2007年01月03日

[三なすび]

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明けましておめでとうございます。
1月1日のことを元旦とか、元日とかいいますが、私は最近その違いを知りました。なんでも午前中が元旦、そして午前、午後を通して指す言葉を元日と言うそうですね。
よくよく漢字を見てみれば、午前を指す「旦」という字。まるで、日(太陽)が水平線から昇っていく様をそのまま形にしたような漢字です。おそらく、人々が自然を対象化するなかで生まれた漢字なのでしょう。
で、江戸時代から言われている「一富士、二鷹、三茄子(ナスビ)」。
なんで茄子が入っているのか? (子供の頃よりちょっとした謎でした)

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posted by pochi at : 2007年01月03日 | コメント (5件) | トラックバック (0) List   

2007年01月02日

[二鷹] 

未分類

「新しい『農』のかたち」に参集する皆さん、
明けまして、おめでとうございます。 
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「鷹」が上昇気流を孕んで、悠然と空を舞う姿は、雄々しい存在だ。
天空から地上を俯瞰し、
鋭い眼光がひとたび獲物をとらえれば、
音も無く滑空し、鋭い爪で捉えて離さない。
そのような存在でありたい、と願って、
初夢の二番手に登場するのが、[二鷹]なのかも知れない。
今年も、宜しくお願いします。
         
 

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posted by ayabin at : 2007年01月02日 | コメント (6件) | トラックバック (0) List   

2007年01月01日

何故日本はアメリカの言いなりなのか?

小松です。
年末から盛り上がってきた食糧自給率の問題について、気になったことを調べてみました。
現在、日本の食糧自給率は40%と先進国中でも最低のレベルであり、その大半はアメリカからの輸入に依存しています。その背景には、戦後日本人の食生活が急速に欧米化していたことが挙げられますが、それをもたらしたのが「アメリカ小麦戦略」であることは、るいネットやこのブログでも、みなさんが投稿されている通りだと思います。
以下るいネットより引用

昭和30年代、本格的に日本に対する農産物輸出作戦に乗り出し、パン食普及作戦等々を広範囲に展開した。主食がパンになれば、おのずと牛乳、畜産物、油料理という欧米型になる。その食材の供給元は全てアメリカであり、それを念頭においた作戦だったのだ。
欧米型食生活普及のために、アメリカは官民挙げて日本に対し膨大な資金を提供し、下工作を展開し大成功を収めた。今、「アメリカ小麦戦略」の成功で、食糧自給率は約40%で先進国中最低となってしまった。

一方、先日の正国さんの記事にもありましたが、同じ敗戦国として戦後復興の道を歩んできた日本とドイツで、何故これほど食糧自給率の差ができてしまったのか?という問題は、とても興味深いです。この辺り、戦後の日本とドイツの違いについての記述があったので紹介します。
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posted by komayu at : 2007年01月01日 | コメント (14件) | トラックバック (0) List   

2007年01月01日

本年もよろしくお願いします!

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明けましておめでとうございます!
昨年はたくさんの方にこのブログを応援して頂き、本当にありがとうございました。
「一富士、二鷹、三茄子」、初夢に見ると縁起がいいと言われていますね。富士はまさに日本一の山、鷹はその鋭い爪で夢を“掴み取る”、茄子は物事を“成す”、などと聞いたことがありますが、本当のところはどうなんでしょう?どなたかお願いします。
31日から1日は、たいてい寝ずに過ごすので、1日から2日にかけて見る夢を初夢と呼ぶそうです。みなさん、いい初夢が見られるといいですね。
さて、昨日のまるいちさんの「毎日が一年生」は、多くの気づきを与えてくれました。私も農業をやっていますが、去年と同じようにやっているのに今年は全然上手くいかない、という経験を何度も味わいました。そこそこ上手くいくと「こんなものか」という驕りが生じて、ついついそれ以上追求するのを怠ってしまったりもしてしまいます。
頭の中だけの知識や経験に頼る前に、感覚や思念に忠実に状況を捉え、考え行動する。私も常に心掛けていきたいと思います。
そしてこれからも、富士山のような高い志しを持って、農や社会の問題を真正面から捉え、みなさんの期待に応えられるよう“逃げず、あきらめず、ごまかさず”トコトン追求していく心構えです。
そしてこの1年が、みなさんにとっても素晴らしい年でありますように。
本年も「新しい「農」のかたち」をよろしくお願いします。

小松
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posted by komayu at : 2007年01月01日 | コメント (8件) | トラックバック (0) List   

