2009年9月8日
2009年09月08日
今流行りのネットスーパーとは?
最近流行っているネットスーパーって何??
ここ最近注目を浴びているネットスーパーについて調べてみました。
今後の消費の動向を見ていく上で、注目すべきところがあると思いました。
ネットスーパーとは?
インターネットで注文を受け付けて、主に個人宅まで注文商品を届ける宅配サービスのこと。既存のスーパーマーケットから日用品(消費物)や食料品が宅配される[1]
(ウィキペディアより)
どんなサービス?
サービスが始まったのは2000年頃。一日に3~4回発送機会があり、発送時間を2時間間隔で設定できるところもある。注文してから3時間程度で配達されるなど、かなりきめ細かいサービスが売り。 基本的に送料がかかるが、一定以上の金額を購入すると、送料無料になるサービスを設けているところが多い。
その日の特売商品やネットスーパー限定商品もあるようで、わざわざスーパーに出向かなくても、同じように買い物が出来るようです。野菜や肉、野菜など生鮮食料品は、専門のスタッフが本人の代わって確かなものを選んでくれる。そのシステムが安心できるサービスとして評価されているようです。
携帯サイトからでも注文できるようになっているところもあり、いつでもどこでも簡単に商品を購入できるようです。
不動産情報では、ネットスーパーに対応している地域かどうかが、選択基準のひとつになりうるという話もあります。
⇒利用客の中心はお子さんがいる30~40代の主婦。1割強は高齢者だそうです。また、リピーターは半数以上にのぼるようです。
どのくらいの規模なのか?
宅配サービスの中では、ネットスーパーはまだ始まったばかりで市場規模は小さいようです。
生協宅配はかなり大きいと思っていましたが、宅配ピザもこんなに大きいとは驚きです。
ネットスーパーの規模自体はまだ小さいですが、ここ最近の伸び率はかなり大きい ことが見て取れます。
大手スーパーのイオンや、イトーヨーカドー、紀ノ国屋、東急ストアなどが主要都市を中心に参入しており、実施店舗は2009年度内に前年度比で8割増 になる見込み。現在のところ主要都市が中心だが、地方でもサービスに取り組むところが出てきており、全国的に広がりそうな勢いがあります。
ただし、個別の受注対応、商品の集荷、梱包、発送など、非常に手間のかかる仕事であり、利益を出す事は容易なことではないようです。 各社なかなか売上が上がらない中で、生き残りを賭け、先行者メリットを生かして市場を押さえようと必死の闘いを繰り広げている様相が伺えます。
ここからは、調べてみて感じたことです。ネットスーパーが伸びている背景として考えられる事を思いつくままに書いてみます。
①育児で手が離せない。仕事で帰りが遅い。重いものを運ぶのが大変。・・・利便性を求める人が増えている?
スーパーに行くと、子ども連れで買い物をしている主婦の方をよく見かけます。小さなお子さんを連れている方は確かに大変そうに見えます。また、高齢者の方で1人暮らしをしている方も増えてきているので、便利なサービスが出てきたら、そこにシフトする層がいるのは確かだと思います。
②インターネット(ネットショッピング)の普及。なんでも家で済ます傾向が出ている?
ちょっと前までは、ネットで何かを注文すること自体にまだ警戒心が強かったように思います。本 やCD などのネットショッピングが普及するにつれ、ネットショッピング自体の敷居も低くなってきたように思います。 同時に、ネットショッピングは大抵の場合、宅配で家まで届くので、なんでも家で済ます 傾向が出てきたのではないかと思いました。
③節約志向?
買い物に行く時間、交通費、持って帰ってくる手間暇を考えると、配達料がかかるものの、選ぶだけで家まで運んでくれるネットスーパーの方が経済的とも思います。そういう志向で選ぶ人も少なくないのでは?
④厳しい社会状況がネットスーパーにつながっている?
これはごくごく個人的な解釈ですが、いろいろある中から自分で選ぶのが楽しい。現物を見てから判断したい。いつもの店員さんやよく会う人と顔を合わす。そのような、実際にスーパーに行って買い物をするメリットみたいなものもあるのではと思います。また、なぜここまで利便性が求められているのか?について、以下に考察を書きます。
現在の社会状況を考えると、将来への経済的な不安や子育て、介護の問題など先の見えない問題がいっぱいで実際にのしかかってきています。それらの問題は買い物から得られる楽しみで解消できるはずは無く、そんな状況の中では逆に無駄な時間やお金、労力はできるだけ有益な事に使いたいという意識が働いているのではないかと思いました。そんな“焦り”にも似たようなものがネットスーパーの利用につながっているのではないかと思いました。
安心・安全、顔の見える関係など、商品の信頼性を求めている一方で、利便性もかなり求められている。
ネットスーパーの今後の動向をもう少し見ていきたいと思います。 😀
投稿者 keitaro : 2009年09月08日 Tweet