2011年11月12日
【コラム】TPP問題~農産物の輸出入問題ではなく、米国軍産派による日本乗っ取り戦略~
現在注目を集めているTPP問題。
野田佳彦首相は13日(日本時間14日)、米ハワイで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の交渉参加方針を表明しました。
政府も世論も、推進派と反対派に真っ二つに分かれたかたちとなっており、その本質が置き去りにされている感がある。
TPPにより、一体何がどうなるのか?一体誰が何を推進しているのか?を、この間ネットで注目されている内容を中心にまとめてみたい。
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2011年11月11日
企業から始まる自給自足の道シリーズ~1.企業の農業参入とその実態
みなさんこんにちは、久々のマサクニです。
これから数回にわたって、「企業から始まる自給自足の道シリーズ」というテーマで、企業の農業参入の可能性を追求します。
3.11東日本大震災、福島原発事故、そして相次ぐ台風の被害など、2011年、日本の農業は各地で大きなダメージを受けました。しかし、この危機は、
http://blog.new-agriculture.com/blog/2011/08/001249.html
http://blog.new-agriculture.com/blog/2011/08/001253.html
で述べられているように、日本の農業再生を実現へと導く、大きな転換点となりました。これらの危機によって、人々の食⇒農に対する関心が一気に高まり、自分たちの食は自分たちで何とかするしかないという、自給自足の期待が、日に日に確実に顕在化してきています。
しかし、個人一人一人が就農定住して自給自足の生活を始める、というようなことでは、時間が掛かり過ぎますし、到底現実的ではありません。もはやこれは、社会全体の期待であり課題であると捉えるべきであり、従って、個人ではなく集団で農業を始めるというスタンスで考えた方がよさそうです。
そこで、近年増加傾向にある、企業の農業参入に焦点を当て、自給自足社会の実現の可能性を探りたいと思います。まずは、企業の農業参入の実態を調査し、次にそれらを阻む壁は何なのか?を分析します。その上でで成功している企業はどこが違うのか?その成功のポイントを明らかにしたいと思います。
それらから、あらためて企業の農業参入の方向性を探り、それによって開かれる可能性を提示していく予定です。
第1回は、「企業の農業参入とその実態」です。
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2011年11月08日
農が育む新しい教育シリーズ3~農村留学 大地の学校
みなさん、こんにちは。せきやです。
「農が育む新しい教育シリーズ」も今回で3回目になります。前回に引き続き、農を取り入れた教育に取り組んでいる事例紹介です。今回紹介するのは、「大地の学校」というところです。
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2011年11月04日
充足を共有するメールでみんなの活力が上昇!「大和高原わくわく宇陀いち」の取り組み☆
「みなさん、お仕事お疲れわくわく♪」
こんなフレーズで始まる充足いっぱいのメール、「わくわくレポート」を、毎日生産者の会員さんに配信して、生産者の充足や活力を第一に考えながら直売所を運営しているのは、奈良県宇陀市の農産物直売所「大和高原わくわく宇陀いち」です。
「人と人をつなぐ、みんなが楽しい直売所」
大和高原わくわく宇陀いちがオープンしてから3ヶ月が経ちました。
(詳しくは「大和高原わくわく宇陀いち 祝 開店」)
開店当初は野菜の農家さんばかりでしたが、お盆前からは、ぶどうや梨の果樹農家さん、切花農家さん、パン屋さんや加工業者さんたちも会員に加わり、大繁盛とまでは行きませんが、たくさんのお客さんに支えられてここまで来ました。最近は卸売業者さんやゴルフ場などからの発注も増え、生産者はもちろん、スタッフも受注のまとめや荷造りに忙しくしています。
直売所の運営では、生産者の会員さんの活力をいかに引き出し維持するかが、とても重要です。店に商品がどれだけ並ぶかは、会員さんのヤル気次第だからです。それに何と言っても、生産者が元気な直売所は、活気に溢れ、それに惹かれてお客さんも集まります。
最近はどこの直売所でも、商品の売れ行きを決まった時間にメール配信するサービスを取り入れ、生産者のヤル気を引き出しています。「わくわく」でも売上のメール配信サービスを行っていますが、わくわく宇陀いちはそれだけではありません。その日の売れ行きやお客さんの様子、そして売上ランキングなどをまとめて、毎日会員さんに配信しています。この「わくわくレポート」が会員さんには大好評で、日々の活力源となっているようです。
今回は、会員のみなさんが、毎日とても楽しみにしてくれている「わくわくレポート」を、ほんの少しだけ紹介しますね 😀
