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2009年07月20日
日本の農業と法体系との関係シリーズ ~プロローグ~
こんばんは。やっさんです
最近、農業について仲間と一緒に追求していくうちに、農業のことがちょっとずつ面白くなってきた感覚があります
もちろん、頼もしい仲間と一緒に追求しているからなのですが、現在追求しているテーマは、『日本の農業がどのような変遷を辿ってきたか?』です。
今後の農業どうなる?どうする?を考える上では、史的構造を押さえていくことが不可欠になるからです。とはいっても、農業の歴史を扱おうと考えたらいろいろな切り口があります。
そこで今回は、一つの切り口として、農業に関する法体系に絞って、みんなで整理していこうという話になりました。
ということで、今週のラインアップを紹介します。
0.プロローグ【7/20】
1.農業政策の歴史(古代史~現代)【7/21】
2.食糧管理法って何?【7/22】
3.MSA協定って何?【7/23】
4.貿易自由化への流れ(GATT ウルグアイラウンドって何?)【7/24】
5.自給率の本質+農業の脱市場化は図れるか?【7/25】
の5段編成で展開していく予定です。
本編は明日からの記事を楽しみにしてもらうとして、今回は各項目のちょっとしたダイジェストを紹介します。
その前にいつものヤツお願いします。
ありがとうございます。
それでは、ダイジェスト紹介
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1.農業政策の歴史(古代史~現代)
日本の農業はどのような変遷を辿ってきたのか?
詳しくは本編を楽しみにしてほしいのですが、農地は国家政策と密接に絡んできました。
中央集権国家(律令制)が実現した700年頃から現代に至るまで、土地の制度はどのような変遷を辿ってきたのかを展開します。土地の所有権を巡って古代史の領域まで突っ込んでの展開します。
年表交えた展開は仮説も含めて圧巻ですので、ぜひ楽しみにしておいて下さい!!
2.食糧管理法って何?
戦時中に制定された法律。日本国家が食糧(米)の生産・流通・消費を管理することになった。なんのためにこんな法律ができたのか?を突っ込んで展開します。お楽しみに
3.MSA協定って何?
ある意味、日本の農業の行く末を決めた大きな転換点にもなった協定
この協定によって、日本国民の食生活ががらっと変わることになります。どういう構造になっているのか?を詳しく展開していく予定です。お楽しみに ~
4.貿易自由化への流れ(GATT ウルグアイラウンドって何?)
90年前後の牛肉・オレンジ自由化政策はみなさんもご存知かろ想いますが、この頃、外国産の牛肉・オレンジが大量に日本に輸入されました。日本のスーパーではそのような高級品が驚くほど安い値段で販売されていたのを記憶しております。
国内では、生産者を中心に自由化反対の動きも多かったのですが、自由化によって国内の生産者はダメージを受けました。
農作物の自由化への流れは日本国内だけではなく、世界中で方針化されていきました。そもそも自由化とはどういうことなのか 🙄 も含めて詳しく展開していきます。お楽しみに ~
5.自給率の本質+農業の脱市場化は図れるか?
自給率について調べていくと、自給率という概念は、なんと日本の農産省がつくった指標らしいのです 外国では、自給率という概念、いっさい使用されていないとのこと。。。
これはどういうことなのか?農業の脱市場化は図れるか?の仮説も交えて展開していきます
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梅雨が明けて、日々暑い日が続いていますが、今週はこんな感じで『日本の農業と法体系との関係』を展開していきますので、みなさん、お楽しみにしておいて下さい 😀
以上、やっさんがお送りしました~
投稿者 marlboro : 2009年07月20日 TweetList
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