2006年12月31日

毎日が1年生

まるいちです。
■今年も今日で終わり、1年って本当に早いですね 🙄 !実は私は今年、年男(犬年)で人生の折り返し点を過ぎています 🙂 。でも、まだまだ青春! やるべき事はいっぱいある! って感じです 😉 。
この”新しい「農」のかたち”を通じて、農業や農村、環境や自然、食料、教育、そして人々の意識、社会を考える・・・少しでも皆さんの役に立つ事をやっていきたいと思います
このブログを見ていただいている方々、応援してくださっている方々、今年は本当にありがとうございました 😀 。
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★今年の最後の投稿に、いつも心に留めていることを投稿しようと思います。
(この投稿の内容は”るいねっと”「毎日が1年生」として以前投稿したものです。)
●私は新規就農し農業生産法人を設立した新米百姓 です。それで、先輩の百姓の方々からいろいろなことを教えていただいているのですが、一番心に残りよく覚えておこうと思っているのが“百姓は毎年一年生だ”という言葉です。この言葉は「百姓をやっていると、今まであるいは去年こうだったから今年もこうなる、なんていうことは絶対に無い。毎年毎年、経験したことのない新たな状況が発生するのが当たり前だ。だから、それを観察し、しっかり状況を把握して対応していかないと良い作物はできない。そして、このことを繰り返すことによって初めて本物の百姓になれる」というような意味です。
 百姓にとって必要な状況把握とは、知識や経験に頼る前に全ての感覚や意識の深い部分にある思念を総動員して、作物を観察し、作物の状態や土や水、気象の変化を感じ取ることだと思います。例えば、畑の中で順調に成育している作物の間にいると心地よい感覚がありますが、病気になりかけたりして、成育が悪いと、トゲトゲ、シクシクした感じや、いつもと違う臭い、体にこびりつくような湿気の感覚などがします。また、同じような感覚として、森の中に入ると木々がしんしん語りかけ、体が何かに包まれてフワリと浮遊する…そんな経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?このような感覚や思念によって把握した状況には間違いがなく、一番有効な対処方法を見つけることができるのではないかと思います。
 
 しかし現代人は状況を把握する際、素直に感覚や意識の深い部分にある思念を使うのではなく、それまでに得た頭の中だけの知識や経験を使って何とか理解し、対処しようとします。そして上手く行かない場合、知識が不足していたと考えがちです。農業において、「農学栄えて、農業滅ぶ」という言葉があるそうですが、この言葉は現在の社会状況全般に対しても当てはまるのではないでしょうか?昨今、新聞を賑わす政治や経済、企業や家庭、教育の問題、そして環境問題。全ての問題が絡み合い、全く解決の糸口すら見えません。これは、既存の知識や経験、認識(哲学や思想、○○学など)がまったく役に立たない 、ということを示しているのではないでしょうか?
 このことは、現代人が自然や生き物のように自分の思い通りにならない事象を対象化することを忘れ去り、人工的な物や考え方だけを頼りに、自分の思い通りにすることばかりがんがえてきた結果のような気がしてなりません。本当は知識や経験に頼る前に、感覚や思念に忠実に状況を把握するのが、正常な人間の頭の使い方なのではないかと思います。 今の社会、「おかしい!」と感じることだらけです。「おかしい!」と感じることに対して、まったく役に立たない固定観念や単なるイデオロギーと化した知識や経験、認識を一旦捨て去り、感覚や思念に忠実に考え直すこと、そして新しい認識を作っていくことが、今、最も求められている必要なことではないかと思います。ですから、何事においても「毎年、いや、毎日が一年生」という意識が柔らかな頭を作り出し、現実を変えていくことになるのではないかと思います。
 追記ですが、新聞社では「百姓」という言葉は差別用語だそうです。しかし、ある人がその語源をこう解説しています。
――『百姓』とは『百』は『たくさん』、『姓』は『かばね』、これは古代の苗字に当たるもので、苗字は昔、職業を表した。要するに姓は『能力』を意味する。従って、たくさんの能力がないとできない仕事が『百姓』である。――
 人間として生まれ持ってきたあらゆる能力を十二分に発揮して生きられる仕事、それが百姓です。だから、私は、農業者のことを「百姓」と呼ぶのが正しいと思っています。
来年もこんな気持ちを心に留めやっていきたいと思います。
このブログへの参加、応援心からお待ちしています。来年もよろしくお願いします。

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posted by nara1958 at : 2006年12月31日 | コメント (14件) | トラックバック (0) List   

