2009年7月27日

2009年07月27日

農薬を徹底追究!!!(4)農薬の使用量・・・ちょっと休憩!?

■こんばんは まるいちです。農薬の全体像がちょっと見えてきましたね、
 今回は、農薬の使用量のお話です。
●日本の単位面積当たりの農薬の使用量は米国の7倍・・・ってホント?
 米国などの農産物のポストハーベスト問題に対して反論されるのが「日本の単位面積当たりの農薬の使用量は米国の7倍」と言う言葉です。これってどういう事なんでしょうか?
●作物別で農薬の有効成分の使用量を比較した表が次にあります。
農薬Q&A-詳細解説3-12[外国との比較]
情報元:みんなの農薬情報館

Q 日本では単位面積当たりの農薬使用量がアメリカの7倍だといいます。農薬が過剰に使われていませんか。
A この7倍という数字は20年以上も前からあちこちで話されていますが、何を根拠に算出されているか分からない数字です。FAO(国連食糧農業機関)の年報に記載されている各国の農薬使用量を耕地面積で割って比較したものらしいともいわれますが、FAOの年報で取り上げられている農薬は実際に使われている農薬の一部に限られ、正確な比較ができるものではありません。
○作物別で比べれば○
 農薬の使用量の比較は、いろいろな要素があり実は簡単にはいかないのです。たとえば、表1と表2でアメリカと日本の農薬使用状況を単位面積当たりで比較すると、果実や野菜では大きな違いはありません。作物別で比較した表3をみても、同じ作物なら日本がとくに単位面積当たりの農薬の使用量が多いわけではありません。しかし、作物の違いを考慮せず合計の数字、つまり、表1と2の2.4kgと8.1kgとで比較すると、日本はアメリカの3.37倍になります。これは、アメリカのように全栽培面積のなかで、農薬の使用量の少ない作物の占める割合が大きい場合、全使用量を全栽培面積で割れば、当然、単位面積当たりの農薬使用量は少なく算出されるためです。日本とアメリカのこのような差は、アメリカ農業のほぼ半分を占める麦類が、もともと病害虫の発生が少なく農薬の必要性が高くないことが影響しているのです。日本を含め、世界各国とも果樹は農薬使用量が多く、大豆やとうもろこし、小麦は少なくて済み、コメやバレイショは中間ぐらいです。もし、農薬の全使用量だけを比較すれば、アメリカは日本の5倍近く使っているということもできます。
 基本的に、同じ作物でも農薬の使用量は自然条件や栽培条件によりかなり異なりますし、品種によって病害虫に弱いもの比較的強いものとさまざまで、安定的な生産を維持するために使われる農薬の量は違ってきます。
 したがって、このような作物や栽培条件などの違いを考えず、アメリカでは少ない、日本では多いというのはあまり意味のないことです。
●作物別で比較するとそう大差は無さそうです。米国も戦略的輸出作物である果実類は日本より多く使っています。それに、ポストハーベスト農薬を考慮するとどうなるのでしょうか?
 ポイントは、「農薬の有効成分」とにカラクリがありそうです。
 同じ成分を含んだ農薬でも、有効成分の含有量には違いがあります。
 また、効き目の弱い農薬の場合は散布量は増えるし、効き目の強い農薬は散布量が減ると言う事もあります。
 安全であれば散布量もある程度増えるだろうし、危険であれば散布量も減ります。
 その辺の予備知識無しに、農薬の量を云々と騒いだところで全く意味は無いのですな。

 
以下参考↓。
農薬とその製剤,有効成分の関係情報元:農薬のお話

 

文頭の農薬の使用量の比較とは正しい意味での農薬,つまり製剤の比較である。日本では米国に比べ濃度の低い粒剤などの比重が高い。散布剤についても,日本では20%水和剤といった工夫を加えた製剤が多く,米国などでは40%や60%といった高濃度の製剤が多い。日本の農薬製剤の使用量が米国の7倍なら,有効成分については2~3倍ぐらいではないだろうか。そして,5%粒剤と80%ULV剤の例で示すように「農薬」の使用量の多い方が環境にやさしい場合も多い。
 つぎに,安全な農薬ほどその有効成分の使用量が多くなるという一般則にも注意が必要である。これについては,「農薬に関する報道は,外国の新聞の「日本人,幼児を誘拐」の類である。」に記載したが,たとえば,同じ殺虫剤でもピレスロイドに比べ機械油や石鹸などの安全な農薬は大量に散布する必要がある。
 結局,日本の単位面積当たりの農薬の使用量は米国の7倍であるというお話は,無意味というよりむしろ有害なのである。
 このような反社会的な情報を広めようとする御仁は2種類に分類できる。農薬とその有効成分の区別もつかないような幼稚で無邪気な素人,そして,何らかの邪悪な意図をもって誤った情報を流布しようとたくらむ不逞の輩(やから)である。

★農薬の使用量の国際比較データはなかなか見つかりませんでした。
 上記の記述のように、単純に使用量で比較しても意味がないし、金額で比較しても意味がない。
 また、何らかの重み付けで比較しても複雑になるだけのような気がします。
 やはり、根本的に農薬そのものを追求したほうが良いように思いました。
●次に農薬関連企業の様子を記します。是非読んでください < (_ _)>
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投稿者 nara1958 : 2009年07月27日  

2009年07月27日

農薬を徹底追究!!!(3)農薬ってなに?

■まるいちです。そもそも農薬って何なんでしょう?今回はこの辺りから整理したいと思います。
ホクレン農薬.netさんからの引用です。

■農薬について
1. 農薬とは・・・・・・
(1) 農薬ってなに?
 作物を栽培すると、病気や害虫・雑草やねずみなどの被害を受ける場合があります。これら有害な生物から農作物を保護し、収量や品質の維持・商品価値の向上のために使われるものを「農薬」といいます。
 農薬取締法では、次の用途に使用するものを「農薬」と定義しています。
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クリックすると拡大します。

2.農薬の種類
(1) 農薬の名称
 農薬の名称には、一般的に製品として流通している商品名と、学術的・国際的な場面で使用され
る有効成分の名称などがあります。この有効成分には「種類名(農水省が農薬登録の際命名)」「一
般名・ISO 名(化学名を簡略した名前・国際標準名)」「化学名(有効成分の化学的構造を示した名
前)」があります。
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以下、農薬の有効成分による分類、形態による分類、製剤による分類を記しました。
 是非読んでください < (_ _)>
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投稿者 nara1958 : 2009年07月27日