茶の 素晴らしさを 、もっと知って頂きたい
 そんなわけで、お茶(煎茶)の素晴らしさをご紹介します
 
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2013年07月28日

シリーズ”茶のチカラ 3”お茶に求められるものとは?消費から、日本人にとってのお茶を考え直す。

前回の記事にあったように、お茶の消費が大きく変わってきています。
ペットボトルの普及によって、手軽にお茶が飲めるようになった分、急須で飲む機会が減ったと言われています。
ところがペットボトルの消費は頭打ち。一方でリーフ茶の販売単価が下がっています。このままでは、お茶そのものの存続が危ぶまれます。
お茶をゆっくりたしなむ、手軽にペットボトルを飲む。どちらが正しいということではない思います。しかし、その時々で、お茶に求められることがあり、それが反映された飲み方になっていたのではないでしょうか。
今回は、お茶の飲まれ方の変化と、その背景を探り、今後のお茶の在り方を考えてみたいと思います。
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こちらからお借りしました。

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2013年07月24日

シリーズ 茶のチカラ 2 茶の現状~ペットボトルが落とした影~

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今シリーズ2回目の記事です。今回は、現代における”お茶の実態”に切り込みたいと思います。
始めに、皆さんお茶と言われて多くの方が連想されるのは、「ペットボトル」ではないでしょうか?今やほぼ生活の一部として存在し、無くてはならないものになっていますよね。
しかし、一方でお茶農家さんはと言うと・・・年々減少し、衰退の一途を辿っています。
「えっ!ペットボトルが多く飲まれると、お茶農家さんは潤うんじゃないの?」と思う方は多いと思います。
しかし、一概にそうではないのです。意外だとは思いますが、これが現状なんです。。

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2013年07月20日

【シリーズ】生態系の循環を活かした持続可能な農業の実現に向けて(6)~雑草とどう付き合うか?

これまで、本シリーズ(下記)では、生態系の循環を生かした持続可能な農業の実現に向けて、先ずは、土作りが基本であることを固定し、現代の農業を循環型の農業に変えていく上で、最も土作りに適した農法として、不耕起栽培の可能性と課題について整理してきました。
(1)プロローグ
(2)何故、土作りが重要か?
(3)不耕起栽培の可能性 耕運の長短を知る
(4)畑作における不耕起栽培の事例
(5)水田作における不耕起栽培
不耕起とは耕すことなく、作物残渣を利用し微生物の分解力を生かして土の団粒化を促す栽培法です。この不耕起が広まったきっかけは、土の水食・風食防止にあります。ところが、耕さないので、土の表面に落ちていた雑草の種子が土深く埋め込まれないため、どうしても、雑草が盛んに生育します。かつては日本の農業の代表的な労働が「田の雑草取り」だったように、日本の作物栽培は「雑草との戦い」の歴史でもあったのです。
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従って、農薬に頼らない循環型農法の一つである不耕起栽培を実践、普及させていく上で、この雑草対策をどうするかが最大の課題になります。
今回は、この雑草対策について考察を進めていきます。
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2013年07月11日

【シリーズ】生態系の循環を活かした持続可能な農業の実現に向けて(5)水田作における不耕起栽培

“【シリーズ】生態系の循環を活かした持続可能な農業の実現に向けて(3)不耕起栽培の可能性 耕運の長短を知る”の記事から近年機械化された農業により土の豊かさが失われてきており、その解決策として不耕起栽培について紹介していました。そこで今回のテーマは水田作における不耕起についてなのですが、本ブログの“生態系の循環を活かした持続可能な農業”の視点から水稲の不耕起栽培について見ていきましょう。
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posted by ARI-HIRO at : 2013年07月11日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2013年07月02日

【シリーズ】生態系の循環を活かした持続可能な農業の実現に向けて (4)畑作における不耕起栽培の事例

            
このシリーズの第2回『何故、土作りが重要か?』 リンク)では農作物の栽培において重要な土壌の形成過程や構造を知る中で「団粒構造が進んだ土は。水や空気の通りがよく、柔らかくて水持ちが良い、植物の生育に好適な条件となる」ことが分かりました。
 
シリーズの第3回『不耕起栽培の可能性 耕耘の長短を知る』 (リンク)では、機械化の進んだ近年の耕運が土壌の団粒構造を徐々に破壊させて行き、農地の地力を衰えさせている現状を知りました。そして、この問題を解決する『不耕起栽培』と言う農法に可能性を感じました。
そこで今回は「畑作における不耕起栽培の事例」を調べてみます。
不耕起栽培に可能性を感じ、試みようとする人にとって一番心配なことは、本当に不耕起で収量を得ることが出来るか?また不耕起を何回繰り返すことが出来るのか?ということだと思います。この点について調べてみます。
 

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posted by mukai at : 2013年07月02日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2013年06月30日

シリーズ 茶のチカラ 1 茶の歴史(共認形成の場、そこに、いつもお茶があった)