2006年12月30日

新認証制度「リサイクルループ」は、リサイクル業者のためでは

未分類

こんにちは。
雅無乱さんの記事にあった
「弁当、売れ残ったら飼料に 農水・環境両省が認定制度へ」
(asahi.com 2006年12月26日11時00分)
http://www.asahi.com/life/update/1226/008.html
見てみました。
なんでこんなヤバイことが法制化されようとしているのかと考えてみると、
上記より引用
廃棄物の収集・運搬をする業者は市町村ごとに許可をとる必要があり、広域展開するコンビニや外食チェーンは食品リサイクルがしにくい。このため両省は食品リサイクル法を改正して「ループ」の認定制度を設け、その認定業者には廃棄物処理法の特例措置を適用し、市町村だけでなく都道府県境を越えて広域に食品廃棄物を収集・運搬できるようにする考え。
これって、リサイクル業者への規制を緩和して、今までやりにくかったコンビニや外食チェーンの食品リサイクルを促進して仕事を増やしているってことでしょ。
少なくとも、排出抑制や発生抑制の促進には繋がらない。
素人目に見ても、単純に、都道府県境を越えて、廃棄物を運搬するだけで、エネルギーの無駄遣いと思ってしまいます。
 しかも、今回の法改正の布石として、
食品リサイクル法では、数値目標として
年間100トン以上の食品廃棄物排出事業者には、再生利用等の実施率を平成18年度までに20%に向上させることを目標にしています。
http://www.shokusan.or.jp/kankyo/shoku/contents/06/index.html
そして、食品関連業種別の食品廃棄物排出量と再利用等の実施率は
食品製造業 464万トン 60%
食品卸売業 72万トン 32%
食品小売業 236万トン 23%
外食産業 320万トン 14%
つまり、排出量全体の約半分を占める食品小売業、外食産業で実施率が低い。
ここに、あらたなりサイクル需要を作り出したということではないでしょうか。
by  長谷

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posted by staff at : 2006年12月30日 | コメント (119件) | トラックバック (0) List   

2006年12月29日

キューバの再生可能エネルギー

■今回はキューバのエネルギー偏です。

 1989年の社会主義圏の倒壊によって、キューバは国際市場から石油を購入することができなくなってしまう。世帯用には年間400万トンの石油が使われていたが、これを200万トンまで削減しなければならなかった。エネルギー使用を50%削減するという必要性が、エネルギー計画の大胆な改革や再生可能エネルギーの大がかりな推進へとつながったのだ。

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posted by tiwawa at : 2006年12月29日 | コメント (65件) | トラックバック (0) List   

2006年12月29日

食べ残しどうする?

雅無乱さんの投稿を読んで、ものすごく「食べ残し」が気になってきた関谷です
ということで、引き続き食べ残しについて。
今の現状について、
一日あたりの食料エネルギー 食料供給量 2637kcal
                    食料摂取量 2026kcal
その差額が約600kcal。
この600kcalというのは、1日3食たべたとして、1食分をまるまる捨てている計算になります。また、年間で考えてみると、3700万人が1年間生きるのに必要なカロリーだそうです。
チョ----無駄してる!!
ものすごい量であることは分かりますが、なんでこんなに食べ残しが出てくるのか??
その原因はたくさん上げることが出来ると思いますが、その1つに市場のしくみ
があるのではないでしょうか。
需要量<供給量の状態であることは、有り余るほどの食べ残しが出ていることが端的に表しています。それに追い討ちを掛けるように、日本の人口は、ピークを超えて減少路線に入った
そうですね。
このことから市場縮小→ますすます消費者有利の様相を呈していくことでしょう。
そうは言っても、現代では、何かしらお金を稼がなければやっていけないわけで、食品産業も、食べ物を売ってナンボ。利益を出さなければやっていけません。
そのため、消費者の消費ゴコロをくすぐるためにありとあらゆる手がつくされています。それに煽られて私たちは必要以上にモノを買って、結局捨ててしまっている。
言い換えれば、無駄を作り出すことが、食品産業の命題になっていて、その無駄のおかげで市場が持っているとも言えるのではないでしょうか?
そう考えると、ものすごくやりきれなくなってきますね。 😥
なんとかしたーーい!!と思った人はポチッ とお願いします。
じゃあ、どうすればいいんでしょう?
ここで、そのカギとなりうる斬新な視点を紹介します。
るいネットから「超国家・超市場論10 何をするにもお金がかかる社会」http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=30710
以下引用です。
市場(交換取引)は私権闘争を原動力としており、従って、お金が万人の評価指標として社会的に共認されたものであるにも拘わらず、それは専ら私的な充足の為にのみ使われ、社会統合の為には(国家以外)使われない。従って、市場は社会統合には、殆ど寄与しない。(そこで、もし人々が、私的な充足の為だけではなく、社会統合の為に、例えば『認識形成の場』にお金を使う様になれば、大変面白いことになる。近く、それを提起したい。)
引用終わり。
お金の使われ方を、「私的な充足のため」から「社会(統合)のため」に転換できれば。というところがポイントです。
もちろん、この2つは、全く分離しているわけではないと思います。
社会のためにお金を使い、評価されるようなシステムができたら。私もとてもおもしろいことになると思います。
「社会のためにお金を使う」
みなさんどう思いますか?

