2007年9月15日

2007年09月15日

『新しい「農」のかたち』は就農定住事業ネットワークから ②

●就農定住事業は農の枠に留まらない
本来の事業目的=皆の期待はどこにあるのか?この期待は農業家に限らず社会全体の期待 です。
農業の枠や、研修生個人の期待に留まらない、まさに地域の再生。
「就農定住事業」は、「地域共同体再生事業」という認識で望む事業なのです。それで初めて、農を取り囲む、地域社会、さらには地方との交流が生まれ、事業は動き出す。
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その昔、殆どの民が農民だったように、農業は一つの職業としてより、人の生活そのものでした。
農業は共同作業で行なわれ、“結い”や文化人類学で言うところの“蕩尽”という言葉から伝わるように、その関係の中で収穫される米は、食糧としての物的価値であると同時に、集団の営みとしての象徴 でした。

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投稿者 pochi : 2007年09月15日