2009年7月10日

2009年07月10日

農協シリーズ第5弾 農政トライアングルとは何か?

バトン受け取りました
引き続き「農協の大罪」の要点をお送り致します。
さて、農協→農家という関係の中で農協は力を増していったわけですが、言うまでもなく食糧確保は国家的課題。一組織だけでここまでの力を持てるはずなどありません。
そもそも農協は、その出自からして「農民による相互扶助的な組合」というよりは「国の下に組織された統治組織」であったことが明らかになっています。(「農協(=農業会の看板の塗替え)」の誕生秘話参照)
つまり、最初っから国家と結び付きの強い組織だったわけです。
より具体的に言えば、政策の立案に関わる政治家、国内最大のシンクタンクである官僚としっかり手を組んで日本の農業の運命を握っているのです。
この三者の関係は「農政トライアングル」と呼ばれています。
日本の農業を硬直化させていると言っても過言ではない、その構造に迫ってみましょう
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投稿者 staff : 2009年07月10日