2008年07月16日

ファイトケミカル 変形・傷物野菜が健康のもと?

ファイトケミカル て私には聞きなれない言葉なので調べてみました。
下記はサイエンス&テクノロジーからの引用です。

植物が紫外線の害や虫などから自らを守るために作り出した、ヒトの体に重要な働きをする、ビタミン、ミネラルとは異なる物質。従来、ヒトの体に必要な栄養素は、タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルの五つと考えられてきた。最近はそれに食物繊維を加えて、これを第6の栄養素としていた。しかし、1980年代になって、このファイトケミカルが発見されてから、これが「第7の栄養素」とよばれている。「ファイト」はギリシア語で植物のファイトケミカル意味。野菜、果物、豆類に多く含まれる。その種類は数千種類に上り、これらはカロテノイド群、ポリフェノール・フラボノイド群、硫黄化合物群に分けられる。おもな働きは、癌や動脈硬化、老化などを促す活性酸素を消去する抗酸化作用。従来の栄養素と異なり、不足してもすぐに欠乏症を引き起こすことはないので、健康を保つための栄養素という位置づけ。必要量は1日に、いろいろな野菜を350グラム以上、いろいろな果物を200グラムぐらい食べることが目標とされている。

下記はサプリメントで健康管理からの引用です。

なぜ<農村>に住む人ばかりが100歳を超す長寿なの?
長寿県で知られる沖縄も、都市部の那覇や沖縄市には長寿者が少なく、農村部や離島に長寿者が集中していることが分かっています。他府県でも農村や農業に携わっている人に長寿者が多いのです。
農業に携わる人はなぜ長生きをするのか
 最近、農村や農業関係者と長寿とのあいだに野菜のファイトケミカルが深く関わっていることが明らかになってきました。 農村に暮らす人や農業関係者は、ファイトケミカルが特別に多い食事を摂っていたのです。からだに良いファイトケミカルが多いのは、かたちが悪かったり傷物だったりする野菜や果物。先にも言いましたように、植物は自分を守るため、治すためにファイトケミカルを作りだすからです。
 一方、かたちの良い生産物(ファイトケミカルが少ない)は、換金用として出荷されます。そうして、わたしたちは、“第七の栄養”といわれ、現代人に最も必要であるファイトケミカルが少ない野菜や果物を口にしているのです。

ファイトケミカルには、最近よく聞くぺクチン・イソフラボン・アントシアニン等がありますが、この引用した記事が事実であれば、栄養素の低い農産物を農薬を使い手間をかけて生産していたことになります。
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posted by hakosuka at : 2008年07月16日 | コメント (22件) | トラックバック (0) List   

2008年07月15日

農園に○○○現る!?

こんにちは おひさしぶりです、鈴木です
密かに隠してたんですが、実は・・・
そのまえに

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posted by yasutan at : 2008年07月15日 | コメント (7件) | トラックバック (0) List   

2008年07月14日

刈り払い機より速い!~大鎌で草刈り

こんにちは、草刈りシーズン真っ只中ですね 畑の周りの草を大きくし過ぎて、この頃は気が気ではない小松です。早く刈り倒さなければ・・・ 🙁
さて、長谷さんの記事にもありましたが、私たちの日常生活は石油無しでは考えられないほど、石油にべったり依存しています。農作業も然りで、草刈り一つとっても、草刈機(刈払い機)のお陰でかなりの労力が削減できていると思います。
ところが、「現代農業」の8月号に、ちょっと気になる記事がありました。
「刈り払い機より速い!安全!気持ちいい! 大鎌で草刈りガソリンゼロ」
小川光さんという農家の方の記事です。
先日、道具屋で“大鎌”を見かけて、ちょっと気になっていたんですが、残念ながら実際に使ったことも、使っている人を見たこともありません。確かにガソリンは不要 🙄 でも、刈払い機より速いって、ホントなんでしょうか?

