2013年04月23日
農ブログ:食と日本人の知恵シリーズ④「旬は美味しさの合言葉」そして「体を作る知恵」
冬の牡蠣や蟹、春の桜鯛・・・旬の味覚を食べに行こう 
そんな旅行会社のPRにそそられて、「ちょっと高くてもいいから食べたーい!」って、家族や友達、彼氏彼女と盛り上がっちゃいますよね 

みなさんは、「旬」の食材って、どんなイメージをもたれますか?
「旬」のものなら少し高価でも、美味しい時期に味わいたいという声も聞こえてきます

そんな少し高価でも・・・という声、同じ勉強会メンバー内で田舎出身の私やHさん、Aちゃんからしたら、驚きでした!

関東出身のKさんは、ブランド要素があって、少し高価ってイメージだったそうです
今回は、その「旬」という言葉を知り、その奥にある日本人の知恵に迫ります♪
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posted by megu3 at : 2013年04月23日
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2013年04月20日
【シリーズ】生態系の循環を活かした持続可能な農業の実現に向けて(2)~何故、土作りが重要か?
美味しい野菜作り、安心安全な農作物の栽培において、もっとも大事なことは何ですか?という問いかけに対し、「土作り」と答える農業生産者は多いと思います。不耕起栽培の可能性を探るに当っては、そのもっとも重要と思われる土作りにどのような影響があるのかが、ポイントのひとつになってきます。
土は、私たち人間や動植物の足元を支える大地となり、農作物が作られる農地となります。しかしそれは、我々人類をはじめとした、地上に住むものからの一方向からの見方に過ぎません。生態系全体や物質循環という広い視点で捉えたときに、土がどんな役割を果たしているのか、それを明らかにしたうえで、土作りの重要性を考えていきたいと思います。
■土は物質循環のカナメ
地上では、動植物の死骸や排泄物は、有機物として土に戻っていきます。土に戻された有機物は、分解され植物の栄養源となります。植物は、これらの有機物由来の栄養分を土から吸収し、一方で空気中の炭酸ガスを光合成によってエネルギーに変えながら成長します。
この植物を草食動物が食べ⇒草食動物を肉食動物が食べ⇒それぞれの動植物の排泄物や遺体が土に戻るという物質循環のサイクルが、自然界で連綿と続いているのです。このような生命の流れや物質の循環に、土がまさに要(カナメ)としての役割を果たしているのです。
画像はこちらから
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posted by komayu at : 2013年04月20日
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2013年04月19日
【シリーズ】日本の農業政策から、今後の農を考える 2.日本の農業政策を探る
みなさんこんにちは。
花の盛りもすぎ、日中は少し汗ばむほどの季節となりましたが、みなさま如何お過ごしでしょう 
前回シリーズで追求した農業政策の仕組みに続き、今回は【日本の農業政策を探る】をテーマにみんなで追求しました 😀
まず【農業政策の仕組み】について。
・政策決定は、民意に基づくものではなく、特権階級である官僚が行っている。
・現状の政策では、農業の問題は解決していかない。
・みんなの期待と大きくずれてしまっている。
【シリーズ】日本の農業政策から、今後の農を考える 1.農業政策の仕組み
政策を決める仕組みそのものが、みんな(国民)の期待とズレている事が分かりました 🙁
さて、今回の本題に入る前に現代で起きている農業の大きな問題を捉えましょう 
①耕作放棄地の増加
②後継者不足
③TPP問題
④安価な農産物(儲からない)
⑤人々の食生活が変化
これら以外にまだまだ農業の問題があります。

画像はコチラからお借りしました。
現代の農業問題と今まで推進された農業政策は、深~く密接に繋がっています。
さらに、日々の生活の中にも大きく関わっている中身なのでぜひお読み下さい 
新しい「農」のかたちの応援を宜しくお願いします 
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posted by agrisensi at : 2013年04月19日
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2013年04月13日
食と日本人の知恵シリーズ3『音まで食べる日本人』とことん食事を楽しむ☆日本人に秘められた奥深い感性
漬物を食べるときの「コリコリ」という音、ソバをすするときの「ズズズ~」という音。
聞くだけで美味しさが伝わってきて、食欲をそそられますよね


