2007年10月12日

2007年10月12日

牛が環境への最大の脅威!?

こんにちは、最近はめっきり牛肉を食べなくなった小松です。
BSEだけでなく、成長ホルモンという怪しげな物質が使われていたり、それが男性の生殖能力を低下させていたり、そもそも肉食がガンの原因?になっていたり、「牛肉って、肉食ってどうなんだろう?」と考えさせられてしまいます。
私たちの農園では、近隣の畜産農家から出る牛糞を使って自家製の堆肥を作っていますが、糞尿の処理というのは、畜産農家の一番の悩みの種のようです。うまく使えば資源になりますが、使ってくれる人がなければ、結局は環境破壊の原因にしかならないんですよね。
そんな中、今度はこんな記事を見つけました。
「農業情報研究所」より引用します。

牛が環境への最大の脅威 FAO報告
世界の家畜生産部門は、他のどの農業部門よりも急速に成長している。それは13億の人々の生計を支え、世界の農業生産高の40%を生み出している。途上国の多くの貧しい農民にとっては、家畜は更新可能なエネルギー源や不可欠の有機肥料源ともなっている。経済的繁栄とともに、世界の人々は年々多量の肉と乳製品を消費するようになった。世界の食肉生産は1991/2001年の2億2900万トンから2050年には4億6500万トンに倍増する一方、乳生産量も5億8000万トンから10億430万トンへの同様に増加すると予測される。
しかし、報告は、家畜、特に牛部門のこのような急速な成長は、気候変動、森林、野生動物にとっての最大の脅威となっており、さらに酸性雨から外来種の導入、砂漠化から海洋におけるデッドゾーンの創出、河川や飲料水の汚染から珊瑚礁破壊など、現在も最も深刻な環境問題の最大の元凶の一つになっていると言う。
この調査は、牛だけでなく、羊、鶏、豚、山羊が引き起こす環境問題も調査している。しかし、ほとんどすべての環境問題への最大の寄与者は、世界で15億頭を数える牛だという。

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投稿者 komayu : 2007年10月12日