2009年8月31日

2009年08月31日

“生命原理”から“農”に迫る!

雅無乱です。
今後、我らがブログリーダびんさん & わたくし雅無乱 のチームでは、「生命原理」の視点から“農業”に迫ってみたいと思う。

と強引に一言でいってみたが、一体どういう意味か?

“実現論”第一章<前史>
 にはこうある。

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生きとし生けるものは、全て外圧(外部世界)に対する適応態として存在している。
例えば本能も、その様な外圧適応態として形成され、積み重ねられてきたものである。
また全ての存在は、本能をはじめ無数の構成要素を持っているが、それら全ては外部世界に適応しようとして先端可能性へと収束する、その可能性への収束によって統合されている。
また、外部世界が変化して適応できなくなってくると、新たな可能性(DNA塩基の組み替えの可能性)へと収束し、新たな可能性(例えば、新たな配列)の実現によって進化してゆく。
従って、歴史的に形成されてきた存在は(=進化を重ねてきた存在は)、生物集団であれ人間集団であれ、全て始原実現体の上に次々と新実現体が積み重ねられた、進化積層体(or 塗り重ね構造体)である。
つまり万物は、それ以前に実現された無数の実現体によって構成されており、それらを状況に応じたその時々の可能性への収束によって統合している、多面的な外圧適応態である。
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ちょっと難しそうな内容がサラっと書かれているが、実はこの短文を突き詰めていくとおそろしく深い中身に行き着く。

「生物は外圧適応態である」「生物は先端可能性へと収束する」「生物は進化積層体(塗り重ね構造体)である」といった、生物全てに共通する概念は、そのままでポッと出されると何が何だかわからないかもしれない。

びん&雅無乱チームは、植物という“生物”を育て収穫する産業である「農業」について、具体的な事例に迫りながらこの「生物の適応原理」の基本に立ち返って新たな視点を発掘していこう…と考えている。

少々壮大すぎるテーマかもしれないが、いろんな生物学関連の書籍やネットも参考にしながら迫ってみる。「生物学」というととかくマニアックな専門知識のオンパレードになりがちだが、そこは読者のみなさんにとって「面白くて分かりやすい」切り口を心がけていきたい。というわけで、乞うご期待!

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(さらに…)

投稿者 nanbanandeya : 2009年08月31日