ふと、私たちが食べる食べ物について考えてみると、「音」が出る食べ物がたくさんあることに気づきます!麺類、茶漬け、漬物、煎餅などなど・・・
日本人は、音を聞いて美味しいと感じる感性、自分も食べているように感じる感性が備わっていると言われています。
言い換えると、『味だけでなく、音まで味わう』ことができるのです 
これは、日本人独自の『音をとらえる感覚』や『歴史的に蓄積された精神性』に、その秘密が隠されているようです。
そこで今回は、身近にある音の出る食べ物の特徴を紹介した上で、先人から培ってきた「音」にちなんだ食生活と歴史について探っていきたいと思います。
みなさんの食生活に、音も、楽しさも、増えるかもしれません 😀
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posted by staff at : 2013年04月13日
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2013年04月12日
タネから次代の農業を考える2.固定種は本源回帰の種
本シリーズ第1章でも紹介した【市場拡大期】以降、農業はF1種を始めとする様々な人工的技術を駆使して現代の農業に至っています。
しかし、そこには土地(土)に膨大なリスクを与え、今まさに死に絶えようとしているのが現状です 
その構造を簡単に図解化してみました。
![]()
現在でも、全農家の9割以上が何かしらの化学肥料・農薬を使用しているのは事実です。
このままでは、さらに大量の肥料や農薬といった化学物質が田畑に撒かれ、土は死に絶え、そのためまた大量の化学物質が田畑に撒かれ・・・といった悪循環に嵌ってしまい、自然循環が出来なくなります。
それどころか、「作物すら栽培出来ない」といった状態にも成りかねません。
そもそもこの既存の市場には「循環」といった概念は全くと言っていいほど度外視されてきました 😥
この悪循環に嵌らないためにも今、化学物質に頼らない農業への転換が必要になってきているのではないでしょうか?
今回の記事では、その突破口として、肥料や農薬に頼らない固定種(自家採種)栽培の可能性を示していきたいと思います 
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posted by staff at : 2013年04月12日
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2013年04月11日
農を身近に★あぐり通信vol.3:農業とTPP~TPPは実は農業だけの問題ではない~
1.TPPとは?
TPPとは、日本・米国を中心とした環太平洋地域による経済連携協定(EPA)の意味です。
アメリカ国務省の高官が、日本はTPPに参加すれば、輸出拡大だけではなく日本の国内の構造改革につながり、成長を促すことになるとメリットを強調しました。
TPPのメリット
・関税の撤廃により貿易の自由化が進み日本製品の輸出額が増大する
・整備・貿易障壁の撤廃により、大手製造業企業にとっては企業内貿易が効率化し、利益が増
える
・鎖国状態から脱しグローバル化を加速させることにより、GDPが10年間で2.7兆円増加すると 見られている
TPPのデメリット
・海外の安価な商品が流入することによってデフレを引き起こす可能性がある
・関税の撤廃により米国などから安い農作物(特に米)が流入し、日本の農業に大きなダメー ジを与える
・食品添加物・遺伝子組み換え食品・残留農薬などの規制緩和により、食の安全が脅かされる
・医療保険の自由化・混合診療の解禁により、国保制度の圧迫や医療格差が広がると危惧され ている