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2011年10月29日
【コラム】破局後の農業の突破口になるか?~肥料、農薬、水、種籾を減らして多収穫を実現するSRI農法の可能性
みなさん、こんにちは。
ヨーロッパ発の経済危機→価格高騰、異常気象の多発→作物被害など農業をめぐる外圧は高まりつつあります。日本政府は農業に対する助成制度を充実しつつありますが、最悪のケースを想定したときに、農業自体が置かれる外圧をシュミレーションしておく必要があります。
例えば、
・経済危機により、農業に必要な肥料や農薬、農機に必要なガソリンや軽油が高騰する、あるいは輸入できなくなる。
・ 異常気象の多発によって作物への被害が増加、あるいは土壌汚染や水の枯渇などが起き始める。
・ 上記の状況から食物の自給の必要性が高まる、一反あたりの収量を増加させる必要がある。
こうした状況になったときにどのようなかたちで「日本の農のカタチ」を実現していけばよいのでしょうか。
その突破口になるかもしれないのが今日、紹介するSRI(system of rice intensification直訳するとイネ強化システム)農法です。
SRI農法はアフリカのマダガスカルで生まれた農法で、フランス人の神父が20年以上の調査研究を経て創りました。既存の農法よりも種籾や水、農薬、肥料を減らしますが多収穫となるので、世界の飢餓や貧困、水不足の解決に役立つと期待されています。そしてその農法のカギは日本人が握っていたようです。ちなみにどれくらい収穫量が増えるかというと、単収が慣行稲作の1.5倍前後、多い場合には2倍近く。1ヘクタールあたりの収量が10トンを超えたという報告もあるそうです。これは農家の方々からするとすごい数字ではないでしょうか。
参考及び引用は「稲作革命SRI」J-SRI研究会編 日本経済出版社刊からです。この書籍はSRIの可能性と同時に課題も冷静に分析されており、非常に優れていると思います。
続きはポチっとしたあとで。いつもありがとうございます。
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2011年10月22日
農から始まる日本の再生シリーズ3 ~先人に学ぶ食の有り様<保存食編>~
画像は、とある農家の物語さんよりお借りしました。
皆さん、こんにちは 😀
今日から「農から始まる日本の再生シリーズ」のプロローグ1・2において取り上げてきた仮説群を実証し、本格的な実現に向けて追求を深めて行きたいと思います。
早速ですが、先日面白い記事を拝見しましたので、その記事からご紹介したいと思います。
● 1日996キロカロリーでは2日間で音を上げてしまう!?
すでに、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、農水省のHP(08年5月号の記事)に、読売新聞が2008年2月5日から1面でスタートさせた連載「食ショック」を取り上げています。
読売新聞の記者が、わずか4日間ながら日本の輸入がストップした場合の食生活を再現した記事です。
そこに書かれていた内容は、日本の食料自給率(39%)に当て嵌め、現在、国民1人当たりに供給されている1日のエネルギー(熱量)2548キロ・カロリーのうち、国産食材が供給できるエネルギーは996キロ・カロリーと想定し、そのカロリーに見合った食事(芋や1日にご飯1杯等)を取っていたのですが、わずか2日間で音を上げてしまうというものでした。
この記事自体、食糧危機を煽るだけで「このような食事しか取れないのは困るでしょ?だから、昨今話題になっているTPPに加盟しなきゃ?」と誘導しようとする動きに思えてなりません。
仮に日本の食糧自給率の低さに焦点を当てるならば、その食糧自給率を上げる為にどうすべきかを考える必要があると思います。
しかし、食糧自給率を上げる事だけに焦点を当てて考えると、例えば、輸入がストップすると食糧自給率は100%になる為、食糧危機を迎えた際の問題解決にはなりません。
※現在の計算式(カロリーベース総合食料自給率=1人1日当たり国産供給熱量(946kcal)/1人1日当たり供給熱量(2,458kcal)=39% 輸入がストップすれば食べる物は国産だけになる為)
そこで、今、考えるべきは、今後経済破局を迎えた際に世界経済が崩壊し食料輸入が停止する事を想定し、輸入がストップした際に日本では何を食べるのか?何を生産すれば良いかのを考えていく事が重要であると考えました。
まずは、過去の歴史を遡り、貿易に頼っていなかった時代はどうだったのか?歴史構造を知る事で、今後の突破口が見えてくるのではないかと考えています。
それでは、日本の食文化の歴史について考えていきたいと思います。
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2011年10月18日
農が育む新しい教育シリーズ2. ~農を通した人間教育 愛農学園高校
こんにちは。
いよいよ、農が育む新しい教育シリーズが始まりました!
