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2009年09月29日

次代を読む⇒次代の農業・・・どうする!?

■びんさんから 土曜日の 新シリーズの予告 がありましたが、毎週木曜日にも「新シリーズ」をお送りする予定です(^_^)v。
 昨年以降、雑誌やテレビ、マスコミに「農業」の記事が載ったり、特集が組まれたりする事が多くなり、農業が注目され、期待される時代になりました。
 この意識潮流は「農業」にとって大きな追い風だと思います。
 農業の当事者としては、この追い風を本物にして、農の再生、地域の再生を実現したい!と思います。
 そこで、新シリーズのテーマは【次代を読む⇒次代の農業・・・どうする!?】としました。
 【次代を読む】は るいネット にある、なんでやネットワークが発行している、文字通り「次代を読む」ための冊子です。
 これを題材にして、次代の農業をどうする!?を考えていきたいと思います。
●農業をやっていていつも思うのは、農業を農業の中だけ、或いは農業者としての立場だけから発想していても何も見えない、何もわからない・・・と言う事です。
 
 社会の動き、人々の意識の動き、潮流を掴む事=【次代を読む】・・・この事によって初めて【次代の農業・・・どうする!?】が見えてくるのだと思います。
>序列原理から共認原理への転換
>生存圧力が克服され、序列原理(力の原理)が無効となった以上、集団や社会は、人々の『共認』(課題や役割や規範を認め合うこと)によって統合される以外にない。
「次代を読む」より
 農業も物的生産(=農産物の生産)が主軸の時代から、類的生産(=共認充足の生産・提供)が主軸の時代に変わりつつあります。
 時代の農業の可能性は、この辺りにあるのではないかと思います。
 ・・・・今後、このようなテーマで考えていきたいと思いますので、ご期待下さい\(~o~)/。
続きに【次代を読む 序列原理から共認原理への転換】を掲載しますので是非読んでください <(_ _)>
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次代を読む(必要なのは新理論)

■序列原理から共認原理への転換
 今、社会は全面閉塞に陥り、誰もが「出口が見えない」「答えが欲しい」と必死に突破口を探している。つまり、誰もが目標を見失って、答えを探しており、それは、もはや自分だけの課題ではなく、みんなに共通の普遍的な課題になってきている。
 実際、家庭も、学校も、企業も、国家も、それぞれに深刻な問題を抱えて行き詰まり、今や目標を失ってフラフラと迷走しているだけである。では、人々が目標を見失い、社会がここまで閉塞してしまったのは、いったい何故なのか?
 それは、(先進国では)’70年頃に貧困を克服してしまったからである。それまでは、人々は飢えの圧力(=生存闘争の圧力)に晒され、飢えから逃れるために、必死になって働いた。生存闘争の圧力の下では、成員は序列原理(力の強い者に弱い者が従う仕組みで、徹底した力の原理とも言える。殺し合いを避ける本能の仕組みで、人類社会の身分制度も、これに基づいている)によって統合される。そこでは、誰もがいい大学(身分)、いい生活(お金)、いい女を、つまりは序列格差の旨味を求めて争う。そこでの身分やお金は、自分だけに所属する私有権であり、女(or男)でさえ自分だけの独占物である。その意味では、誰もが私権の獲得という目標に収束することによって、集団や社会が秩序化され、統合されてきた、私権統合の時代であったとも言える。
 しかし、’70年、飢えの圧力(=生存闘争の圧力)が消滅するや否や、序列原理(身分制度)は無効となり、それまで力によって抑え込まれてきた人々の意識は、一気に反身分⇒反差別⇒「人権」「福祉」などの観念に収束する。
 生存圧力が克服され、序列原理(力の原理)が無効となった以上、集団や社会は、人々の『共認』(課題や役割や規範を認め合うこと)によって統合される以外にない。だからこそ、それまでの政界や財界に代わって、マスコミが第一権力にのし上がったのであり、’70年を境に、既に時代は序列原理の時代から共認原理の時代へと、大きく転換していたのである。
 若者は先行して仲間収束を強め、共認原理に導かれて仲間第一の空間を形成してきた。いじめが深刻化したのも、仲間絶対の故である(昔は仲間より私権第一であった)。
 しかし、仲間と言っても、その大半は学校(or企業)の中で形成された仲間でしかない。ところが、家庭であれ、学校であれ、(もちろん企業であれ)、私権の獲得という目標に収束することによって統合されてきた集団は、貧困が消滅して私権への収束力が急速に衰弱したことによって、統合力を失い、ガタガタになってきた。今や、それら私権集団は閉塞するばかりであり、それらの集団の中で答えを求めても、そこには何の可能性も残されていない。
 多くの若者が、「家庭は面白くない」「学校は面白くない」「企業はもっと面白くない」と感じており、そこが自分の本当の居場所だと思えなくなってきている。仲間空間さえ、何の課題もない表層的な仲良し空間でしかなく、その中でいくら探しても答えは見つからない。だから、いつも「何か面白いことはないか」と探し求めている。
 そこで、新たな可能性を求めて「集団」の外に、新しい仲間を求めようとする。これが、メル友・旅行・イベントや路上のオープンカフェや人間ウォッチングやパフォーマンス等に向かう、人(みんな)収束の潮流である。
 これは、これまで私権を確保しなければ生きてゆけないという否も応もない私権の強制圧力によって無理やり「集団」に封じ込められてきた人々の、「集団離れ」現象だとも言える。実際、離婚や未婚の増加も、フリーターや引き篭もりの急増も、学生のキャンパス離れも、不正に対する内部告発の激増も、全ては「集団」からの離脱の動きである。

~続く~

投稿者 nara1958 : 2009年09月29日 List   

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