2006年10月31日

世界の食糧需給の状況ってホントはどうなの?・・・第2回

前回世界の食糧需給の状況ってホントはどうなの? という投稿をしましたが、その続きです。
単純に生産量を人口で除したら必要量に達していたので”大丈夫だぁ~” とはならないのですネ、残念ながら・・・
で、今回は大きく「エネルギー生産性」という観点で考えたいと思います。
近代農業は、土地生産性を大幅に高めることに成功したと言われていますが、これは市場経済の枠内で評価したときの生産性の向上であって、物理的に考えるとかなり異なった様相を呈することになります。
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posted by nara1958 at : 2006年10月31日 | コメント (17件) | トラックバック (0) List   

2006年10月30日

日本の食糧問題の活路

>鳥取大学のHP「世界の食料統計」(リンク)によると、世界規模で見てもアジア規模で見ても、米の消費量は依然として少なく、小麦の消費量やはり高い。
日本の現状を調べてみたところ、小麦の1960→2005年のデータでは、1人あたりの消費量は、年間45kg→50kg前後とほぼ横ばいだが人口増と生産量の減少から、自給率は37%→15%と大幅に減少、米に次いで主食の小麦の自給率がたったの15%というのを知って、愕然としました。
主食という概念がだんだん通用しなくなっているのが分かりますが、
それにしても、先行き食料が大きく輸入に頼らなければならないとい状態に
早急に手を打たなければやばいと思います。
米の方は年間1人あたりの消費量が120kg→60kgと半減しているので、
自給率はほぼ100%になっている一方で作付け面積は既に半減しています。
転用してしまった田圃を元に戻すのは非常に困難です。
>現状、そして将来の日本・アジアの米市場崩壊⇒稲作文化の危機を考えると、
やはりもう少し、世界的に米の消費を活性化させていく必要はあるだろう。
日本においても、米の消費の活性化は重要課題だと思います。

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posted by kawata7 at : 2006年10月30日 | コメント (7件) | トラックバック (0) List   

2006年10月30日

米を(水田を)見直そう

るいネットで「米を世界に広めようリンク」という記事を読んだ。で、水田の効用を色々調べてみると、↓の記事を発見。
「水田は浄化装置付き巨大ダム」リンク
これによると、水田では窒素やリンが除去できるし、一定期間水田に貯えられた水は、いくらかは地下水として浸透していく(しかも浄化された水として)。河川水として放置しておけば、たった一日で海に流れ込んでしまう水を極めて有効に利用できる。
そして、水田には連作障害がない。新たな畑を求めてジャングルを焼くことも必要ない。
水資源や森林資源などもっと有効に使うことを考えるなら、「米を世界の主食にする」ことはメリットが多いと思う。

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posted by kurosen at : 2006年10月30日 | コメント (4件) | トラックバック (0) List   

2006年10月27日

農業関連情報インデックス

問題構造の解明は、先ずは、『事実探索』から・・・
食料・農業・農村の動向に関する、全体状況を把握しやすい「年次報告」のインデックスを掲げておきます。状況把握の基礎資料として、活用してください。
平成15年度 食料・農業・農村の動向に関する年次報告(農水省)
序節
第1部 食料・農業・農村の動向
はじめに
基本認識
第I章 食料の安定供給システムの構築
第1節 食の安全と安心の確保に向けた取組の推進
    (1)新たな食品安全行政の展開
    (2)BSE、高病原性鳥インフルエンザ等への対応
    (3)食の安全と安心の確保に向けた具体的取組
    (4)リスクコミュニケーションの推進
第2節 食料自給率と食料消費の動向
    (1)食料自給率をめぐる動向
    (2)食料消費構造をめぐる動向
    (3)食生活の現状と食育の推進
    (4)食料産業の動向
第3節 世界の農産物需給と農産物貿易交渉の動向
    (1)穀物等の国際需給動向と我が国の国際協力の取組
    (2)我が国の農産物貿易の動向
    (3)諸外国の農業政策をめぐる動き
    (4)WTO農業交渉の動向
    (5)FTA等への取組
  【関連図表】←クリック
第II章 農業の持続的な発展と構造改革の加速化
第1節 農業経済の動向
    (1)最近の農業生産の動向
    (2)農業経営の動向
    (3)農家戸数及び農業労働力等の動向
第2節 農業の構造改革の推進
    (1)担い手の育成・確保
    (2)農業構造の現状と課題
    (3)大規模畑作農業の動向
    (4)農地の確保と有効利用
    (5)農協改革の取組
第3節 需要に応じた生産の推進
    (1)米
    (2)麦
    (3)大豆
    (4)野菜、果実
    (5)畜産
第III章 活力ある美しい農村と循環型社会の実現
     
第1節 農業の自然循環機能の維持増進
    (1)農業と環境とのかかわり
    (2)農業の自然循環機能を活用した生産方式の普及・定着
    (3)バイオマスの利活用
    (4)農業の有する多面的機能
第2節 活力ある農村の実現に向けた振興方策
    (1)農村の現状
    (2)中山間地域の現状
    (3)農村の有する資源の現状
    (4)活力ある農村の実現に向けて
   
むすび 
用語の解説〕
1.基本統計用語
 農家等分類関係  
 農業労働力関係  
 農業地域類型区分 
2.五十音順     
使い勝ってがよかったら、ぽちっと・・・ネ
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by びん

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posted by staff at : 2006年10月27日 | コメント (5件) | トラックバック (0) List   

2006年10月26日

食糧需給のホントコ☆それは貧富の格差かも!?

