2007年1月18日

2007年01月18日

インチキ外交に騙されるな!

「中国向け米輸出 解禁へ大詰め協議」
中国への日本産米の輸出が解禁に向け大きく動き出す可能性が出てきた。フィリピンで14日に開かれた日中首脳会談で、安倍晋三首相が輸出解禁を要請し、これに対し中国の温家宝首相が「積極的に検討したい」と前向きな姿勢を示した。今週、松岡利勝農相は訪中し、中国検疫当局の李長江局長と、課題になっていた検疫問題を協議する予定だ。
日本から中国への米輸出は、中国が検疫制度を見直した2003年2月から止まっている。中国側は、米に付く害虫「カツオブシムシ類」が日本から侵入する恐れがあるとして、輸入を拒否しているためだ。
農水省は農産物輸出を13年までに、1兆円規模にする目標を掲げる。経済成長を続ける中国への米輸出を松岡農相は、「中国は米消費2億㌧の有望市場。富裕層に高品質の日本米は受け入れられる」と農産物輸出促進の重要課題に位置付ける。
検疫協議で合意できれば、中国の温首相が来日する「4月にも米輸出が解禁される可能性がある」(農水省)との見方がある。
(2007/1/16 日本農業新聞

小松です。
この記事を読んで、国内消費の下落が止まらない米の生産に光明が差した!などと喜んでいる農家の方がいらっしゃるとしたら、それは早計であると釘を刺しておきたい。
問題の本質に真正面から向かおうとせず、小手先の政策で誤魔化すのはインチキそのものだ。
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投稿者 komayu : 2007年01月18日