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みなさん、こんにちは。今回から新しいシリーズ 茶のチカラが始まります!!
最近、お茶と言えば、ペットボトルのお茶を傍において、仕事や勉強に励まれている方も多く、誰でも毎日口にする身近な飲み物の一部となっているのではないでしょうか。
 しかし、一方で、日本全国の茶農家は、経営が成り立ちにくくなり、有名茶産地でも茶畑の荒廃が進んでいます。類農園三重農場でもお茶を栽培しており、農場の位置する度会町は、わたらい茶として有名で、無農薬茶栽培では、全国でも先駆けの地でもあります。ところが、当地でも、最近のお茶の生産の衰退には、目を覆うばかりです。
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荒廃して雑草に覆われた茶畑           ペットボトル飲料
 しかし、そんな現状を嘆いてばかりもいられません!!
市場経済が崩壊の危機を迎え、社会構造も大きな転換を迫られている現在。農や食、文化のあり方もその転換を迫られています。
 そこで、本シリーズでは、あらためて、日本人に馴染みの深いお茶を採り上げ、
市場社会の次の時代に於ける、お茶や食、それらを通した人のつながりの可能性を追求して行きます。
 シリーズ最後までお付き合いお願いします。
いつものぽちっとよろしく!!

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posted by naganobu at : 2013年06月30日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2013年06月26日

食と日本人の知恵袋シリーズ vol.7 ~『薬を飲むならお茶を飲め!?急須で入れたお茶のススメ!!』~

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前回の『 お茶の伝来と変遷 』では、日本に伝播したお茶が如何に庶民の間にも親しまれるようになったかについて、歴史を紐解きながらお伝えしました。
鎌倉時代に書かれた『喫茶養生訓』には、『茶は養生の仙薬なり。延命の妙術なり』と記されており、当時はお茶は『薬』として飲まれていたそうです。
普段、当たり前のように飲んでいるお茶が、『薬』とは驚きですが、確かに現代でも、お茶は体に良い等の声を見聞きします。
実際、現代の研究でお茶には様々な効能があることが解明されてきており、中でも1986年に国立遺伝学研究所の故・賀田恒夫教授が、茶の渋みであるタンニン類(カテキン類)に抗癌作用があることを発表し、脚光を浴びています。
そこで、今回は「お茶の効能」についてお届けします。

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posted by shiogai at : 2013年06月26日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2013年06月21日

農を身近に★あぐり通信vol.5:贈与でどうよ?物々交換は脱市場→贈与経済への第一歩

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こんにちは 😀
前シリーズ「タネから次代の農業を考える」では、

“安い”“いつでも手に入る”“調理しやすい”などの市場経済によって増長されてきた価値観ではない判断軸をもつ人々が増えていること また、形ばかりの健康志向や安全志向ではなく、“種”という本質的なものへ人々の関心が集まりつつあること。これは、私たちの求める豊かさの質がより本源的なものへと転換してきていることを現しているといえるでしょう。

と提起しました。これからの農業、地域を予測していく上で、市場経済からの脱却は大きなテーマとなるのではないかと思います。
では、脱却した先はどうなるのか?
今回は、それを考えるヒントとして、内田樹さんが提唱している「贈与経済論」をご紹介します。
内田さんは、「現在のような交換経済から贈与経済へというおおきな流れはもう変えようが無いと思っている」と推測しています。
そして後半では、丹羽順子さんが発起人となり、拡がりを見せつつある“xChange”という、物々交換会の紹介をします。
古着などを交換するマルシェのようなイベントです。
そして、当ブログでこれまでも扱ってきた“タネの交換会”も再考します。
どちらも交換の場ではありますが、内田さんのいう、贈与経済へつながる可能性を感じています。
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市場経済の先が気になる方はポチっとお願いします。

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2013年06月18日

【シリーズ】日本の農業政策から、今後の農を考える ~農業政策とは何だったのか?~

※農業政策=国が農業のあり方を決め、制度化したもの
もともと、今シリーズをはじめたきっかけは、現代の農業政策に対する違和感からでした。
その違和感とは、農業政策によって様々な農家・農業への支援が行われているにも関わらず、一向に農業が良くなる兆しが見えないことです。
【シリーズ】日本の農業政策から、今後の農を考える 3.現在の農業政策から見る、断層・・・農業や地域の活力再生が鍵
http://blog.new-agriculture.com/blog/2013/05/001415.html
一体、(農業)政策とは何なのだろうか?そんな疑問から今シリーズは始まりました。
歴史を追って、農業政策のおこりから、現代まで、どんな政策が何故行われたのかを調べて行きました。
結果として、「政策」とは何だったのか。何故現代の農業の問題が解決しないのかが、はっきりしたように思います。
今回は、これまでの調査結果からのまとめです。
続きを読む前に応援よろしくお願いします!

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posted by sugi70 at : 2013年06月18日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List