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2009年10月13日
次代の活力源は、『みんな期待』に応えること
こんにちは、奈良県の類農園で働いているsugi70です 🙂
さてさて、今回も『次代を読む』⇒『次代の農業・・・どうする!?』
を皆さんと一緒に考えて思います。
今回は、『次代を読む』の中の、「次代の活力源は、『みんな期待』に応えること」を扱います。
以下、引用しつつ、農園での仕事の実感を織り交ぜながら展開していきます。
以下、『次代を読む』から引用。
「集団」から離脱するということは、「集団」の外の世界を(つまり社会を)対象化するということであり、突き詰めれば、社会の当事者になるということに他ならない。
従って、「集団」から離脱した人々が、先ずは状況(みんなの意識)を掴もうとするのは、当然である。そこで、人々は答えを求めて、必然的に状況(=人々の意識)の探索過程に入ってゆくことになる。これが、答えを求めて人(集団を超えたみんな)に収束する、最先端の意識潮流である。
現在、人々が心の奥で求めている本当にやりたいことは、みんなの期待に応えて反応充足を感じたいという辺りにある。おそらく次代では「出口が見えない、答えが欲しい」という『みんな期待』に応えることが、人々の一番の活力源になるだろう。
その為には、答えを求めて集団から離脱した人々が、みんなで共認形成できる場と新しい認識が必要になる。
僕たちが働いている、『類農園』では、創立してから、延べ100名以上のインターンシップ生を受け入れてきました。現在、インターンシップの受入数は全国2位にも上っています。
そして、今年もたくさんのインターンシップ生、研修生が類農園に集まってくれました。
類農園では、宿舎で社員も、研修生も、みんなで共同生活をしています。
社員5名の他に、多い時は8名以上の研修生が集いました。
これだけの人数ですから、仕事の場面だけではなく、食事などの日常の生活でも、お互いに賑やかに過ごせていることは本当に貴重なことです。
だからこそ、みんなと、自然に一体感が感じられるのがこの農園の良さだと思います。
そんな農園で働いていて、最近思うのが、仲間と一緒に仕事をすることの大切さです。
農作業は、個人で行うよりも、複数でチームを組んで行ったほうが効率が良いことが多いため、人間関係が特に重要になってきます。
ですから、お互いに気を配りながら、期待を掛け合い、少しでもよりよい成果を出そうという意識になれば仕事は楽しくなるだろうし、農園も成長していくと思います。みんなで仕事がうまくいったときの充実感は、一人で達成したものよりもはるかに大きいです。
次代を読むでは、集団を超えた、『みんな』の期待に応えることがこれからの活力源に繋がってくるとのことですが、農業でそれに応えるためには、まずはこの集団の中で、良い関係を築いていくことが近道なのかなと感じます。なぜなら、すでにみんなの期待に応えるという課題は、個人の課題ではなく、集団課題になってきているからです。
実際、農業に対する社会(みんな)の期待は、単なる食糧自給問題の物的生産の面だけではなく、『農』が持っている本源性、共同性や、教育機能などの、意識生産的な面が強いようです。
それに応えるためにも、農園として、みんなが何を期待してくれているのか、どうすれば喜んでもらえるのかを常に考え、皆で実現していけるよう協力し、取り組んでいきたいと思います。
社会の期待に応える農業集団を目指し、頑張ります
以上です 😛
投稿者 sugi70 : 2009年10月13日 TweetList
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コメント
投稿者 雅無乱 : 2011年2月2日 22:23
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やったね!スゴイっすね!!