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posted by komayu at : 2008年07月14日 | コメント (5件) | トラックバック (0) List   

2008年07月13日

小規模・多品種、地域密着型農業の可能性

◆キューバの半ばオーガニックな農業
キューバの半ばオーガニックな農業がそれなりの成果を実現したのは、科学と技術の賜物であり、それは教育制度によって支えられている、という。
小学校から農業を教育の場面に取り込み、大学に行きたい者はみな大学に行く。それは、有機農業は簡単な仕事ではなく、それを担う人材の育成こそが社会の期待、と捉えているからに他ならない。
キューバは、国有地の3分の2までを協同農場や私営農場に再分配して、割り当てを超えた余剰分を販売できるようにした。
地元の昆虫ウィルス・昆虫病原細菌繁殖センターは、全国280箇所に散らばっており、配置された農学者が、地域の農家や家庭菜園から持ち込まれる問題に指導対処しているという。

「化学薬品を用いるほうが簡単です。」しかし、長い目で見れば、体系全体を考えることが本当の利益を生む。「私たちの仕事は植物が強くなるように環境を整えてやることです。でもそれがうまくいくのです。」まさに正反対の「緑の革命」だ。(「ディープエコノミー:生命を育む経済へ」ビル・マッキベン著 英治出版 P.106より)


関連投稿—————————————-
キューバの有機農業に可能性を見た。
外圧に適応し活力再生したキューバ
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posted by ayabin at : 2008年07月13日 | コメント (7件) | トラックバック (0) List   

2008年07月13日

世銀の「エセ環境保護」戦略と途上国破壊・収奪の全貌…

どうも雅無乱です。
先日のエントリーでご紹介した↓この書籍を早速購入して読んでいる。
『緑の帝国』世界銀行とグリーン・ネオリベラリズム
マイケル・ゴールドマン著  京都大学出版会
 
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まだ途中までしか読んでいないが、核心に迫る内容である。
今回は、この書籍から注目される内容を紹介したい。
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posted by nanbanandeya at : 2008年07月13日 | コメント (4件) | トラックバック (0) List   

2008年07月12日

全小中学校に農園~埼玉県「1学校1農園」構想

こんにちは、小松です。以前このブログでも、福島県北方市の農業科導入の取り組みを紹介しましたが、 「教育とは「供給者」を育てること~農業科の導入に期待!」
11日の農業新聞に、「全小中学校に農園」という埼玉県の取り組みが紹介されていました。
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp//modules/bulletin3/article.php?storyid=703

全小中学校に農園 
来年度から本格実施 食農教育を加速
埼玉県は食農教育を推進するため、県内の全小中学校に農園を設けることを決めた。県を挙げて学校農園の構想を打ち出すのは全国で初めて。通学路沿いに農地を確保し、種まきから収穫までを子どもに体験させる。2009年度から始める。今月中旬に発足する県のワーキングチームにはJA埼玉県中央会が参加する見込みで、JAの貢献も期待される。
「1学校1農園」構想は、食農教育を重視する上田清司県知事が発案した。
・子どもが食べ物の生産過程を体験し命の大切さを学ぶ教育効果、
・遊休農地の活用、
・ボランティアや地元農家と学校の交流による地域活性化
――の“一石三鳥”を狙う。

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posted by komayu at : 2008年07月12日 | コメント (6件) | トラックバック (0) List   

2008年07月11日

「顔の見える関係」を超えて「顔の見えない信頼関係」を ~「食の問題も超市場論」の実現事例

「インターネットに見る農の可能性」 meguさんが紹介してくれた、山口県の(有)船方総合農場の事例は、 
以前『るいネット』 (リンク)の投稿で示された切口の具体事例だと思います。
 その意味で、新しい「農」の可能性を感じさせてくれるものでした。

  mimiさん >顔の見える関係がやはり理想なのかも知れませんね~♪。
なので今回は 『るいネット』から、その投稿を紹介しようと思います。 😀
これは、「顔の見える関係」をもう一歩超え、「顔のみえない信頼関係」を現代社会に築いていくヒントになるものだと思います。
食の問題も超市場論

