2012年12月29日

【コラム】注連縄を飾るわけとは?

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みなさんこんにちは 😀
もうすぐお正月ですね。新年を迎える前には、色々と準備がありますが、その一つ、注連縄(しめなわ)。
注連縄は正月飾りのひとつですよね
正月飾りは、年神様にお正月の間留まってもらうため、複数の正月飾りで家全体を囲むようにするのが正式な飾り方とされています
門や玄関に飾って、年神様が降りてくる時の目印となる「門松」。年神様へのお供えものであり、依り所となる「鏡餅」。そして、ここは年神様をお迎えする神聖な場所という意味で飾られる「注連縄」。
正月飾りは、松の内の1月7日までにしまうのが一般的ですが、類農園がある三重県の伊勢・志摩周辺ではこの注連縄を一年中つけるのが当たり前なんです
それには、ある昔話が関係していました
今回はその伊勢志摩に伝わるお話をご紹介したいと思います
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2012年12月12日

【コラム】 人工物質を使わない農業という選択 ①

近年、有機野菜や無農薬栽培といった、農作物の価値が社会的にも定着していますネ☆
有機や無農薬野菜・果実と聞くと、なんとなく体に良さそう!とか、おいしそう!なんて私たちは思ってしまいます。さらに環境に対する負荷も少なく、とってもエコロジカルなイメージが有機野菜や無農薬栽培の農作物にはあります
 
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でも人工物質を使用しない(無農薬や有機農法を含めた)農業の可能性は、個々人の安心や健康といった領域や価値感に留まらず、実は私たちにとっての適応可能性そのものであると思われます  

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2012年11月27日

農からはじまる地域の再生~新しい生産集合体をどうつくるか?~12.「女が農業の業態革命の流れをつくりだす」

みなさんこんにちは 😀 農からはじまる地域の再生シリーズも今回で12回目を迎えました。前回の記事では、農業分野に於ける女性のいままでの役割と現状、そしてこれからどうやって女性を活かしていったらいいかを追究しました
70年代まで、大量生産・大量消費が当たり前の農業でしたが、近年、直売所や農家レストランを立ち上げ、活躍する女性たちが目立ってきています
今回は、女性ならではのアイディアや取り組みをしている事例の紹介とその事例の中から女性が持つ可能性を探ってみたいと思います
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2012年11月20日

農から始まる地域の再生~新しい生産集合体をどうつくるか?11.女性の活躍は業態革命の鍵となるか?!

プロローグでも紹介しましたが、ここ10年で女性の起業数は1.4倍にも膨らんでいます。グループ活動による経営が6割、個人経営が4割となっています。
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活動内容(複数回答)は、食品加工が7割、直売所の販売・流通が6割と最も多く、1人当たり年収10万円未満が36%、10~30万円が30%、経営体でも売上300万円にも満たない集団が、細々と生きがいや楽しみ、地域貢献したいという意識で取り組んでいるようです。
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また、国が定める「男女共同参画基本計画」において、あらゆる分野で指導的地位にある女性の割合を平成32年までに少なくとも30%程度とする目標が設定されているようですが、起業する女性も含めて、役員や委員等になって地域や集団の方針を決定する場に参画したいと思っている女性は3割もいないようです。
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何か、今、女性が注目されている現状と、リーダー像を求める施策とはミスマッチのような気がします。一体、女性は何を求めていて、何を期待していったら良いのでしょうか?
これから、2回に分けて、地域或いは集団において、“女性をどのように活かしていったら良いのか”を考えていきたいと思います

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2012年11月20日

最先端の意識潮流に応える農業体験事業とは? 3.体験の歴史の背後にある、意識潮流との照らし合わせ

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1970年代からの社会現象と、農業体験関連の現象を年表にまとめました。
ここから見える、意識の変化を追ってみたいと思います。

