2007年9月10日
2007年09月10日
「ガンって何?原因の一つは肉食だった!(2)」
●なんで肉の摂取量増→ガンの増加になったのか?
日本の食生活は戦後、米国によって2回変わってきました。
1度目:敗戦後パン、肉食など洋風化
2度目:70年代、ファーストフードの登場
これらアメリカの食の支配により、日本の食文化であった穀物と魚介類の摂取が少なくなり、肉類の摂取が多くなっています。
日本のがん死亡率は世界でイタリアに続いて多いことは意外と知られていません。その中でも突出して多いのが胃がんです。
他国との比較を以下に示します。がん統計2005年から数字を拝借しました。
【男性の10万人あたりの死亡者比率】
がん死亡全体 胃がん 肺がん
日本 303.3 52.2 67.6
アメリカ 207.2 5.3 65.5
イギリス 279.2 13.7 70.0
フランス 303.2 11.0 72.0
韓国 157.1 31.0 37.0
日本と韓国の胃がん死亡率が高いことと アメリカの胃がんが非常に少ないこと がわかります。
【日本のがん患者の推移】こちらは10万人相当の患者受療率の人数です(男女混合です)
65年:10人
75年:30人
85年:100人
95年:180人・・・→現在
(図表: 「健康長寿生活」より)
投稿者 pochi : 2007年09月10日 Tweet