新規就農者って何人くらいいるの？

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2007年09月11日

以前のヒヨッコ百姓さんの記事でリンクされてたサイトに、新規就農者に関するデータが載っていたので紹介します～ 😀
確かに考えてみたら、新規就農者が増えている・・という話は聞くけれども、実際何人くらいいるの？増えてるの？って聞かれたら答えられない・・・
そんな人、注目です
ありがとうございます
　

まず、新規就農者の総数は、農水省のHPのデータによると、
平成２年　　１５７００人
に対して
平成１７年　７８９００人
確かにものすご～く増えてる
そのうち、内訳で見てみても、
新規学卒就農者（中心は大学卒）
平成２年　　１８００人
平成１７年　２５００人
ヒヨッコ百姓さんが紹介してくれていたように、
中高年の離職就農者は
平成２年　　１１４００人
平成１７年　６７２００人
とものすご～く増えているのです 😀
ちなみに離職就農者とは、他産業への勤務が主から農業への従事が主になった人。
（在宅、Ｕターンを問わない。離職就農者には、他産業に従事しながら農業にも従事していた者が退職の結果農業が主となったものが含まれる。）
ということは、親が農業をしていたけど自分は継がなくて兼業くらいで手伝っててでも定年したし、親の農業を継ぐかみたいな人のこと
つまり、増えたのは農業にそのまま就く人が減ったからということかな
最後に一番気になるデータとしては、
○　新規参入者（農業後継者以外の就農）の状況
平成２年　　６９人
平成１３年　５３０人
確かに増えてる（なんと８倍！）
でもでもでも・・・・
そうなんです上記のデータのほとんどは、農業後継者なんですね
純粋な新規就農者はたったの６００人ほどしかいない
就農定住の対象者となるのは、ここの層
だとすれば、募集をかけるのも事業を成功させるのもなかなか至難の業なのだということを思い知りました
もっともっと農業の魅力を伝えていきたいなと思いました
　