2008年6月7日
2008年06月07日
用意周到に仕組まれた、「水資源の私物化」
「湯水の如く○○を使う」という言葉に垣間見られる日本人の感覚とは、「水資源は尽きせぬもの」、ということです。それ程に、豊かな資源として捉えているということでしょう。
もちろん、急峻な河川が多く台風の襲来もある日本では、治水は国を治めるための大いなるテーマでもありました。信玄堤などは、傑出した好事例です。

国土交通省 甲府河川国道事務所の「信玄堤」より拝借しました。
地図上にプロットされたものを見るにつけ、力技ではなく、水の勢いに応じて氾濫原に水を遊ばせて和らげる技などには、自然に同化した先人の智慧を見る想いがすします。
また、食糧増産を実現するために行った開墾や農業水利の確保などは、国を挙げてなされました。
これらの事業を通じて芽生える意識とは、治水も利水も「みんなのためのもの」という想いである事は、想像に難くなありません。
投稿者 ayabin : 2008年06月07日
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