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2013年04月09日
【コラム】明治からの農政~近代化と農の崩壊への歩み~
前回の、江戸時代の農業政策に続いて、明治期から、戦前までの農業政策について、調べてみました。
そもそも、現在は、「農業政策」と呼んでいますが、明治以前は、農業に関する全体方針は、「勧農」という言葉が使われていました。
「勧農」とは、Wikipediaで牽いてみますと、こんな風に書いてあります。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%A7%E8%BE%B2
勧農(かんのう)とは、主として支配者が農業を振興・奨励するために実施する行為全般を指す日本史の用語。元は中国古典に見られる『勧課農桑』という句が略されたもので、日本では律令において国司の職務とされたのが初見である。儒教的な農本主義に基づく言葉であり、秋の「収納」に対し、春の「勧農」という言葉もある。現在では、近代的な経済政策・社会政策としての「農業政策」の言葉が一般に使われている。
おおざっぱにまとめると、「勧農」は、「農本主義」に基づいて採られてきた「農業政策」と言うことになります。
では、「農本主義」ってなんでしょう?
Wikipediaで牽いてみますと、こんな風に書いてあります。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%B2%E6%9C%AC%E4%B8%BB%E7%BE%A9
農本主義の思想は「農は国の本(基)」(のうはくにのもと)という短句により表現される。近世(江戸時代)において幕藩体制維持のため農業・農民の重視・保護を主張した農本思想はその前史として位置づけることができるが、明治維新以降、産業革命すなわち工業化の結果、農村社会の解体が進むと、これに対抗して農業・農村社会の維持存続をめざす農本主義が成立した。したがって農本主義は近代特有の歴史的条件のもとで初めて成立した、きわめて近代的性格をもつ思想・運動と見なすことができ、前近代の封建社会において発生した農本思想とは、厳密には異なる。農本主義の歴史は、第一次世界大戦(もしくは1920年代末期の農村恐慌)を境に、大きく2つの時期に分けることができる。
明治期以前の儒教的な農本主義と、明治以降の近代思想としての農本主義は異なっていて、当然、それによって採られる「勧農」=「農業政策」も変わっていきます。
明治になって、近代思想を導入したことによって、日本の農業は根本からその位置を変えられてしまいました。
具体的には何が変わったのでしょうか?
大きな分岐点となった政策があります。
「地租改正」です。

こちらからお借りしました。
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2013年04月04日
【コラム】江戸時代の農業政策
「【シリーズ】日本の農業政策から、今後の農業政策を考える」 の中で「戦後の農業政策」を取上げていく予定です。
今回は更に遡って「江戸時代の農業政策」はどうであったのか?をコラムとして紹介したいと思います。

1、江戸時代の農業、百姓の状況
1)江戸初期の新田開発と人口の増加
江戸時代初期は人口約1,200万人、約100年後の享保期には武士・町人・農民あわせて約3,000万人 になっていた。この人口増は戦国期末からの土木技術の発達とこれを使った用水土木工事の実施・新田開発による食糧(コメ)増産が実現した事により実現した。
2)武将・領主、そして百姓自身が自主的、積極的に新田開発、開墾を行った。
戦国時代は「自由競争時代」でその基盤は経済力であった。その経済力とは、コメの生産力、金・銀鉱山、特産品、商業などであり、コメの増産には特に力が注がれていた。
戦国時代を生き抜くために「武将・領主が権力を用いて百姓を動員して、河川の安定工事や新田開発を行った」と言う武将・領主の主導による新田開発だけではなく、百姓が自主的に新田開発を行うのも活発だったようである。
↓参考
椎名道三
吉野織部之助・小川九郎兵衛
砂村新左衛門
小川九郎兵衛
横井源左衛門・金屋源兵衛・加賀屋甚兵衛
![]()
3)江戸時代の百姓の生活
上記のような状況は江戸中期には安定し、藩や村落共同体毎の用水工事や新田開発が行われ、その生産性はかなり上昇していたようである。
また、江戸時代に百姓は武士や大名などによって支配され、五公五民、六公四民というような重税を課せられて苦しい生活を強いられていたようなイメージが有る。
しかし、実際は江戸時代の初期に検地が終了し、ここで一旦村高が確定している。この頃の幕府領400万石のうち年貢米は150万石前後なので、年貢率は30~40%であった。
その後、農業技術が発展し、新田開発も行われ生産性の向上、収益性の高い商品作物の導入、農産加工業の進展、農民の賃金収入などがあり、村高はほぼ固定されているので、実質年貢率は十数パーセントから二十パーセントぐらいになっていた。これは、現代の一般サラリーマンの税金とほとんど変わらない。
また、その後も検地が行われたようだが、実質的な増税は無かったようである。

