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2007年05月02日

夏も近づく~♪

みなさん、GWはいかがお過ごしでしょうか?
最近は月齢を気にしながら農作業をしている小松です。因みに、昨日は満月だったので(?)、スイカの苗を定植しました。 😀 雨が降ったせいもあるのでしょうが、畑の雑草が一晩で一気に伸びていたし、今日は曇り空にも拘らずハウスの中の苗の土がよく渇いていましたね。今後も月齢は要チェックでいきたいと思います。
ところで、今日は「八十八夜」でしたね。ニュースでも茶摘の話題が取り上げられていました。八十八夜というのは、立春から数えて88日目に当たる日のことで、「夏も近づく八十八夜~♪」の歌にもあるように、春から夏に移る節目の日です。霜もなく安定した気候で、農作物の種まきに最良の時期と言われています。
冒頭でも触れましたが、私たちの農園でも籾播きや定植作業が始まりました。先週植えたスイカやトマトも無事活着 したようですが、この辺りはまだまだ朝晩は冷え込んで、連休明け~5月10日頃までは遅霜 の心配があると言われています。最近は暖かくなるのが早くなっていますが、昔の人が言うように、露地では、やはり“トンネル”が欠かせません。
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以下「こよみのページ」より引用http://koyomi8.com/reki_doc/doc_0765.htm

八十八夜は、暦の上では「雑節」と言われるものの一つだ。
立春の日から数えて88日目の日。
立春は 2/4頃であるから、指折り数えると・・・大変だけど閏年だと5/1、平年だと5/2頃がこれに当たる。
暦の上にある、二十四節気や七十二候は中国生まれであるが、八十八夜は日本生まれ。中国の暦には無いものであったが、日本での実生活上の必要性から記載されるようになった日本生まれの言葉である。
日本の正式な暦に八十八夜が記載されるようになったのは、渋川春海による貞享の改暦(1684年)からだといわれる。もっともすでに伊勢暦などにはその記載が有ったというので、八十八夜という言葉はそれ以前から存在していたことがわかる。

八十八夜の日の時期に摘まれた茶葉から作られた「茶」が特に上等で美味しいと言われる。いわば茶の旬である。茶摘みも盛んに行われ、その情景が歌に唱われたわけだ。
●季節点としての八十八夜の役割
八十八夜の別れ霜」という言葉がある。
八十八夜が暦に書かれるようになったのは、この言葉に表される季節の移り変わりの「目印」(こういう目印を「季節点」というそうだ)としての役割からである。
農家にとって遅霜は恐ろしい。育ち始めた作物の若い芽、若い葉に霜が降りて作物がだめになってしまってはそれまでの苦労、その後の1年の収穫が台無しである。
春も終盤となって、もう大丈夫だろうと油断していると危ないよと言った一種の警告。見方を変えると、八十八夜を過ぎれば、そろそろ霜の心配をしなくてもよい時期だよと言うことでもあるか。

このおそれられた遅霜であるが、理科年表などで記録を調べてみると、下の表のようになる。
遅霜の月日
(CD-ROM版理科年表2000)
場 所  平均月日 最遅記録   統計開始年
京 都  4/09    1928/5/19  1882
大 阪  3/19    1940/5/06  1911
名古屋  3/29    1902/5/13  1892
東 京  3/13    1926/5/16  1877
那 覇  ****    *********  1961
鹿児島  3/11    1929/4/22  1916
福 岡  3/21    1913/5/11  1891
高 知  3/26    1947/4/23  1886
静 岡  3/29    1956/4/30  1877
仙 台  4/18    1928/5/20  1927
札 幌  4/25    1908/6/28  1886
遅霜の平均の時期を見ると3月末ごろとなるが、もっとも遅い記録などを見ると、八十八夜以降の日付も多い。まあこのようなまさに「記録的」な遅霜は別とも言えるだろうから、そう考えれば八十八夜頃までは霜に注意しようと言う注意は妥当なところか。
ここでは霜との関係で取り上げたが、八十八夜は籾蒔きの時期や、苗の生育の目安となる時期としても重要な農業上の季節点とされた。
ちなみにこの八十八夜の3日後は、立夏。暦の上ではもう夏。
 「夏も近づく八十八夜」 なのである。

なるほど~。ただ、温暖化や異常気象の影響で、現実の気候は、昔ながらの暦とはどんどん掛け離れていっているように思います。しかし暦は、様々な現象を捉え、まさに現実直視の中から、その因果関係や法則性を導き出すことで成立しているのだと思います。
単なる慣習として捉えるのではなく、その背後の考え方や現実の捉え方の中にこそ、学ぶべきものがあるのではないでしょうか。

投稿者 komayu : 2007年05月02日 List   

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コメント

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