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2007年09月08日

工場生産野菜って どうなん!? ~ブログ『自然の摂理から環境を考える』~「工場野菜って・・・危険?安全?」をうけて

自然の摂理から環境を考える「工場野菜って・・・・危険?安全?」 

「雑菌が入らないように徹底管理された空間で、養液と人工光を使いながら栽培」――。
>>栄養面でも遜色ないといわれる。植物工場普及振興会によれば、可食部100g当たりのカロチン量やビタミンA効力は露地野菜に劣らないという。ミネラルなどの含有率を高めた“サプリメント工場野菜”も販売されている。

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確かに、今この地球の大地って、カナリ汚染されている ・・・。
ひょっとして・・・こっち←工場野菜の方が・・・・安・・・心・・・??( o_o)
(工場野菜のうたい文句「栄養価抜群!」「洗う手間無し!!」)←・・・・・・| 柱 |ヽ(-_-; ) ウーン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(´ヘ` ウーン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・r(-◎_◎-) ・・・・考え中
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Σ(ノ°▽°)ノ  ハウッ!
やっぱし、なんかちがくない??
大地と切り離した植物ってちがくない??
土壌汚染をなんとかしていくほうじゃない??
みなさん!!どう思いますか????
  

人工光と養液で栽培、栄養価抜群!洗う手間なし!の工場野菜。
次代の野菜、新しい「農」のかたち と成り得るのか?
『新しい『農」のかたち』のメンバーでも、追求してみたいです。
 

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●無菌空間で育つ野菜ってどうなん? 無菌空間は自然界に存在しない%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AF.jpg

>なんかこういう野菜って「生命」が足りない気がします。
栄養抜群といわれても、何か大切なものが不足している気がします。
「工場野菜って・・・・危険?安全?」コメントより

大地(土)の中には無数の細菌類が生息しています。また私達の身体の中にも細菌が生息し、その生命の連鎖、バランスの中で生を授かっています。生命の誕生以来、全ての生命は細菌群の中で生きてきた歴史があります。
それを無菌にするということは、何を意味するのか?生物として自然な在り方なのか?
この辺りに関連する記述が 「実現論」 にあるので紹介します。

生きとし生けるものは、全て外圧(外部世界)に対する適応態として存在している。例えば本能も、その様な外圧適応態として形成され、積み重ねられてきたものである。また全ての存在は、本能をはじめ無数の構成要素を持っているが、それら全ては外部世界に適応しようとして先端可能性へと収束する、その可能性への収束によって統合されている。また、外部世界が変化して適応できなくなってくると、新たな可能性(DNA塩基の組み替えの可能性)へと収束し、新たな可能性(例えば、新たな配列)の実現によって進化してゆく。従って、歴史的に形成されてきた存在は(=進化を重ねてきた存在は)、生物集団であれ人間集団であれ、全て始原実現体の上に次々と新実現体が積み重ねられた、進化積層体(or 塗り重ね構造体)である。つまり万物は、それ以前に実現された無数の実現体によって構成されており、それらを状況に応じたその時々の可能性への収束によって統合している、多面的な外圧適応態である。 (実現論~前史

以前、このブログでも植物にも抵抗力があるという話がありました。 (参照元気な野菜には虫がつかない2007/4/29「植物の自己防衛機能」2007/5/3)
野菜も例外ではなく、抵抗力をもって外圧に対する適応態として存在してきました。
無菌とは、外圧を恣意的に取り除いた状態です。外圧があって初めて適応態としてに可能性に向かう、すなわち生きる力である抵抗力を獲得する中で、今の野菜の姿形になったと言えます。
野菜だけではありません。私たちの身体も当然、外圧適応態です。
工場野菜が露地物の野菜と栄養価が変わらない―、というだけで、全ての野菜が無菌の工場野菜となっていったらどうでしょう。無菌が常態化した食生活から、私たち自身が適応態として在れるのでしょうか。
浄水施設が整った日本で育った者がアフリカやインドに旅行し、地元の人間が飲んでいるからといって、安易に生水を飲んだら直ぐにお腹を壊すでしょう。常に様々な菌の中で生活するからこそ、抵抗力もつくものです。また、病院における院内感染では「耐性菌を生まない抗生物質は存在しない」とも言われます。どんな強力な薬を開発しても、菌は多彩な防御方法を編み出して生延びる抵抗力を獲得します。
全面排除するのが良いのか?それとも菌を受け入れた上で、時にその力を借りバランスの中で自らの身体に活かすのか? 答えは明らかでしょう。
納豆、ヨーグルト、パン、酒などの発酵食品。私たちの食生活は菌に依っている部分だってあります。人間の都合で良い菌、悪い菌と捉えます。しかし、どちらの菌も様々なバランスの中で生きています。
言ってみれば、菌や微生物も含めた自然の循環サイクル、バランスこそを「自然」と言うのではないでしょうか。無菌状態の不自然なの食生活からは、アレルギーをもった子供も増えていくことでしょう。
時間軸で捉えた場合、食べようとする今この時は安心だとしても、長い年月の「種の保存」という視点で捉えたとき、それは嘘まやかしの安心感です。無菌で育った抵抗力のない野菜モドキを食べ続ければ、私達の身体も確実に抵抗力のない弱い身体に成り果てるでしょう。
工場野菜についてはまだまだ違和感が残ります。
  露地モノに比べて安定しているから採算があう というがそれは本当か?
  エネルギー消費量についてはどうなのか?
  栄養分は本当に露地モノ以上 といえるのか?
  現在、三省が進める「子ども農山漁村交流プロジェクト」等に期待される教育効果はそこにあるのか?
農の在り方の道を踏み外さないよう、目先の安心ではなく、しっかりと考えていく必要がありそうです。

投稿者 pochi : 2007年09月08日 List   

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