2007年1月10日

2007年01月10日

消費者に対しては甘すぎる政策

食料自給率はカロリーベースで40%しかありません。
しかし、年間5800万トンの食料を輸入しながらその1/3の1940万トンを捨てています。
そのうちの半分以上にあたる1000万トンが家庭から捨てられています。
この家庭残飯の総額は年間11兆円。これは日本の農水産業の生産額とほぼ同額です。

http://www.maff.go.jp/hakusyo/nou/h14/html/SB1.3.3.htm

この状況を受けて農林水産省は、より多くの国民が食料自給率を身近に感じ、各地域において農業生産構造や食料消費のあり方についての認識の浸透が図られることが重要であるとの観点から、14年4月に、市町村といった身近な地域の人口と地域内の食料生産のバランスを客観的に捉えるための目安となる地域食料自給率を試算するためのソフトを作成した。

確かに農林水産省のホームページには自治体から各家庭まで活用できる自給率計算ソフトを掲載してますし、食生活の改善等も呼びかけていますが、一般消費者はそんな
こと知らないし、駐禁や飲酒運転と比較してもキャンペーン自体が恐ろしく貧弱です。

残飯問題は世界的にも犯罪的行為なのに相手が罰則者と違って一般消費者が対象となると、ここまで弱腰になるのかと、あきれはててしまいます。
ポッチ宜しくお願いします
 

投稿者 tiwawa : 2007年01月10日  

2007年01月10日

限界集落に産廃場!

こんにちは。
 私達の農園でも、ビニール製資材やプラスティック製品の廃棄物が発生します。できるだけ、別用途での再使用や補修をしますが、それでも、数年で積もり積もってストック状態になっていたものを、終に、初めて中間処理業者へ処分委託しました。
 以前は、JAで年1回受け入れをしていましたが、そのサービスも休止されて、止むを得ずです。
 ほとんどが、ビニル製マルチの残骸や使用できなくなったプラスティック製の容器等です。
 「ああ、これって石油製品ばっかり」と思いながら、処分用のボックスへ入れ、
しかも、重量ではなく体積で処分料金が決まるので、これまた、石油燃料を使って動かす自前のパワーショベルで、押さえつけて圧縮できるだけ圧縮して押し込みました。

 石油漬けの農業の一端を感じながら、はて、このゴミの行き場は?
と考えていたら、
象徴的な事例が読売新聞の記事にありました。
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投稿者 naganobu : 2007年01月10日