>幻想価値を土台にした市場の評価軸を根底から超える、新たな評価軸を創る事。人々の意識を幻想共認から事実共認へと移行させていく仕組みを創る事それが結果的に安全性が確保される方法へと繋がっていく(リンク)
近年の食の質に対する関心の高まりに対応して、店先に並ぶ食品への成分表示や生産者表示も増えてきたようだ。しかし、それだけで安全な食の確保ができるとはどうも感じられない。
『「各個人レベルが求める安全性」からは、何も出てこない。』(リンク)にあるように、難しい専門用語や数字の並ぶ成分表示を見ても容易に判断できず、できたとしても本当にそれが事実かどうかは検証しようがない生産者表示も、特に都市住民には殆ど記憶に残らない“見知らぬ人”に過ぎない。生産者に対しては一定の責任圧力にはなるとは思うが、買う側はこれでOKという確信は持てない。
 

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posted by pochi at : 2008年07月11日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2008年07月10日

■自著を語る■福岡伸一「生物と無生物のあいだ」=【食べるってどういう事?】

【食べるってどういう事?】・・・こんな単純な疑問を野菜やお米を作りながらずっと考えている、まるいちです。
自給率の算出には「カロリー」=「熱量」を使っていますが、食べるって事は車にガソリンを入れるように人体に「熱量」の素を供給する、動いたり生体反応をするためにはエネルギーが必要で、その為に食べる、と言ったような単純な事なんでしょうか?
【食べる】って事は、人間を機械や化学反応の塊りのようにモデル化しても見えてこないように思います。
それで、この事について言及している本と作者の言を紹介します。
JACom ■自著を語る■  福岡伸一 青山学院大学化学・生命化学科教授

 生物と無生物のあいだ (講談社、2007年5月20日、777円)
 福岡伸一 青山学院大学化学・生命科学科教授 
 この本の出発点は、なぜ、私が生命という現象に興味を持つに至ったのかというところから始まります。私は昆虫少年でした。蝶や甲虫を追い、その美しさや精妙さに魅了されました。
 その延長で、私は京都大学の農学部に入学しました。大学に入りたての頃、生物学の時間に教師が問うた言葉を思い出します。人は瞬時に、生物と無生物を見分けるけれど、それは生物の何を見ているのでしょうか。そもそも、生命とは何か、皆さんは定義できますか?
◆生命は「機械」か?
 私はかなりわくわくして続きに期待したが、結局、その講義では明確な答えは示されなかった。生命が持ついくつかの特徴――たとえば、細胞からなる、DNAを持つ、呼吸によってエネルギーを作る――、などを列挙するうちに夏休みが来て日程は終わってしまったのです。ファーブルや今西錦司のようなナチュラリストを夢見ていた私も、大学に入るともはや純朴な昆虫少年でいることは許されませんでした。ちょうど分子生物学の大波が押し寄せてきたときです。生命の秘密はミクロの世界にこそある。私もまた時代の熱に逆らうことはできませんでした。
 遺伝子を中心教義とする分子生物学から見ると、生命は端的に次のように定義されます。生命とは自己複製を行う分子機械である、と。つまり、生命体とはミクロなパーツからなる精巧なプラモデル、すなわち分子機械に過ぎないとなるわけです。デカルトが考えた機械的生命観の究極的な姿です。生命体が分子機械であるならば、それを巧みに操作することによって生命体を作り変え、改良・改変、あるいは修復することが可能なはずだ。遺伝子組み換えや臓器移植・生命操作を是とする考え方の通奏低音には、この機械論的生命観があります。あるいは、狂牛病のような新しいタイプの病気も、効率性だけから食物連鎖を組み換えて、草食動物に肉食を強いたことに端を発しています。
 果たして、この考え方は正しいのでしょうか。生命は単なる分子機械なのでしょうか。私たちが海辺で、貝と石を見て、生物と無生物のあいだを見分けるのは、それが自己複製する分子機械かどうかを判別しているのでしょうか。
◆食べることの意味問う
 私は一人のユダヤ人科学者を思い出します。彼は、DNA構造の発見を知ることなく、自ら命を絶ってこの世を去りました。その名はルドルフ・シェーンハイマー。彼は、生命が「動的な平衡状態」にあることを最初に示した科学者でした。私たちが食べた分子は、瞬く間に全身に散らばり、一時、緩くそこにとどまり、次の瞬間には身体から抜け出て行くことを証明したのです。つまり私たち生命体の身体はプラモデルのような静的なパーツから成り立っている分子機械ではなく、パーツ自体のダイナミックな流れの中に成り立っている。そのことを最初に示した科学者でした。私は先ごろ、シェーンハイマーの発見を手がかりに、私たちが食べ続けることの意味と生命のあり方を、狂牛病禍が問いかけた問題と対置しながら論考してみました(『もう牛を食べても安心か』文春新書)。この「動的平衡」論をもとに、生物を無生物から区別するものは何かを、私たちの生命観の変遷とともに考察したのが本書です。動的平衡論に基づく有機的な生命観という、古くて新しいパラダイムのルネサンス(復興)を論じたものです。
 現時点でわたくしが考えるところの”生命とは何か”について、可能な限りのベストを尽くして書きました。生命と日々対峙されている農業を営む方々にこそ是非読んでいただきたいと思います。

