2007年12月27日

2007年12月27日

“オーダーメイド米”を売る!

こんにちは、小松です。
近年、米や野菜の消費量は減少の一途を辿っていますが、われわれ生産者にとっては、独自の販路開拓は今後不可欠なものになると思います。また、業務用・加工用の需要は伸びているようで、そこへいかに売り込んでいくかということも、あらためて考えていかなければなりません。
米の販売においては、“オーダーメイド”の業務用米で売上を伸ばしている農家の方の記事が、「現代農業」に掲載されていたので紹介します。でも、オーダーメイドのお米って?
以下、「現代農業」2006年2月号の記事を転載します。

「オーダーメイドの業務用米」を販売
 品種ごとの「ご飯」の味を語れる農家になりました

(宮城県南方町・阿部善文さん)
ひとめぼれ地帯で多品種生産
 宮城の代表的な米といえば「ササニシキ」。しかし平成5年の大冷害以降は生産量が激減。現在はほとんどの農家が冷害と倒伏に強い「ひとめぼれ」を作っている。
 阿部さんの主力品種も「ひとめぼれ」。でもそれだけじゃない。かつての代表種「ササニシキ」も作るし、「こころまち」「まなむすめ」「ミルキークイーン」「おきにいり」「春陽」「みやこがね(糯)」などいろいろ作る。「ひとめぼれ」しか作っていない周りの農家から見ると、ちょっと変わった経営だ。
業務用のお客さんはいろんなご飯を求めている
 じつは阿部さん、平成15年の秋からインターネットで業務用米を売り出している。業務用でも「ひとめぼれ」は好き嫌いのない品種ということで人気がある。しかし、阿部さんの取引先は、寿司屋、レストラン、料亭、居酒屋、保育園、病院など40件を超える。それだけあれば、取引先がご飯に求める品質もいろいろ。

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投稿者 komayu : 2007年12月27日