2007年5月2日

2007年05月02日

「地力」って何??

まるいちさんの【植物の危機管理】シリーズを読んで改めて、「栽培とは 」を考え直したヒヨッコ百姓です
確かにネットでも色々と農法の紹介がされていて、どれも「これが本来の農法なんだぁ~」みたいな紹介ですが、本質は「植物が健康であること」。これが全てにおいて優先するし、これが出発点 これを実現する為の手段が、各種の自然農法だったりするんですよね~
それに化学肥料も農薬だって出発点を同じく捉えるなら、今は“使い方”が問題なんであって、しっかり勉強して、使い方(量や適期)さえ間違わなければ、人間で言うところの風邪薬みたいなものですもんね。「農薬は悪 」みたいに決め付けること自体に何の意味もないって思いました
それに“生業”で行っている以上は、生産者だって生きていく為にきちんと収量を確保しなきゃいけない。その方法と「植物を健康にすること」はイコールで結ばれているってことだった
というわけで、「植物を健康にする」をヒヨッコなりに追求していきたいと思います
今回邪無乱さんの【元気な植物には虫が付かない…それってホント?その機構って何なの?】からはじまり、「地力」という言葉が結構出てきました。
普段何気に使っているこの言葉、でもふと思いました「地力って何??」
「“土”を作るって??」。。。んん~ 意外と説明できないぞ
(そういえば以前友達に「土ってそこにあるものじゃないの?作るもんなん?」と言われたことが…
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投稿者 sika0228 : 2007年05月02日  

2007年05月02日

夏も近づく~♪

みなさん、GWはいかがお過ごしでしょうか?
最近は月齢を気にしながら農作業をしている小松です。因みに、昨日は満月だったので(?)、スイカの苗を定植しました。 :D 雨が降ったせいもあるのでしょうが、畑の雑草が一晩で一気に伸びていたし、今日は曇り空にも拘らずハウスの中の苗の土がよく渇いていましたね。今後も月齢は要チェックでいきたいと思います。
ところで、今日は「八十八夜」でしたね。ニュースでも茶摘の話題が取り上げられていました。八十八夜というのは、立春から数えて88日目に当たる日のことで、「夏も近づく八十八夜~♪」の歌にもあるように、春から夏に移る節目の日です。霜もなく安定した気候で、農作物の種まきに最良の時期と言われています。
冒頭でも触れましたが、私たちの農園でも籾播きや定植作業が始まりました。先週植えたスイカやトマトも無事活着 したようですが、この辺りはまだまだ朝晩は冷え込んで、連休明け~5月10日頃までは遅霜 の心配があると言われています。最近は暖かくなるのが早くなっていますが、昔の人が言うように、露地では、やはり“トンネル”が欠かせません。
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投稿者 komayu : 2007年05月02日  

2007年05月02日

植物の危機管理(3)「栽培」とは「植物を健康に育てる事」

まるいちです :D 。一応まとめです
Araki.jpg「植物の危機管理(1)植物の免疫システム」や「植物の危機管理(2)害虫防御システム」から解る事は”植物は危機管理システムを持っている”と言う事だと思います。
ですから植物を育てる=栽培する為に重要な事は「植物の危機管理能力を最大限に発揮させる」事であり、農薬を使わない、化成肥料を使わない、という事以前に「植物、農作物を健康に育てるのにはどうしたらよいか?」を考える事が一番重要でこれからの農業の起点になるように思います。
具体的には、植物が出す抗菌性物質を使う、細胞膜を強固にする(実際私達も銅剤=細胞膜を硬くする作用のある農薬を使っている)物質を使う、天敵を使う、等様々な方法が考えられますが、基礎になるのはやはり、「土作り」(「育土」=土を育てる、と言う言い方をする方もいます)であり「栽培管理」だと思います。
植物も生物であり私達人間と同じような部分をたくさん持っています。
ですから、危機の症状がひどい時は薬を飲んだり対症療法を用いますが、一番重要なのは「日常の環境」であり「健康である事」だと思います。
「土作り」や「栽培管理」についてはこれから、現場からの声として投稿していきたいと思います。
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投稿者 nara1958 : 2007年05月02日  

2007年05月02日

植物の危機管理(2)害虫防御システム

まるいちです :D 。前投稿の続きです
gus-d4.jpg
●植物の害虫防御システム
1、害虫の捕食性天敵を呼び寄せる匂いを出す。
 1)1980年代より「植物が昆虫などの植食者の食害をうけた場合、その植食者の捕食性天敵を呼び寄せる匂い成分を誘導的に生産・放出する」という現象が報告されている。また、この関係を媒介している植物由来の揮発性成分は、植食者の食害で特異的に誘導される。具体的な例では、チリカブリダニという小さな(体長0.6ミリ)捕食性のダニは、重要害虫であるハダニの有効な天敵として有名。
1983年、オランダのSabelis とvan de Baanはチリカブリダニがナミハダニ食害リママメ葉の匂いに誘引されることをY字型のオルファクトメーター(嗅覚計)を用いて示した。この論文を皮切りに、リママメ−ナミハダニ−チリカブリダニ三者系に関する化学生態学的な研究が進み、チリカブリダニはナミハダニの食害を受けた植物が特異的に放出するかおりを手がかりに餌であるナミハダニを探索していることが明らかになった。擬人的に言えば、「植物はかおりでボディーガードを雇っている」、ということになる。
このような被害植物から出るかおりに天敵が反応するという現象は天敵寄生蜂や捕食性天敵昆虫・ダニで報告されている。たとえば、コナガ幼虫は、アブラナ科作物の大害虫ですが、コナガ幼虫の食害を受けたアブラナ科野菜は、その特異的な天敵(寄生蜂)であるコナガサムライコマユバチを呼び寄せるかおりを食害応答的に生産し始める。
 また、被害株の近隣にいる他の植物体は、被害株由来のかおりを受容し、前もって誘導反応を始める場合が報告されている。いわゆる「被害植物-健全植物間のかおりコミュニケーションです。
2、毒物質を出す。
 1)匂い以外の植物の危機管理としては、多くの植物は毒物質で害虫などに対する危機管理を行っている。例えば、タバコはニコチンという毒物質を作っている。興味深いことにニコチン量は食害で増えると言われている。
3、物理的防御、他 1)化学物質を用いるだけでなく、トゲを持ったり、堅い構造にしたりして喰われにくくするとか、アリや天敵に住処や餌を提供してボディーガードに雇っている植物とか、他にも様々な防衛手段がある。
参考=「日本植物生理学会」-みんなのひろば-
 
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投稿者 nara1958 : 2007年05月02日