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posted by keitaro at : 2006年12月29日 | コメント (6件) | トラックバック (0) List   

2006年12月28日

農水・環境省の新認証制度「リサイクルループ(食の循環利用)」ホンマに大丈夫?

雅無乱http://blog.goo.ne.jp/nanbanandeyaです。今日は、先日、農水省・環境省が発表した「リサイクルループ(食の循環利用)」について考えてみます。
「弁当、売れ残ったら飼料に 農水・環境両省が認定制度へ」
(asahi.com 2006年12月26日11時00分)

http://www.asahi.com/life/update/1226/008.html

コンビニエンスストアや外食チェーンの食品廃棄物のリサイクルを促すため、農林水産・環境両省は、売れ残った弁当を飼料にしてブタを生産し、その肉を再び弁当の材料にするといった「リサイクルループ(食の循環利用)」の認定制度を創設する方針を決めた。コンビニと外食チェーンでのリサイクルが最大で計50万~60万トン増える可能性があるとみられる。(中略)
農水省の調べでは、04年度に発生した食品関連事業者の食品廃棄物は約1100万トン。うち、食品小売業は約260万トンでコンビニはその1割弱を占める。外食産業は約310万トンで、牛丼などファストフード店からはその1割強が排出されているとみられる。
認定制度の創設は、26日の両省の諮問機関の合同会合で承認を得られれば、来年の通常国会に食品リサイクル法改正案として提出する方針だ。

この問題に関して西日本新聞の「食卓の向こう側」http://www.nishinippon.co.jp/nbl/shoku/2005/11/post_47.shtml)を見てほしい。

科学技術庁(当時)は一九九九年、日本全体で食べずに捨てられている食品を金額に直すと、年間十一兆円に達すると報告した。これはまさに、日本の農業と水産業を合わせた生産額とほぼ同じ規模だ。
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…ということらしい。食料自給率が先進国最低の40%の日本においてなんと罰当たりなことだろうか。
そんなにも無駄に棄てられている食べ物を有効に利用するわけだから、「そりゃ結構なことやないか」と一瞬思ったのだが、どうもそれだけでは終わらなさそうな感じなのである。
同じく西日本新聞の次のサイトを見て欲しい。
http://www.harmonicslife.net/Blog/2005/SavedPages/SickPigs/SickPigs.html
(西日本新聞 2004年3月19日 朝刊掲載)
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posted by nanbanandeya at : 2006年12月28日 | コメント (9件) | トラックバック (0) List   

2006年12月28日

食料自給率 日本とドイツの違い

日本の食料自給率が低いのは、敗戦後の貧困から立ち上がり、儲からない農業を捨てて経済発展を目指してきた結果だと納得していました。しかし、先進国で低いのは日本だけ。かつ同じ敗戦国ドイツは高い。なんで?
食糧自給率(供給熱量自給率)
   日本  ドイツ 
1970  60   68
1997  41   97
1970年、ドイツは日本より少し多い程度で大差はなかった。ところが30年近く経った1997年、日本は下がったけど、ドイツは大きく伸ばしています、なぜでしょう?
我が国の食料危機対策と食料自給率  長沼 弘樹氏によると
・日本は、1970年の減反政策とその補助金、及び1999年の新農業法による競争原理の導入により、農家の作る意欲を削いで来た。
・ドイツは、1962年政府は、欧州共同体(EC)を通して、共通農業政策(CAP)を導入。このCAP は、生産増加、農家所得の維持、市場の安定化を図ると同時に、消費者に合理的な価格で食料品を供給することを目標とした。そのため域外からの輸入農産物には共通関税に加えて課徴金をかけ、EC 内の農産物は補助金によって共通の支持価格で買い上げ、域内農家を手厚く保護した。その結果農家は生産意欲をかきたてられ、農産物の生産は集約化によって急速に増加していく。などなど。
どうやらドイツ政府は、欧州共同体(EC)と一体となって農業政策に取り組んできた。一方日本政府は、アメリカの影響を受け続けて、自国の食料自給という課題さえも放棄してきたようです。
同じ敗戦国。貧困から豊かさを追求して実現してきた。それなのに、どうしてこれだけ国策に差が生まれるのでしょうか?
正国でした。

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posted by totokaka at : 2006年12月28日 | コメント (5件) | トラックバック (0) List