2008年6月19日
2008年06月19日
WTOって何?
こんにちわちわわです。
農業問題を語る上でWTOの問題は避けて通れません。何を読んでもよくわからないものばかりですから、設立過程からすこしまとめてみました。
WTOとはいったい何か?
■WTO誕生の動機
1929年ウォール街の株式大暴落により世界恐慌に陥り、列強国は植民地を囲い込みつつ経済のブロック化を進め、高関税と貿易制限、通貨引き下げを行って自国経済の保護に走りました。
このブロック化競争が列強間の対立へと進み、第2次世界大戦へ突入しました。
この第2次大戦の反省から戦後の国際社会はブロック経済化、保護主義の抑制を目的に3つの三つの国際機関を立ち上げました。(ブレトンウッズ会議)
一つは、西ヨーロッパの戦後復興を目指した国際復興開発銀行(IBRD;後に世界銀行へと改組)の設立。
二つは、国際的な金融支援や為替の安定を図る目的のIMF(国際通貨基金)の設立。
三つは、貿易障壁の抑制と自由貿易の推進を図るガット(GATT:関税と貿易に関する一般協定)の締結。(GATTから1995年WTO(世界貿易機関)設立。)
WTOってなにやらあやしいぞ!と思った方↓↓ぽちっと!!
投稿者 tiwawa : 2008年06月19日 Tweet