2006年10月6日
2006年10月06日
ポジティブリスト制について勉強しました!
びんさんが予告してくれていますが、残留農薬に関する法律として、
今年の5月よりポジティブリスト制という法律が施行されています。
●ボジティブリスト制とは?
従来あったネガティブリスト制では、残留農薬に関する規制は、原則自由
で、「残留してはならないもの」を一覧表にして示すという方式でした。
つまり、作物別に残留してはいけない農薬を決めてていたため、一覧表に記
載されていない農薬は規制の範囲外となります。
これに対して、ポジティブリスト制は、原則すべて禁止し、「残留をみとめるも
の」のみを一覧表に示すという方式です。(リンク)
●どんなことが起こっている?
中国産の野菜、ウナギなどを中心に基準値を超える商品が出てきており、
入荷が滞ってきているそうです。(リンク)
国内でも(リンク)など基準値を超える野菜が出始めています。
また、一番農家が心配しているのは、
>◆ドリフト対策 農家の間では、散布した農薬が近隣に飛散する「ドリフト」
への不安が強い。自身が農薬管理に気をつけても残留量が基準を超えた
り、ほかの農家に出荷禁止などの被害を与えたりするからだ。
会場からは複数の農家で一つの作物を共同出荷する例をあげ、「基準を超
す農薬が見つかれば、参加するすべての農家が出荷停止になるのか」などの
質問が集中。「農家の間で争いになる」「生産履歴の記帳は、損害賠償を求
められたときどの程度有効か」といった声が出た。
厚生労働省の担当者は「共同出荷の場合、どの農家の農産物か特定でき
れば、ほかの農家は出荷停止にはならない」などと答えた。<(リンク)
といったことになっており、消費者にとっては安心ですが、生産者にとっては
大きな課題が残されていると言えそうです。
農薬ネット(参考にさせて頂きました☆メルマガもお勧めです♪)
BY たてこ
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投稿者 staff : 2006年10月06日 Tweet