2009年10月29日

2009年10月29日

「知識人」が撒き散らす旧観念こそ、全面的な閉塞状況を作り出した真犯人である

こんにちは、こまつです。
今回は、「次代を読む」から、
「『知識人』が撒き散らす旧観念こそ、全面的な閉塞状況を作り出した真犯人である」
を紹介します。

「知識人」が撒き散らす旧観念こそ、
全面的な閉塞状況を作り出した真犯人である

 しかも、現実に背を向けたその狂った観念が、人々の頭の中を支配してしまっている。その結果、人々が何か物を考えようとしても、その観念を足がかりにするしかないので、考えれば考えるほど狂った観念世界に嵌り込んでゆき、まともに物を考えることが出来なくなる。だから、まともな人々は、むしろそんな観念など見向きもしなくなり、物を考えることまで止めて終った。全般的な思考停止である。
 この社会は、人々の共認によって成り立っている。従って、共認形成こそ、社会形成の生命部である。だが、その共認形成が発信階級によって支配され、しかもその中身=観念が狂っているとしたら(そしてその結果、普通の人々は思考停止状態にあるとしたら)、社会は全面閉塞に陥るしかない。
 現代社会の至る所で噴出する異常現象は、全てこの異常な現実否定→倒錯思考の観念パラダイムが生み出したものであると言っても過言ではない。しかも、その旧観念は、新しい可能性の出口を塞ぎ、人々の活力を奪い取ってゆく。従って、知識人が撒き散らす旧観念こそ、この社会を全面閉塞させた真犯人なのである。

「農学栄えて農業滅ぶ」
「稲のことは稲に聞け、農業のことは農民に聞け」

近代農学の祖、東京農大初代学長、横井時敬の言葉が想い起こされます。
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投稿者 komayu : 2009年10月29日