プロローグに続いて、事例紹介です。
三重県の伊賀市に、40年以上の実績を持つ 日本で唯一の私立の全寮制の農業高校である愛農学園高校があります。この高校は、農を通して生活・勉強する中で、社会に出て役に立つ人間を育成しようという学校で、多くの実績を残しています。
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posted by naganobu at : 2011年10月18日 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2011年10月11日
東海4県・長野県農業法人経営情報交流会に参加してきました
みなさん、こんにちは。せきやです。
先日、東海4県・長野県農業法人経営情報交流会というものに参加してきました。
内容盛りだくさんで、どれも紹介したいのですが、今回は、講演と視察のあった㈱永井農場さんについて紹介したいと思います。
●㈱永井農場とは?
永井農場さんは、長野県東御市(旧東部町・旧北御牧村)にあります。
いわゆる中山間地という、農業をするには決して好環境とは言えない立地ですが、お米をメインに、その他には、酪農として、乳牛の飼育、果樹では巨峰、野菜でアスパラガスやニンニクなど、多種多様な栽培をされています。栽培だけでなく、農業体験や農産加工、ジェラートショップ出店など、高付加価値の農業経営 をされています。
そんな活動が評価されて、2011年度には、第40回日本農業賞大賞受賞(個別経営の部) を受賞されました!
最近、農業の六次産業化という言葉がよく言われていますが、まさにその先行事例だと思います。今回は、従来の農業の枠組みに捉われず、新しい価値を創造するべく邁進している㈱永井農場の成功の秘訣 について迫って見たいと思います。
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2011年10月08日
農から始まる日本の再生シリーズ プロローグ2~農がもつ他面的機能が日本を再生していく~
前回の『農から始まる日本の再生シリーズ プロローグ1~再生の実現基盤を歴史に学ぶ~』では、今回の危機を契機に、日本における「生産」「認識・制度」「集団の統合原理」が今後どうなっていくのか、その仮説と追求のための問題意識を提示しました。
(前回の記事はもう読んで頂けましたか? 😀 )
前回の記事で、どのように農が再生されていくのかのイメージはある程度できたかと思いますが、一方で「農の再生がなぜ日本の再生につながるのか」はまだ残ったままです。
そこで今回は、シリーズのプロローグ第2弾として「農の再生がなぜ日本の再生につながるのか」、その仮説を、私達が根拠とした状況認識・仮説を引用し提示していきたいと思います。
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posted by tibatosi at : 2011年10月08日 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2011年10月06日
新・農業人フェア2011@東京 9月17日
今日は、先日行われた【新・農業人フェア2011@東京】に類農園の求人ブースを出展して来ましたので、その報告です(^_^)v。
●全国新規就農相談センタ-新・農業人フェア2011 9月17日(土)東京会場詳細
■概要
【日時】9月17日(土)【時間】10:30~16:00
【場所】池袋サンシャインシティ ワールドインポートマート4F
【来場者数】1160人【参加法人数】 39 【就農相談会数】89
新・農業人フェアって何?・・・新規就農相談センターHPより
●農業のこれからに注目している人たちが増えています。その一方で「だけどどうすれば農業を自分の仕事にできるのだろう?」という人たちもだくさんいるようです。そんんな人たちのために新・農業人フェアを開催します。
●新・農業人フェアとは、農業をどうしたら始められるかの相談の第一歩から、農業法人の会社説明会、独立就農するにあたってのご相談まで、就農したいという気持ちをもつすべての方を対象にした総合イベントです。
●「農業はこんな風におもしろいビジネスなんだよ」という農業法人の人たちの話、県市町村など農業を始めるための受け入れ支援体制など、農業へ進む道も、その後の道も、いくつもの可能性があることをわかっていただけるでしょう。
■当日の様子
【会場の様子】
・まず、来場者は会場に来たら資料を受け取り、5枚つづりで複写式になっている「ブース訪問者カード」を記入します。そのコーナーには絶えず人がいてみんな真剣に記入していました。
・次に掲示板等を見て、そのシートをブースの人に渡して話を聞くという手順です。
●会場には以下のようなブースがあります。
1、農業法人に就職したい人は、全国のエリアごとに法人ブースが設けられているので、そこを目指す。
2、農業で独立を目指す人は、あらかじめ行きたい都道府県の候補を挙げ、その県のブースに相談する。
3、学校で一から学びたい人は、農業関連の学校やインターンシップのコーナーなどのブースで話を聞く。
4、迷っている人orわからない人は、「なんでも総合相談窓口」に行ってみましょう。相談員がさまざまな質問に答えてくれます。
★まだまだ続きがあります。是非、読んでみて下さい
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posted by nara1958 at : 2011年10月06日 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList