2006年12月1日
2006年12月01日
かあちゃんたちが頑張る、地産地消の農家レストラン
食に対する消費者の安全、安心志向の高まりを受け、各地で広がっている運動に「地産地消」がある。一方、質の高い農産物を生産しながら、高齢化や後継者不足で生産をやめてしまうケースも少なくない。だったら、その両方を繋いだり、その販路の目処を付け背中をちょっと押すだけで可能性を開いていく、ということを実践しているグループがある。
山形県飯豊町萩生の農家レストラン「エルベ」は、自分たちが作った旬の地物の農作物を使って料理を提供するが、驚くほどの評判となり隣県からも客が訪れる店になったそうだ。同種の「農家レストラン」を、紹介する記事や写真を見るにつけ、充足型のかあちゃんの齎す安心充足は波紋となって拡がりを見せていく、と想像するに難くない。
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「農家風イタリアン おばちゃんたち頑張る」
しかし、農村部といえども家庭消費ではなく、外食産業としてのレストラン繁盛記であるのは何とも皮肉であるかもしれない。地域の食材をアピールする動きは東北各地で活発で、地元食材を取り入れたメニューを提供している飲食店に対する認定制度など、各地で趣向を凝らした取り組みが展開されている。
岩手県:全メニューの6割以上県産品で★ 28店
8割以上県産品で★★ 17店
また、農家レストランの波及効果に飽き足らず、地元の良質の食材をつくる農家とプロの料理人の縁結びに一肌脱いでいる鶴岡市のオーナーシェフも居て、地消の枠を超えていくというから頼もしい。
●農家・漁家レストラン・マップ
●「農家レストラン」
元気が出たら
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by びん
投稿者 staff : 2006年12月01日 Tweet