2006年10月30日
2006年10月30日
日本の食糧問題の活路
>鳥取大学のHP「世界の食料統計」(リンク)によると、世界規模で見てもアジア規模で見ても、米の消費量は依然として少なく、小麦の消費量やはり高い。
日本の現状を調べてみたところ、小麦の1960→2005年のデータでは、1人あたりの消費量は、年間45kg→50kg前後とほぼ横ばいだが人口増と生産量の減少から、自給率は37%→15%と大幅に減少、米に次いで主食の小麦の自給率がたったの15%というのを知って、愕然としました。
主食という概念がだんだん通用しなくなっているのが分かりますが、
それにしても、先行き食料が大きく輸入に頼らなければならないとい状態に
早急に手を打たなければやばいと思います。
米の方は年間1人あたりの消費量が120kg→60kgと半減しているので、
自給率はほぼ100%になっている一方で作付け面積は既に半減しています。
転用してしまった田圃を元に戻すのは非常に困難です。
>現状、そして将来の日本・アジアの米市場崩壊⇒稲作文化の危機を考えると、
やはりもう少し、世界的に米の消費を活性化させていく必要はあるだろう。
日本においても、米の消費の活性化は重要課題だと思います。
投稿者 kawata7 : 2006年10月30日 Tweet
2006年10月30日
米を(水田を)見直そう
るいネットで「米を世界に広めようリンク」という記事を読んだ。で、水田の効用を色々調べてみると、↓の記事を発見。
「水田は浄化装置付き巨大ダム」リンク
これによると、水田では窒素やリンが除去できるし、一定期間水田に貯えられた水は、いくらかは地下水として浸透していく(しかも浄化された水として)。河川水として放置しておけば、たった一日で海に流れ込んでしまう水を極めて有効に利用できる。
そして、水田には連作障害がない。新たな畑を求めてジャングルを焼くことも必要ない。
水資源や森林資源などもっと有効に使うことを考えるなら、「米を世界の主食にする」ことはメリットが多いと思う。
投稿者 kurosen : 2006年10月30日 Tweet