2009年9月2日
2009年09月02日
『農業の歴史を紐解きながら、循環型社会を考えるシリーズ』~1.プロローグ~
こんばんは☆月曜日から生物原理という軸で農について考えていくシリーズが始まりましたね♪
①“生命原理”から“農”に迫る!
②利便性とリスクを秤にかけるには・・・
今日から明日にかけては、社会という軸から農について考えるシリーズを投稿予定です。
ネットサロンという勉強会のグループで、これからの循環型農業について考えるために、生命原理・社会・技術という3つの軸を設定して、追求していくことになりました☆追求成果はこうしてブログにUPしていくので、一緒に勉強していきましょう~☆
それでは本題。今日から始まる『農業の歴史を紐解きながら、循環型社会を考えるシリーズ』の内容に入っていきましょう
まずなぜ、社会という切り口に注目したのか?
社会は様々な要素によって、成り立っています。
この社会という大きな集団を統合する様式(たとえば、生産様式・家族形態・男女の婚姻のあり方・経済などなど。)の歴史を捉えていくことで、循環型社会のあり方・その中でも循環型農業のあり方について深い考察が出来るようになるのではないかと考えました
現代の一断面だけから循環型社会にするにはどーするか考えるのではなく、歴史を振り返って追求していきましょう (そして最終的には、循環型社会が最も上手く機能していたと考えられている日本の江戸時代に、焦点を当てていきたいと考えています。)
さて、いつの時代も、食の生産確保は集団維持に欠かすことの出来ない課題です。
そこで、人々が農業を始めた頃までさかのぼってみます。
栽培作物の起源の図
画像は、Purple Chamberより。
栽培作物はそれぞれの地域に適した野生の植物を、必要に応じて茎や根からふやしたり、種子を撒いたりして栽培されてきたのだと考えられます。上の図からは、西アジアでは小麦が、南米でじゃがいもが、メキシコでトウモロコシが、中国で米が栽培化されてきたことが読み取れます。
ここで、それぞれの地域に注目してみると、西アジアではメソポタミア文明が、南米ではインカ文明が、メキシコではアステカ文明と、いくつかの文明社会が出来上がっているのです。
“栽培作物の種類(ムギ・イモ・トウモロコシ・コメなど)と、その地域に形成された社会には関係があるのではないか”そう思いませんか?
そのような視点も踏まえ、農業の起源→エジプト・メソポタミア文明→マヤ・アステカ文明→中国→日本と言う順番で、世界の農業発展と同時に形成されてきた社会の歴史について、詳しく探っていきます♪
まずは、農業の起源からメソポタミア文明まで勉強してみました
すると、なんと!!
農業の起源について、新しい事実が見えてきたのです・・・!
その内容は明日、2つの投稿に分けて、お届けします
.新説:農業の起源~単一作物による大規模農業は略奪部族により始められた~
.メソポタミア文明
それでは次の投稿者の方に、バトンを渡します♪お楽しみに~☆,。+*‘
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投稿者 megu3 : 2009年09月02日 Tweet