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posted by nara1958 at : 2008年07月10日 | コメント (5件) | トラックバック (0) List   

2008年07月09日

インターネットに見る農の可能性

こんにちは meguです。
タイトルに挙げたとおり、今日は、インターネットで繋がる農の可能性について、
書きたいと思います どうぞおつきあいくださいませ
まず、この新しい「農」のかたちブログは、会員制ブログであり、複数人で管理しています。
そして、立場の異なるみんなで、現状を知り、これからの農について考えていこうとしています。
そんな当ブログに、先日、あるサイトの紹介メールが届きました
それは・・・、
インターネット農家台帳
全国に及ぶ農家さん、農業法人さんが運営されているサイトのデータベース一覧を作成しようと試みていらっしゃいます
構築中となってはいますが、既にあるこのデータ量、、、驚きです
そして、このインターネット上で集約され、繋がっていける関係にあるということに、
これからの農を考えていく上で、可能性を見出せるのでは、と思います
消費者の一個人の視点からですが、このインターネット農家台帳にある、
興味深いなと思ったサイトをひとつ、最後に紹介したいと思います。
続きにお付き合いただく前に、たくさんの人の生活と農をつなげていくためにも、
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posted by megu3 at : 2008年07月09日 | コメント (4件) | トラックバック (0) List   

2008年07月08日

消費者側の自給はどこへ行った?

未分類

みなさん、こんにちは
最近、テレビ や新聞 やニュース で、農 や食が話題にならないことはないくらい、みんなの関心が高まってきているのを感じます
でも、例えば、外食業者 や仕入れ業者 の偽装問題 😈 、あるいは農業の高齢化 ・担い手不足 ・企業参入 が話題になることはあっても、消費者側の問題がニュースとなることはほとんどありませんよね
これって、考えてみたらおかしなことの気が・・・ 🙄
例えば、コンビニ生活者 の増加や、安心・安全が叫ばれながらも、外食業者の問題 8) が話題になっても、一向に外食依存のライフスタイル を変えようとしない消費者の問題などなど・・・
根本的には、核家族化 が進み、作る喜び が感じられないことから、母親の料理に対する創意工夫 は、下降していくばかり・・・ 🙁
ここの突破口が見えない限りは、食の再生は難しそうではあるのですが・・・
今回は、食事の用意をする=食の自給 はどこへ行った?をテーマにせまってみたいと思います
応援よろしくお願いします~

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posted by staff at : 2008年07月08日 | コメント (10件) | トラックバック (0) List