1970年には、先進国では貧困がほぼ消滅し、特に欲しい物が徐々に少なくなり、物を手に入れることで実現される豊かさを皆が目指すばかりではなくなってきました。
変わって、本当の豊かさとは何か?というテーゼが先端の意識に上って来たのもこのころです。そのため、私権を獲得する手段としての仕事は、生活の絶対的な一義の位置では無くなり、余暇の過ごし方や、消費のあり方、家庭の位置が大きくなってきます。
男の価値は、稼いでくれる人=私権獲得の主力として、家庭内で最高位であったものが、家庭・消費第一の価値観が大きくなるにつれ、相対的に低くなっていきます。そこで、家庭内にお父さんの「力」を示す方法として、また、余暇の豊かな過ごし方として、DIY(日曜大工)や、キャンプなどのアウトドアが注目され始めたのではないでしょうか?
豊かさ実現→私権収束▼⇒収束不全⇒解脱欠乏・共認欠乏⇒代償充足(DIY、アウトドア)
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(写真は、こちらからお借りしました 
「太陽の塔」http://www.excite.co.jp/News/bit/E1283418454821.html?_p=1
「70年代のピクニック」http://blog.namimakura.jp/2008/04/post_135.html
ホームセンター第1号」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%88
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2012年11月17日

★農における業態革命~VOL.3 幻想と見える「自給期待」は新たな、かつ、巨大な需要源~

こんにちは☆いよいよシリーズ第3弾
農における業態革命の実現基盤を考えていきましょう

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前回の投稿(VOL.2)では、2011年の311原発事故を受けて、「市場の拡大も見込めない、統合階級にも期待できない」から、「自分たちでどうにかしなければ」という「自給志向」へと向かう転換期だということが分かりました。
 
これは同時に、統合階級・マスコミからの「脱洗脳」、そして既存の経済原理からの「脱市場」の流れを加速させる動きです。
 
これら支配階級から脱する流れ、そして、さらに基底部にある実現基盤として、なんでや劇場では次の2つが取り上げられました。
 【脱洗脳】統合階級・マスコミ ⇒ インターネット
 【脱市場】既存の経済原理   ⇒ インターネット、貸し農園や週末農業

しかし、これら2つの可能性にも、実現という地平と大きな断層があるようです><
 
実現に隔たる大きな断層とは一体なんなのでしょうか まずは、ここから見ていきましょう  
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2012年11月01日

【シリーズ】これからの農業経営を考える~1.農産物加工特産品の可能性

みなさん、こんにちは。新しく始まったシリーズ『これからの農業経営を考える』ですが、前回の
【シリーズ】これからの農業経営を考える~0.プロローグ
>生産者と消費者をつなぐアイテムとして、あるいは経営を支える基盤として、加工品や
>農産物加工は重要な位置にあります。人々の安心・安全期待、自給期待に応える加工の
>かたちとは?
と、ありました。今回はこのあたりを掘り下げてみます。
全国でやく17000店あると言う農産物直売所の中で流行っている所には多くの加工品が販売
されています。
農作物を販売する時、野菜やお米をそのまま販売すると、付加価値を付けにくいのでどうしても
低価格になってしまいます。
野菜やお米に一手間加えて(付加価値を付けて)販売すれば価格を上げられます。
(例えばお米を炊いて‘ご飯’として売るより一手間加えて‘おにぎり’にすれば高く売れますし、
こだわりの“おにぎり”ならさらに高く売れます。)
また、多く採れた旬の野菜や形の悪いB級品を有効利用した加工品は農家経営を支える
基盤にもなります。
今回は野菜に一手間加えて販売!つまり‘農産物加工品’の可能性を考えて見ます。
続きをご覧になる前に
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農産物加工特産品について鳥巣研二著『加工特産品のつくり方、売り方』を参考にして
まとめました。
  
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posted by mukai at : 2012年11月01日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2012年10月30日

