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2008年02月07日

食を充たす「農」から心を充たす「農」へ

まるいちです。今、「食の安全・安心」の問題がマスコミでもネットでも大きく取り上げられています。
農業は「食」の最上流に位置し、食糧そのもの食材そのものを作り出す仕事なので私達もこの問題に対して真剣に考えなければならないと思います。
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●全ての問題に対して、様々な視点 からその原因追求 が行われているのだと思いますが、現象面だけを捉えた原因追求では、その本質は見えてこないように思います
 例えば、外国産の食品は駄目、農薬や化学肥料は駄目、食品添加物は駄目、遺伝子組み換え食品は駄目、表示制度を変えろ、トレーサビリティーをはっきりせよ、社内検査だけでは駄目第三者検査をやれ ・・・等々と言う事だけでは何も解決しないし 、同様に陰謀論を唱えたり他国への批判や要求を繰り返しても何も変わらない と思います。
●換言すれば「既存の枠組みでは答えは出ない!」もう既に「”新しい「農」のかたち”とは何か?・・・明快なかたちを求められる時代に入った!」と言う事だと思います
 参考 みんなの食への期待って何? 顔の見える農業に脱皮する
 
時代はもう既に共認原理の時代 ・・・社会の期待、みんなの期待は共認充足 =心の充足 にあり、その為の圧力形成 、活力再生 😀 です。
 だから、農業 こそが”食 を充たす農業から心 を充たす農業へ”の転換が必要であり一番重要なのだと思います
 では、どこから取り組んでいけばよいのか
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●まず、重要な認識 です。 「需要発から供給発へ」 🙄

需要発から供給発へ認識を転換すれば市場再生のいろんなアイデアが湧いてくる」「市場経済の分析軸として固定観念化してしまった需要はどこにあるのかという需要発の発想こそ、可能性探索を妨げる旧観念であり、供給発の発想に切り替えさえすれば答え=可能性は無限に開かれる」という「需要発から供給発へ」の発想の転換。
そう人間は答えさえあれば誰だって「類的生産の供給者になりたい」と思うし、「なれる」のだ。何故なら共認充足の欠乏は誰にも備わっているし、潜在的需要としては無限にあるのだから、需要の心配は全く無用であって、欠落しているのは答えと供給体制の整備だけなのだ。

★一般的には「価値の創造とその発信」と言うような言葉で語られていますが、もっと根本的な「答え(=可能性)の探索 」と「共認形成 が求められています。それは「消費者ニーズを掴む」「需要を探す」「マーケティング」と言ったような発想ではなく「供給すべき答えを探り提供する 😮 」そして「供給者を増やす=仲間を増やす 😀 」と言う事だと思います。
●さらに具体的な取組として
設立一年目にして、2億円を売り上げ、1千万円の営業利益計上した農業集団

●成功の秘訣(その1)は、既存の市場の枠組みに囚われず、皆が喜ぶ新たな流通システムを構築したこと。
●成功の秘訣(その2)は、農家=「生産者側」、スーパー=「消費者側」という対立概念を捨て、自然外圧や消費者の期待圧力に対して協働関係を構築できたこと。
●成功の秘訣(その3)は、参加農家メンバの間で生産能力評価のヒエラルキーを構築したこと。
つまり、既存の市場システムが作り上げてきた「生産者」「流通業者」「消費者」という相対立する概念を取っ払い、お互いを戦略パートナーとして意識し、皆が喜ぶ新しいシステムを模索し、構築しえたことが彼らを成功に導いたといえる。
しかし、彼らの成功を根底で支えているのは、やはり商品力であり、その更に奥には、横森氏自身が祖父から教わったという「土づくり」がある。

★相手が企業であれ消費者であれ、生産者であれみんなが戦略パートナー である・・・だから、みんなが心を充たせるやり方は無いか? 😀 みんなが喜ぶ商品作りは出来ないか 😮 ?その為に必要な農業技術は何か 🙄 ?どうすれば実現できるか 🙄 ?・・・この答えを探り実現し共有する事が具体的な農業の可能性であり、「食を超えた、心を充たす農のかたち」だと思います。
しかし、これだけではありません
「農」や「農村」の持つ機能としての「子育て・教育」「高齢者の役割」「共同体の原点」を如何に生かせるか?再生できるか?・・・この「答え=可能性」が根本的に求められていると思います 😀 。
「食糧・食材」「食」「農産物」と言う枠組み、「市場」「流通」と言う枠組み、さらには「農」「農業」と言う枠組みを超えた所にこそ「答え=可能性」があるのだと思います
ですから”食を充たす「農」から心を充たす「農」へ”と言うキィワードが”新しい「農」のかたち”を具現化するように思います。

投稿者 nara1958 : 2008年02月07日 List   

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コメント

その愚痴はいつまで続くのかな?

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