2009年8月10日
2009年08月10日
産消提携を探る その2 有機農業運動
三重のクマです。
長谷さんのバトンを受けて、産消提携運動あるいは、その中心の有機農業運動の実際について、調べています。
ところで、有機農産物に限らず、生産者と消費者が直接取引をする「産直」はたくさんありますが、憂苦農業運動が目指す「産消提携」の違いってなんでしょう?
長谷さんの記事にも紹介ありました、有機農研の創立者である一楽照雄氏は、こう述べています。
「『産直』というのは商品交換における合理化だ。つまり、農家は高く売りたい、消費者は安く買いたい。中間マージンがあるわけだから、両方にわけて、生産者には高く、消費者には安く――そんなものは流通の合理化であって、提携でも何でもない。『提携』というのは都市民の食意識の変革をすすめることである。お互いに交流によって話し合いをすすめ、都市民が援農をしたり、更には農村に長期滞在、居住したりするところまで進む人も出てくる。都市民と農民の『提携』をすすめることが、『有機農業研究会』の『有機農業運動』だ。」
(以上、農村漁村文化協会(農文協)主張 2004年5月号より抜粋)
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投稿者 parmalat : 2009年08月10日 Tweet