2009年7月6日
2009年07月06日
「農協(=農業会の看板の塗替え)」の誕生秘話
教科書的には、『戦後の民主化は、GHQ政策の下で「財閥解体」「労働三法の成立」「農地改革」の3本柱で進められた』、といわれているが、それは、日本の国力を衰弱させ、共産主義対抗勢力の樹立を意図したものであった。一方、郵政民営化に続いて、『巨額の外債購入で農林中金の破綻、間近か!( リンク )』という状況と目される。
この2つの時を結ぶ位置に、農協の歩みがある。
1948年以降、東西冷戦が激化する中で、占領政策は、当初の民主化・非軍事化に逆行する転換が進められたが、農地改革・農協問題には変更がなされなかった、ともいわれるが、果たして本当か?
戦後一貫して、民主・平等・個人などの西洋的価値観によって集団も規範も解体され、私益追求がなされたがゆえに「農」は蹂躙され続けてきた。「農協の大罪」と題する山下一仁氏の著作が、農協の問題を鮮明に浮き彫りにしているが、それをヒントに、農協の問題を追ってみたい。何の準備も無くリレーで繋いでいく試みだが、少しでも新たな切り口を提示できればと思う。 🙄
投稿者 staff : 2009年07月06日 Tweet