2022年5月2日

2022年05月02日

「農」ブログの中間振り返り ~「農」の追求は環境、自然科学、歴史、食、医療、共同体、教育、国際社会、金融、市場、全てに広く繋がっている。

昨年9月から再スタートしたブログ「新しい「農」のかたち」は約半年8つのテーマで追求してきました。各テーマ、約10回の記事で追求し、最後にまとめを入れています。この5月から新メンバーを加えさらに強力な布陣で追求を重ねていきます。そのためにも、この半年間の当ブログでの追求の足跡を振り返りたいと思います。

最初の記事

「農」を追求するということは全てのジャンルに通じるすごく広いテーマを与えられたのではないかというワクワク感で一杯です。環境、自然科学、歴史、食、医療、共同体、教育、国際社会、金融、市場、全てに広く繋がっており、農を知るというのはそれら多方面から追求を重ねていくことになり、生活、経済、さらに自然の摂理に繋がっていきます。

★★★第一クールは下記の3つのテーマを立ち上げました。

農から考える自然の摂理シリーズ

 ・農から考える自然の摂理~「土の仕組みを探る」:大地5億年の歴史を遡る

 ・農から考える自然の摂理~「土の仕組みを探る」:なぜ土は酸性やアルカリ性になるのか

 ・農から考える自然の摂理~「土の仕組みを探る」:土壌の生態系を救ったキノコ

 ・植物は外圧を認識し、互いに連携しながら、集団として乗り越えている

 ・農から考える自然の摂理~「土の仕組みを探る」:大地5億年の歴史が100年足らずで破壊されていく

 

『農村学校をつくろう!』シリーズ

 ・『農村学校をつくろう!』シリーズ-2~子育ての課題⇒農村学校の可能性とは?~

 ・『農村学校をつくろう!』シリーズ-5~農の場が持つ力を人材育成に活用する事業~

 ・『農村学校をつくろう!』シリーズ-6~農を核とした学びの先端潮流と今後の展望~

 ・『農村学校をつくろう!』シリーズ-8~江戸から学ぶ:子どもたち自身が集団をつくり・・・

 ・『農村学校をつくろう!』シリーズ-9~江戸時代に学ぶ:本来集団は殖産一体!その中でこそ人は一人前に育つ!

 

★[農の歴史]シリーズ

 ・[農の歴史]第1回 人類はいつ、なぜ農耕を始めたのか

 ・【農の歴史】第3回 麦作文化と稲作文化

 ・【農の歴史】第4回 林業の歴史=植林の歴史

 ・【農の歴史】第7回 惣村の歴史は農村の歴史~日本独自の村落共同体の原型

 ・【農の歴史】第9回 江戸の生産革命を支えた組織体制「五人組」とは

 ・「農の歴史」シリーズまとめ~歴史に学ぶ農の可能性と危険性

★★★第2クールは下記の3つのテーマ。
紙面の都合もありタイトルと初回の記事と最後のまとめの記事のみ紹介しておきます

『世界の農と食』シリーズ:イントロ~世界の農は近代的な大規模農業から、どう構造転換していくか?~

 ・【世界の食と農】まとめ~世界の農を巡る覇権争いは、これからどうなる?~

 

『農業と政治』シリーズ、はじめます~農協は、農業・農家・消費者に何をもたらしてきたのか

 ・『農業と政治』シリーズ 最終回:日本人のお上意識が農業を農協の意のままにしてきた

 

『食糧問題』シリーズ:イントロ~世界で食糧問題が起こる構造に迫り・・・

 ・食糧問題シリーズ10(最終回):「自分たちの生きる場は、自分たちで作る」からこそ農業に活力が生まれる

 

★★★第3クールは以下の2つで、現在も継続追求中です。
自然の摂理系と農業活力系の全く異なるジャンルです。これらを並行して追求していくのも当ブログの、魅力の一つです。

『稼ぐ農』シリーズ1~稼ぐ力の基盤は何か?

シリーズ『種』1プロローグ~持続可能な農業の要は「種」!

 

約半年間で8テーマ。年間で12テーマを目指します。
全て追求は果てしないですが、都度答えを一定つくり繋いでいきます。

いずれこれらの追求が相乗効果を持ち、農とは何か?をおぼろげに形作るのではないかと期待しています。農とは私達人類の営みそのものでもあり、持続可能な人類の歴史であると思っています。今、環境初め、経済、精神の危機に際している人類、今こそ農を通じて足元からしっかりと作り直していきたい、そういった気持ちでこのブログの今後の追求も継続していきたいと思います。
お気づきの点や感想がありましたらぜひコメント欄に入れて下さい。

投稿者 tano : 2022年05月02日