2008年1月4日

2008年01月04日

「おせち料理」と「黒豆」

あけまして おめでとうございます
すでに農園の仕事を始めている正国です。
今年もよろしくお願いします。
正月は「おせち料理」を食べましたか?
そして「黒豆」を食べましたか?
●正月に「おせち料理」「黒豆」を食べるという習慣は、どのように始まったのでしょうか?

おせち料理の歴史
おせちの言葉の起源は、平安時代に正月や3月3日、5月5日などの五節供に出されていた料理を「お節供(おせちく)料理」といい、 これがはじまりとされています。
黒豆、栗、かまぼこ、田作り等、おせち料理が現在のような形になったのは、庶民の生活が豊かになり、食文化が発達した江戸時代後期からだといわれています。
おせちは、当時の貴族から農民、全ての文化が混ざりあってできた文化なのです。
今でもそのおせち料理の伝統は受け継がれています。
おせち料理とは
人々の暮らしが豊かになった江戸時代から現在にかけ、「豊かな生活」と「家族の繁栄」を願うというおせち料理の伝統は受け継がれてきました。
一年のはじまりは、家族全員が集まり、「感謝」と「祈り」を込めて、新しい年を祝い、そしてご馳走を食べます。
「おせち料理」に込められた心を知り、家族みんなで語り合いながら食べるすばらしさ、これこそが、おせち料理の本来の姿であると思います。
現代のおせち料理は、洋風・中華風などがありますが、やはり、日本の文化を受け継いでいく為にも、「和」の心を大切にしていくことが必要です。
「まめ」とは、健康を意味する言葉です。
「まめに働き」、「健康長寿」に過ごせますようにという願いが
込められています。
黒豆は、「畑の肉」といわれるほど、良質なたんぱく源です。
また、イソフラボンやアントシアニンなどの栄養素が
豊富に含まれています。

黒豆はまさに、まめ(健康)に暮らす為の
必須の食材といえます。

 
 丹波笹山 いのうえ黒豆農園 のHPより

●黒大豆の効用
健康食品としても注目を集めている黒大豆。
今では加工食品も数多く用意されており、正月に限らず一年中食べられます。改めて、黒大豆の効用を紹介します。

丹波黒大豆(黒さや)の効用
丹波黒大豆の薬効
おせち料理など、ご祝儀の膳にのる縁起もの・・・黒大豆。医学や栄養学による裏づけのない時代から、先人たちは健やかさへの祈りをこめ豆をいただきました。仏教の世界においても、魚や肉の代わりとして不足した動物性蛋白質を豆で補いました。滋養豊富な豆類の中でも黒大豆は、多くの薬効を秘めたまさに完璧と呼ぶにふさわしい健康食品です。古書のなかで既に「水に属して腎に入るれば水を治め、張れるを消し、気を下げ、風熱を補い、血を活し、毒を解く」と黒大豆の薬効が記されています。
丹波黒大豆の主な効用
「黒大豆は体にいい」という声を最近よく耳にします。これは、黒大豆が病気の発生を抑える薬としての成分を豊富に含んだ純自然食品だからです。代表的な薬効としては、新陳代謝を促す『利尿作用』や血の巡りを良くする『活血作用』、毒素を中和する『解毒作用』などが挙げられます。成人病予防の側面からも、黒大豆は今最も注目されている健康食品です。
●肝臓病予防 ●がん予防 ●脳血栓予防 ●高血圧予防
●糖尿病予防 ●結石予防 ●肝臓病予防 ●関節炎予防
漢方の世界では腎のはたらきを整える最強の食品
中国では、「腎を補うもの」として黒大豆の薬効が最も強いと考えられてきました。漢方での腎とは、体の成長や生殖をつかさどる場所を指します。いわば、生命エネルギーの源。日本で黒大豆が不老長寿の薬と呼ばれるように、中国でも自然健康食品の最高峰として認められています。
医学から見た薬効をつかさどる主成分
黒大豆の薬効には、医学的な根拠があります。重要な成分のひとつサポニンは、血中コレステロールや中性脂肪を正常値に保ち、肥満防止に特に効果を発揮します。脳細胞の活性化に役立つ成分がレシチン。お年寄りや頭を使う仕事でストレスを感じやすい人などに有効です。また、トリプシンインヒビターも薬効作用に優れた大切な成分です。消化酵素の働きすぎによる有害な活性酸素の発生を抑え、糖尿病やがんなどの予防に効果があると言われています。
古くから『畑の肉』と呼ばれる所以
栄養学的に見ても、黒大豆はバランスの良い自然食品です。良質のタンパク質、糖質やタンパク質の消費に必要なビタミンB群、骨や歯の主成分となるカルシウム、体内の塩分を調整するカリウムなどを豊富に含んでいます。カロリーを抑え、栄養補給できることから、最近はダイエット食として人気。便秘解消や肌を白くする作用もあり、美容食としても注目されています。
●タンパク質 ●ビタミンE ●ビタミンK ●カルシウム
●カリウム ●鉄 ●食物繊維
 丹波黒さやの栄養素と効果
黒大豆が完熟する前に収穫される黒さや(枝豆)は黒大豆に含まれる栄養素以外にビタミンAやビタミンCを含み、目の乾燥感の緩和や夜盲症、疲労回復や肌をきれいにする等の効果を発揮します。
黒色の神秘
黒大豆特有の色調は、アントシアン系と呼ばれる色素(クリサンテミン)を多く含むことによるものです。この黒い色素は、体内での油の酸化を抑える抗酸化作用をもたらし、さまざまな成人病に優れた効用を発揮します。
 (株)小田垣商店のHPより

本年も、みなさんが「まめに働き」、「健康長寿」に過ごせますように!
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投稿者 totokaka : 2008年01月04日