2、江戸時代の農業政策
1)幕府や藩の法は恒久法ではなかった
幕府や藩が村人を規制しようとしたことはあった。しかし、この規制は近代以後の法制度のように、幕府や藩がある一つの理念・目的をもって、近世の時代を通じて一貫した方針で村人を規制したものではない。
幕府や藩の法は、それぞれの時代の課題に対処するための方針であり、それが一貫した全国的な法になった場合もあったし、その場限りで忘れ去られた場合もあった。そして幕府が出した法は、全国を対象としてはおらず、幕府の領国やしばしばその一地域を対象にしていた。これが他の大名領国に及ぼされるには老中奉書という添え書きがなされ、あて先を限って大名に送付されたのだ。さらに送付された幕府の法を大名が大名領国に法として広めるかどうかは、大名の判断に任されたのだ。特に国持ち大名と呼ばれる大身の大名は、幕府から自立する傾向が強かった。近世幕藩体制というのは、幕府と諸藩とが、それぞれが自立した国家として連合した形態だったのである。
さらにもう一つ重要なことは、幕府や藩は本来は軍事機構であって、武士は村や町の政治を行ったことがなかったこと。村や町の政治は、村や町という政治組織・生活共同体が担ってきた。従って幕府や藩には、村や町を統治するための知識も経験も不足しており、民政統治や農政などのさまざまな産業政策はなかった。幕府や藩は、それぞれの場所でそれぞれの時代に起きた具体的な出来事に対処する個別の方針を出したに過ぎない。

2)江戸時代は藩や村落の共同体自主管理の時代
以上の事から、江戸時代は国(=幕府)の農業政策と言うようなものはなく、藩や村落が共同体自主管理により自らが農業政策を決定し、実施する時代であった。まさに、本当の民主の時代であったといえるのでは無いだろうか。
★江戸時代の貧農史観はやはり、改めた方が良い、みんなの生きる場をみんなで創っていた時代なんだと思います。

参考:
大江戸経済学 江戸時代の歴史観が変わりつつあるl
江戸時代インデックス~江戸時代の人々の収束軸とは何か?~
最後まで読んでいただきありがとうございます
posted by nara1958 at : 2013年04月04日
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2013年04月04日
【シリーズ】生態系の循環を活かした持続可能な農業の実現に向けて(1)~プロローグ
食の安全・安心に対する人々の期待は高まり、最近では、直売所などの産直店に寄ると、無農薬・減農薬・有機栽培等の表示が目立ち、マスコミでも良く採り上げられるようになった。
一方、日本では農薬と化学肥料に頼らない農業として、既に1971年に「日本有機農業研究会」が設立されてはいるが、国が正式に有機農法を認めたのは、2006年の「有機農業推進法」からである。国が有機農業を認めてこなかったことは、その研究や技術開発が遅れていたことを意味し、実際に、開発された日本の有機農業技術や有機農法は、すべて現場の農家が試行錯誤の中から生み出した民間技術であったと言えます。このことは、「慣行農法」が行き詰まり、日本農業が深刻な危機に陥っていることの裏返しでもある。
品種改良や化学肥料、農薬の投入、機械化に頼る近代農業は、戦後の食糧増産、高度成長を支えてきたが、環境軽視の農法は、土壌の劣化、生態系機能の喪失を招き、それが貧弱な作物収量、土地放棄につながっている。これだけならまだいいが、さらなる増産・効率化を目的とした品種・農薬・肥料の改良が、一層多くの化石燃料、農薬、化学肥料の購入を強要し、これらを多量に使う農産物生産からの撤退さえ余儀なくされている。これ以上に化石燃料や農薬・肥料に依存する食糧生産が持続不能であることは、いまや明らかである。

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posted by staff at : 2013年04月04日
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2013年03月31日
タネから次代の農業を考える1~種の歴史(種は、元々みんなのものだった!)
プロローグでは、固定種が、これからの可能性として考えられるところまで展開して来ました。作物を育てる農業という営みは、人類固有のものですが、今回は、あらためて、その歴史を種という視点からまとめてみることで、固定種を追求することの位置づけ、可能性を俯瞰して行きたいと思います。
現在では、種は、買うのが当たり前になっていますが、元々、種は、市場の商品ではなく、みんなのものでした。そんな歴史を辿ってみます。
ところで、類農園三重農場では、今年の水稲の種まき、育苗が始まりました!! いよいよ本格シーズンの到来です。そこで、あらためて考えてみると、実は、水稲は、固定種が主流の数少ない作物なんですね。今でも、大型生産者では、自家採種がかなり行われています。その意味でも、このテーマ、とても興味深いです。
![]()
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posted by naganobu at : 2013年03月31日
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