こんにちわ 😀 ヒヨッコ百姓です
ひよこまめ.jpg
世界の食料需給の状況ってホントはどうなの?を受けて、私も総務省統計見てみみました
その中で農畜産物生産量(世界値)の1999~2001年と、2003年の比較が載ってあったのですが、まるいちさんの言われる、
>やはり、食糧と市場経済は切っても切り離せない問題だと思います。
を実感できる数字が出てました
       1999~2001   2003 (単位:1000t)
穀物     2,085,103    2,075,309
根茎作物    687,712     678,665
豆類       55,209      56,520
野菜・果実  1,206,745    1,322,454
肉        234,646     253,528
牛乳      489,962     506,852
鶏卵       51,267      55,828
これをみると、大事な大事な主食になる穀物が減っている
でも野菜・果実や肉、鶏卵は上昇している
これってつまり…
リッチ な人達の肉の消費量は上がっていて、その肉を作るためには当然穀物を必要とするんだけど、その穀物は生産量が下がっている。
…てことは、肉を消費しない層=発展途上国の人たちや貧困層はますます苦しい状況になっている
ということ
まさに市場がもたらした貧富の格差というやつでしょうか。。。
問題だと騒がれる自給率の問題や飢餓人口の問題
私達に出来ることは何だろう??
生産活動はもちろんだけど、農業をいうものを、もっと社会に発信していくこと。発信によって社会と農を繋ぐこと
そこで共感や安心感や危機感、興味を感じてもらえたら、日本の食糧消費の形も変わってっくるのかも
その共認が土台となって国内の自給率、ひいては市場の生む貧富の格差の解決のとっかかりになるかもしれない…
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posted by sika0228 at : 2006年10月26日 | コメント (5件) | トラックバック (0) List   

2006年10月26日

世界の食糧需給の状況ってホントはどうなの?

世界の飢餓人口は8億人 👿 しかし食糧全体としては足りているらしい?でもこれから人口が増えたり、農地が減少したり、温暖化や気候変動で食糧が足りなくなるらしい!?食糧危機が来る!?・・・食糧の問題って、実際どうなっているのか見えづらいですよね!?
で、総務省統計局の。日本の統計年鑑「第27章国際統計」を調べてみました。27-5に農畜産物生産量及び漁獲高のデータがあります。
それで、単純に各生産高を世界人口で割って1日当りの供給量に換算してみました。
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posted by nara1958 at : 2006年10月26日 | コメント (5件) | トラックバック (0) List   

2006年10月24日

魚が足りない。

日本人が一年間に食べる水産物の量は、ここ10年間、ほぼ横ばいだそうです。
しかしながら、近年、水産物の国内生産量は減少傾向 にあり、足りない分は世界各国から大量に(国内消費量の4割!)輸入しています。その結果、日本は世界最大の水産物輸入国となっています。水産物輸入は日本の独壇場! とまでは行かなくても、輸出国にとっては、日本が大のお得意様 だったのですが、近年、その構図は少なからず変化してきているようです。

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posted by postgre at : 2006年10月24日 | コメント (7件) | トラックバック (0) List   

2006年10月20日

中国、ヤバイです

こんばんは、コータローと言います
最近、農業問題がこれからの社会を考える上でかなり重要な問題であることに気づいて、農業について関心を持ち始めた者です  どうぞ、よろしく 😉
 さて、日本は、今や最大の貿易相手国となった中国から、多くの農産物を輸入していますが、その中国が農産物輸入国になり始めています。日本が頼りにしている中国の自給率が下がると日本はどうなっちゃうの 🙁   
実は、さらに気になることが、中国で進行中なのです
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posted by shushu at : 2006年10月20日 | コメント (5件) | トラックバック (0) List   

2006年10月19日

世界には富と人口、食料と飢餓が偏在している

世界の食料需給を考えるうえで、食料を購入するための富も偏在しており、これらも世界全体の食料需給に影響を及ぼし得る要素となっています。
 以下は世界の食糧事情と富める国日本の惨状です。http://www.chikyumura.org/earthNow/food.php

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posted by tiwawa at : 2006年10月19日 | コメント (5件) | トラックバック (0) List   

2006年10月17日

食糧自給率40%なのに、供給過剰!?

現在、日本の食糧自給率は供給熱量換算で40%と言われているが、この“供給熱量”なるものがかなり曲者らしい。総務省の統計データ「食糧需給」から、品目ごとの供給熱量を積み上げてみた。
●2003年  一人一日当り供給熱量(kcal)
米       602.1
小麦      328.1 
大麦       2.6
雑穀       11.5
かんしょ     16.4
ばれいしょ    31.6
豆類      108.2
野菜       76.1
果実       65.1
肉類      166.2
鶏卵       69.0
牛乳・乳製品  162.7
魚介類     134.6
海藻類      5.7
砂糖類     209.7
油脂類     377.5
植物油脂    346.1
動物油脂     31.4
しょう油     14.7
合計     2,759.3kcal
成人男性の必要熱量が2500kcalと言われているから、単純に10%もオーバーしていることになる。そもそも2500kcalも必要なのかどうかも怪しいが、老人や子供や女性のことを考慮に入れていけば、平均2000kcalぐらいなのだろう。
そのように考えると、
「日本の食料自給率40%、廃棄率25%」(るいねっと)
に書かれているように、700kcal=25%もの食品が無駄になっていて、そのまま廃棄されている疑いが濃厚である。
食品添加物や様々な人工物質の問題など、食に関する危ない事実が浮き彫りになりつつある。それらの事実認識に基づき、“必要か否か”を見極めていくことによって、自給率の向上は十分可能なのではないだろうか。
小松
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posted by komayu at : 2006年10月17日 | コメント (3件) | トラックバック (0) List