農から始まる地域の再生~新しい生産集合体をどうつくるか?10.~安全欠乏・自給期待に応えることが地域活性化に繋がる~

みなさん、こんにちは。このシリーズも10回目を迎えました。 😉
若者が業態革命に果たす可能性は?を前回見ていきましたが、今回は、農業・農村にどうやったら若者が定着するかについて考えていきます。
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画像はこちらからお借りしました。
現在の農業は衰退の一途を辿り、担い手不足に陥っています。 😥 同様に、田舎では若い人が外へ出ていくので、田舎に子供がおらず、学校は廃校が増え、廃れていっている。。。
といった具合に、若者が田舎から離れていくことで、田舎はますます活力衰退に拍車がかかっていきます。
ということで、若者が田舎や農村・農業に入っていくことが、地域を活性化していく糸口になるのではないかと考えました。 そのため今回は、若者を田舎や農村・農業に向かうにはどうすればよいか見ていきます。

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posted by keitaro at : 2012年10月30日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2012年10月20日

【コラム】★農における業態革命( 宅配の成功事例 )

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皆さん、こんにちは 😀
8月に行われたなんで屋劇場では、農業の「業態革命」の必要性を学びました。
このお話は、是非皆さんにもお伝えしたいと想い、当ブログでも随時ご紹介しております。
■農における業態革命~ プロローグ 5つの成功事例から学ぶ ~
★農における業態革命~ VOI.1 供給発への認識転換⇒技術開発、農家の組織化、販路の開拓の3点セットが基本構造 ~
★農における業態革命~ VOL.2 農業の業態革命のきっかけ。自給志向が高まってきたのはなんで? ~
(続きをお楽しみに )
そこで、今回は、
8/12なんでや劇場7 農と塾における業態革命~全てにおいて共認充足需要が最大公約数となっているで取り上げられていた
>宅配の成功事例もしっかり押さえていく必要がある。宅配は、都市で消費者を組織化するのに対して、直売所は、その中間的な位置にあるという視点が必要。(引用終了)
「宅配の成功事例」を調査してみました 😀
続きを読む前にこちらをお願いします。

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posted by shiogai at : 2012年10月20日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2012年10月16日

★農における業態革命~ VOL.2 農業の業態革命のきっかけ。自給志向が高まってきたのはなんで? ~

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★農における業態革命~ VOI.1 供給発への認識転換⇒技術開発、農家の組織化、販路の開拓の3点セットが基本構造 ~では、5つの成功事例の共通ポイントを押さえ、基本構造を解読しました。
その結果、今まで歴史的、慣習的に縛られていた農村に異業種からの参入があり、成功している企業にはこれまでの農業から業態が変化し、成功しているという構造があることに気づきました。
その背景にあるのは自給することに対する期待=自給志向のよう。
でも、そもそも「自給志向」ってナニ? 🙁 どこから生まれてきたの? と思いませんか?
そこで、るいネットに掲載されている記事
を元に、自給志向について考えてみたいと思います
◆業態革命の背景:自給志向はどこから出てきているのか。

自給志向、自習志向は、その背後に、市場からの脱却≒自給自足的なイメージが孕まれている。とりわけ311以降、この流れが強く顕在化してきた。
70年のヒッピーは、自給志向的、あるいは共同体志向的であり、ややこれに近い雰囲気を持っていた。つまり自給志向や自習志向は、豊かさが実現された時から、既に登場していた潮流である。


ここで早速「自給志向」という概念が出てきましたが、「豊かさの実現」というキーワードから考えてみます
日本における「豊かさの実現」は1970年に三種の神器 と呼ばれた家電製品がほぼ全国民に行き渡ったことからも伺えますね。
高度経済成長第一の価値観≒私権第一の価値観の元では、環境破壊や共同体の解体 根無し草の個人の増大という現象を生みました。
しかし、この時代に、それまでの高度経済成長第一の価値観に逆行するカタチである人たちが現れました。
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posted by ASITATE at : 2012年10月16日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List