2006年12月9日
2006年12月09日
石油浸け農業は、食糧としてエネルギーを生産していない
現代農業は、肥料・農薬・農耕機械を使用しますが、それは農業が石油化学工業に依存しているということに他なりません。ハウス農業では、この傾向は特に著しく、いわゆる季節はずれの食糧生産は極端なネルギー浪費型です。反収は上がっても、食糧としてエネルギーを生産していない、といえます。
「農」におけるエネルギー生産性に関する記事
世界の食糧需給の状況ってホントはどうなの? 2006年10月26日
世界の食糧需給の状況ってホントはどうなの?・・・第2回 2006年10月31日
を読んでから、そのことが気になっていたのですが、面白いデータを発見しました。
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◆稲作における投入エネルギー◆
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1950年 1974年 1974年/1950年
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投入エネルギー
(肥料、燃料、農薬など) 38.39 197.44 5.14
産出エネルギー
(玄米収量換算) 48.72 74.34 1.53
産出/投入比 1.27 0.38 0.30
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*「エネルギーから見た環境・食糧問題」より
石井 吉徳(富山国際大学教授,東京大学名誉教授)
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その対極にあるのが、自然農法・有機農法です。
by びん
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投稿者 staff : 2006年12月09日 Tweet